9/29/2013

the surgery was successful


手術と言っても人間ではなく、玩具のクマですが。(今日はつまらない画像が多いです。)

{ruska sugar pot}
数日前から(ごめんなさい、嘘を付きました)数週間前からテーブルの片隅に置かれているRuskaのシュガーポット。中身は何かと申しますと

{uh-oh}
ちょっとホラーな感じもする木製のパーツ。ええ、 ここにも登場しているKay Bojesenの首長クロクマですの。あれから1度ゴムが切れて修理したのに、今回手と足両方のゴムが時間差で切れてこんな無残な姿に。パーツを失くさない為に、ここに押し込んでいた訳ですね。(乾燥した気候のせいか、ゴムの劣化が早い早い、、、。)



{what makes a bear}
以上のパーツから成り立っているクマ。うっかり失くしてしまいそうな小さなピン、以前の持ち主もそうだったみたいで、右下のピンだけオリジナルではないようで長さも太さも微妙に違う。

家にある輪ゴムではサイズが合わずに悩んでいたところ、なんと先日のランチ、日系のお弁当屋さんのウィークリースペシャル、とんかつ梅おろしソースのケースに付いていた輪ゴムがぴったりだったので、昭和のおばちゃんの如く腕にはめて大切に持ち帰り、本日ようやく手術を敢行。



{procedure 1}
{procedure 2}
まずは腕からスタート。腕に刺したピンの外側から身体、反対側の腕に通したゴムを結ぶ。ただそれだけ。



{arms, done}
{the surgery was successful}
上半身から取り掛かり、所要時間10分程の手術後、すくっと立ち上がる回復力の速さは恐るべしな首長クロクマ。



{l:kouhai, r:senpai}
退院のお迎えは先輩に、ではなく、年代によってピンを差す向きが違うの図。古い先輩は横から、後輩は上から。

Kay Bojesenの現行品を販売していたRosendahlからの正規のリペアキットが発売されているそうだし、ちょうど良い長さのゴムパッキンをDIYストアで見つけると言う方法もあるので、これでは応急処置としか呼べないかもしれないけれど、なければないで何とかなるものです。

最後はお決まりの記念撮影で。

{♡♡}
ったくさー、あのヤブ医者がさぁーと言われている気がしてならない、、、。

では皆さま、新しい1週間も楽しく過ごせますように。

9/27/2013

mexican pottery


ここ数年スリフトストアで出会う度に気になってはいたものの、自分でも本当に好きかどうかわからずに迷っては止め迷っては止め、を繰り返してきたものを遂に購入。

{donkey & pelican}
メキシコの民芸品、陶器の置き物。

サイズも動物も種類が色々ある中、こちらは高さが約6センチ、ミニサイズのロバとペリカン。大好きな青がベース、ロバの眼ヂカラと、それとは対照的なペリカンののほほんとした表情に惹かれて、とうとう連れて帰った1頭と1羽。



{🌼🌼}
それぞれの胸に花。



{butterfly on his butt}
頭部にはお揃いのグリーンのライン、ロバのお尻にはブルーの蝶が。



{who is the cat?}
ペリカンはMexicoのみ、ロバにはCAT Mexicoとサインがあり、CATはデザイナーさんの頭文字のよう。(調べても何もわかなかったけれど、同様のサインを複数発見。が、名前までは辿り着けず。)

こちらのストーンウェア、日本ではトナラ焼きと呼ばれるTonala Potteryで、Jalisco(ハリスコ州)にあるTonalaという小さな街で作られているそう。Tonalaは3000年以上に渡って陶器の中心地の1つでもあり、 あの有名なKen Edwardsの工房もこちらにあるとの事。

この2体が家に来てから更にメキシコの陶器に興味が湧き、先週Ken EdwardsのC & Sを見かけ、ちょっと悩んで買わず、昨日行ったエステイトセールでKen Edwardsと並ぶアーティストJorge Wimotの古そうな香炉を発見するも、残念な事にヒビ・カケが沢山で。

(どうでもいい情報だけれど、Ken EdwardsはKE、Jorge WimotはWとわかりやすいサインがはいっているのですよ。)

日本のそれとは趣が違っても、同じように土や人の手の温もりが感じられるメキシコの民芸品の魅力にはまってしまいそうな予感がひしひし、、、。本来ストッパーであるはずのオットがホルヘさんの香炉を見て「これ、いいねぇ」と呟いていたのが気になるので、自主規制を課し、この2体のようにどうしても!なものだけに目を向ける事に致します。

最後に、ビバ、メヒコ!な気分を盛り上げる為に、メキシコのおやつを。

{flan rico}
濃厚かつ甘いのでコーヒーがないとちょっとキツいけれど、定期的に食べたくなる懐かしい味。

では皆さま、楽しい週末を!

9/25/2013

wonderful copenhagen


今日こそは食後のおやつに、と思っていた大好きなこれ。

{giant caplico}
昨夜は9時過ぎに帰宅、夕食を済ませた後にちょこちょこ仕事をしていたら、知らないうちに日付が変わっていて、あと少しで寝るのにさすがにこれはね、、、と言う事で残念ながら延期。

先週日系スーパーでセール中だった久しぶりのジャイアントカプリコ。ええ、大好きですの。アポロ、LOOKと並ぶ、永遠に大好きなチョコレートの1つ。(明治のアーモンドやマカデミア、ストロベリーチョコレートのトリオも捨てがたいけれど、笑)。金曜日まで忙しそうなので、それが終わったらご褒美としてゆっくり愉しむ事に致します。

ご褒美と言えば、1か月程前、間違いなく今年に入って1番嬉しかった、あるポスターとの出会いが。そのポスターが

{wonderful copenhagen}
"Wonderful Copenhagen"のポスター。 1968年(1966年と記載されているサイトも)にデンマーク観光協会が制作したもので、Ib Antoni(イブ・アントーニ)の作品。

かなり前に、ネットで見かけた兵隊さんのポストカードにひと目惚れした事があって、そのデザイナーと同一人物だと知ったのは帰宅後だけれど、元々アニメーションの分野での活躍していた彼の才能がデンマークだけではなくヨーロッパの企業の目に留まり、その後多くのポスター等を手掛けるようになったのだとか。

165cmの私がやっと手に届く位置に飾ってあったこのフレームを下ろす時、あまりに嬉しくて手がちょっと震えたのを今でもよく覚えている程の興奮状態で。



{mermaid & tourist}
だってですよ、こんなに可愛いんですもの、鼻息もちょっと荒くなるってもんです。



{his sign & some stains}
長年ガレージにでも放置されていたのか発見時は埃まみれ、下の方に水染みのようなものが少しあるけれど、 人魚の尾?の先にカメラを構えた蝶ネクタイの紳士が乗っている構図や身体の一部分が波になっているデザイン等々、このポスターの魅力が損なわれる訳でもないので、全く気にならない気にしない。

リプリントされたポスターも販売されているようだけれど、こちらは厚手の紙にプリントされたオフセット刷りのオリジナル。

こんな素敵なアートを生み出したアントーニさんの作品は彼のホームページ(こちら)等でもご覧頂けるので、ご興味がおありの方は是非♪その他の作品も本当に可愛いものばかりで、ため息が出ちゃう事請け合いです。

念の為オットにもお伺いをたてたところ、彼も相当お気に入りらしく快諾してくれたので、今はいつも撮影の時に使っているダイニングテーブルの後ろの壁に。1日に何度も視界に入り、その度に思わず笑みが出るポスターに出会えて感謝感激中の今日この頃。この調子で金曜日までに終わらせなくてはならない仕事を粛々とこなさねば。

ではでは皆さまも楽しい1日を。

9/21/2013

nut cracker / september


昨夜帰宅したら、バッグに入っているはずの鍵がない。車のダッシュボード、床、後部座席等を探してもどこにもない。

こういう時は慌てず、まずは深呼吸しながら、朝、家を出た時の自分の行動を思い出してみた。玄関のドアに鍵をかけた後ゴミを出して、車に。玄関辺りに鍵が落ちていないかチェックした後、まさかねぇと思いながら、隣家と共有の大きなゴミ箱を覗いたら、、、ありました、私の鍵。

底に手が届かないのでゴミ箱を倒し、鼻をつまみながらゴミ袋を1度取り出して、何とか鍵を手に。昨日がゴミ収集の日ではなった事に感謝しながら、 悲しい気持ちで家の中へ。

旗揚げしたばかりの「劇団・初老計画」、張り切って活動中!ではなくですね、ゴミと一緒に鍵を捨てちゃうなんて方はいらっしゃらないと思いますが、皆さまもお気を付けあそばせ。

過去に、バナナを食べようとして皮ではなく身を捨ててしまった事はあっても鍵を捨てたのはこれが初めて。妻の行く末が心配になったのか、オットがひと言も責めるような発言をしなかったのが唯一の慰めではあるけれど、多少なりとも凹んでいるので、今日は笑えるものを。

{needs shampoo}
ラビットファーの黒髪がフサフサのこちら。



{nut cracker}
ナッツクラッカー(くるみ割り器?)でございます。パッと見デンマーク人かと思われる彼、ラベル等何もないので調べてみたら日本人でした。(お仲間には白髪の方もいらっしゃるようで)

大きく開いた口にくるみを入れてネジを締めると殻が割れる模様。



{zzzzz....}
正面から見た彼も相当笑えるけれど、寝姿だってこんなにキュート。



{needs mouthwash}
口の中の赤いペイントが落ちるのを除けば、分解掃除も楽チン。次回から今まで購入した事のない殻付きのくるみを彼に割ってもらおうかな。

さて、今日は9月21日。と、言えばのこの曲で終わります。


September / Earth, Wind & Fire

キラキラでスペイシーなコスチュームが1978年ならではも、"Do you remember the 21st night of September?" で始まるこの曲は、9月の夜の事を12月に思い出している内容なので、12月向けと言えなくもないけれど、そこら辺はスルーで。

モーリス・ホワイトが元気な頃に、この曲を生で聴いてみたかったなぁ。

では皆さま、楽しい週末をお過ごし下さいね!

9/19/2013

八幡駒 / 五番街のマリーへ


今日、車から降りた瞬間に何故か右足の甲に激痛が。あまりの痛さにその場にしゃがみ込んで足をすりすりしていたら、オットに「劇団・初老計画を立ち上げろ」と言われました。
妻が痛がってるってのにそれってどーなのさ、そもそもまだ初老じゃないし、、、と一瞬きぃーっとなりましたが、珍しく面白かったので座布団3枚差し上げましたわ、ええ。

クドカンに怒られそうな名称のこの劇団、主宰はワタクシ、オットは脚本。もう1人の劇団員は、飼い主に殆ど構って貰えず、いつもびっくりする程大きな目ヤニを付けている隣家の老犬・ロッキーだそうで。劇団員は常時募集中です。入団希望の諸君、集まれーっ。ってこんなバカな夫婦、いる?

なので今日は渋めのものを。

{yahata goma}
過去に数回このタイプを見かけてはいたものの、どれもたてがみと尾っぽがドリフのコント並みの爆発ヘアーばかりだったので、どうにか納得出来るコンディションのものに出会えて個人的には満足の八幡駒。

てっきり三春駒だと思い込んで画像検索したら、同じ柄のものが見つからなかったので、言葉を変えて再度検索し、この馬は三春駒ではなく八幡駒だと判明。

福島県郡山市の伝統工芸品・郷土玩具である三春駒に対し、こちらの八幡駒は青森県八戸市を中心とする南部地方産。約700~750年位前に八戸の天狗沢に流れ着いた木工師が、木工・塗り物業を営む傍ら余暇に作っていた馬の玩具が始まりで、その後農民達に伝わり農閑期の副業として造られるようになったのだそう。



{the front}
正面から見た図。カラフルなドットとライン、1番上は鼻の穴だと思われる2つの白い○。



{golden eyes}
金色に輝くつぶらな瞳。この角度から見たお顔、かなりお気に入り。



{the back}
抜かりのない後姿。お尻のドットの×が可愛らしい。

愛すべき日本の伝統工芸品を、こうしてアメリカにいながら手にする事が出来るのも、スリフティングの醍醐味の1つ。出会えた幸運に感謝しながら、東北から我が家へようこそ!ですな。

さてさて、今日の〆も前回同様、ペドロ&カプリシャスで。


五番街のマリーへ / ペドロ&カプリシャス

明日も「初老計画」、頑張ります。 

9/17/2013

danish teak doll / ジョニィへの伝言


生まれて初めて一晩に2回も金縛りに遭い、四十肩に持病の肩こりを併発、更に頭痛のおまけ付きでトリプルパンチ、ナポリタンを作るつもりで食材の買い出しに行き、肝心のケチャップを買わずに帰宅、、、なワタクシでございますが、皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?

せっかくの新しい週の始まり、体調不良だからというだけで気分もどよよんとなってしまうのは避けたいので、ここは1つ、無理にでも元気を出して参りますわよ。

{johnny 1}
数か月前にスリフトストアの棚に転がっていたチーク素材で出来た人形。フェルトのハットとベストがお似合いのおっさんは体長約32センチ。

無駄に長い白目にピエロの様な赤い鼻、フサフサの白いヒゲ、和みポイント満載だけれど、気になる点が1つ。

{johnny 2}
ヒゲの横に小さな穴が開いていて、どうやら何かを咥えていた模様。口に咥えるものなんてパイプか楊枝ぐらいしか思いつかないけれど、楊枝じゃ夢がないし。(念の為検索したら、同じおっさんを発見したものの彼も何も咥えておらず、同じ作風の船乗りさんがパイプを咥えておりました。)



{johnny 3}
足の裏にMade in Denmarkのスタンプがあるだけで、その他詳細は一切わからず。



{johnny 4}
当時の流行り?だったであろうロープの腕、後姿もなかなかのもの。

おっさんのお陰で気分も和んだ所で、「ジョニィへの伝言」ですが。
ええ、「あまちゃん」の「潮騒のメモリー」の歌詞に出て来るジョニーです。(潮騒のメモリーではジョニーだけれど、ペドロ&カプリシャスはジョニィなのですよ。)両親がペドロ&カプリシャスが好きだったらしく、実家にLPが数枚あり私も大好きだったので、今でもフルコーラスちゃんと唄えるぐらい。


ジョニィへの伝言 / ペドロ&カプリシャス

今でも大好きなこの曲、名曲だと思います。なので、うちのヒゲのおっさんの名前も今日からジョニィにしました。

{johnny 5}

デンマーク人なのにジョニーって微妙だけれど、小さな事は気にしない気にしない。

では、今日も良い1日を!

9/14/2013

vintage magazines for children


昨日、オットの頭にテーブルが落ちて来たスリフトストアに立ち寄ったら、テーブル等の家具が置いてあった高い棚が撤去されていて、びっくり。

オットにアイスパックを持って来てくれた店員さんから「店長、実はあの棚からテーブルが落ちましてね。」と報告があり、「そりゃぁ危険だ。すぐ配置換えをしないと。」という会話があったかどうかはわからないし、テーブルが頭の上に落ちて来るなんて事は想定外の珍事だけれど、回避出来る危険は回避すべきだし、きちんとした対応に感心してしまった。(アメリカは訴訟社会なので、これぐらいのリスクマネージメントは当たり前なのかもしれないけれど) 

さて、先日表紙に惹かれて購入した古い本。

{2 magazines}
右:Humpty Dumpty's Magazine for little Children
左:Children's Digest



{april & july 1954}
どちらも1954年に出版された子供向けの雑誌。

5~7歳児が対象のHumpty Dumpty'sは1952年、10~12歳児が対象のChildren's Digestは1950年に発刊。出版社はThe Publisher's of Parents' MagazineからSaturday Evening Post Societyに変わるものの、Humpty Dumpty'sは現在も、Children's Digestは2009年まで出版されていた、アメリカンキッズの愛読書だったよう。("The Adventures of Tintin"(タンタンの冒険)が掲載されていた1966~79年当時、Children's Digestの1か月の発行部数は70万部。)

イラストがあまりにも可愛らしいので、中身をちょこっとご紹介。

{junior dumpty & mrs. rooster}
{mrs. & junior dumty}
"Junior's Easter Suit"というお話のイラスト。

イースターの日、ディナーまでスーツを汚してはいけないと言われたジュニアが、シリアルの箱に乗って流されてしまったヒヨコ達を救う為に湖に飛び込んでずぶ濡れに。怒られるかと思いきや、訳を聞いたママかえあ「ヒヨコの命はスーツより何千倍も大切だもの、あなたを誇りに思うわ。」と褒められてめでたしめでたしな物語。



{twinkle in the forest}
"Twinkle The Star That Came Down From Heaven"のひとコマ。

天国でも大掃除が始まったある春の日に、昼寝をしに地球へ降りて来た星の子トゥインクルの物語。トゥインクルのお召し物がお洒落過ぎる☆



{sea cow}
川に入り込んでしまったSea Cow(ってジュゴンやマナティー等の海生哺乳動物の総称なんですね)の親子を救う話や



{fisherman}
{crying eskimo}
2色刷りの魅力が満載、小さな挿絵までいちいち可愛らしいのだ。

テレビゲームなんてなかった60年前の子供達も、今の私の様にこの雑誌を手にした時にワクワクしたのだろうか。 ページをめくる度に鼻がムズムズ事を除けば、小さな可愛らしい出会いに幸せを感じてしまう今日この頃。

皆さまも、どうぞ楽しい週末をお過ごし下さいね。

9/11/2013

懐かしの、お土産マグ / newyork state of mind


{wendy's}
今週に入って気温が徐々に下がり始め、あれだけ汗だくだった毎日が幻だったのかと思われる程穏やかになって、気分はすっかり秋。

まだ暑かった日の事、久し振りに、たぶん5、6年振りにWendy'sに寄ってみた。
通っていた中学・高校の最寄り駅の1番近くにあったファストフードチェーンがWendy'sで、登下校中の買い食いは校則違反(その違反が3回累積で停学)だと言うのに、少なくとも週1で通っていた6年間。あの頃、暑くても寒くても必ず頼んでいたFrostyを久し振りに食べて、あまりの懐かしさにカップを思わずお持ち帰り。(昔は透明のカップではなく、黄色い紙のカップだった気が。)

なので、今日は懐かしのお土産・ご当地マグでも。

{la & ny}
FederalのCafe Du Mondeと、GlasbakeのI ♥ NY。

Cafe Du Mondeはニューオーリンズにあるコーヒーとベニエで有名なお店で、10年程前に知人のお供でニューオーリンズに行った際に立ち寄った経験あり。
まだ携帯を持っていなくて、公衆電話の受話器を握ったまま、オットに帰りたいと路上で大泣きした程しんどかった楽しくなかった1週間も、今となっちゃ良い?想い出かも。

ニューヨークに行ったのはたった1度だけ、昔々、1993年の事。まだ結婚前のオットと、どうせ現地で色々買うだろうし、その後LAとハワイに行くので荷物は軽く、と言う事で、デイパック1つで降り立った大都会。
当日券を買ったら最前列のど真ん中だったAmateur Night @ Apoloの終演後、地図を持たずに来てしまった為に地下鉄の駅の方角を警備のお巡りさんに聞いたら、この時間に地下鉄なんてお前はバカか?と呆れられた後、誰に話しかけられても決して立ち止まらずに駅まで走れ!とアドバイスされた事もはっきりくっきり覚えている程、あの頃も今でも大好きなニューヨーク。くぅー、行きたい、行きたい、また行きたいっ!



{vegas, baby}
Las Vegasのマグは、Fire KingのDハンドル。

過去2度のヴェガスは、いづれもバカンスではなく仕事、しかもホテルではなく安いモーテル泊だったので、ギャンブルの経験もなし。ヴェガスに滞在したのに、あの賑やかで艶やかなストリップを通った事すらない珍しい人間なんですのよ。

勿論どのマグも、その当時、現地で手に入れたものではなくスリフトストア出身だけれど、自分が訪れた事のある土地には変わりないのでね。これらを見ては、頭の中から記憶を探し出しては懐かしんでみたり。

では最後に。


New York State Of Mind / Billy Joel

私の中で、ニューヨークと言えば、な1曲。
お土産マグの中にニューヨークのマグが含まれているのも、今日が9月11日だからではなく単なる偶然だったのだけれど。

明日も笑顔で過ごせます様に。

9/08/2013

one summer day the last


去年財政破綻したLA郊外にあるSan Bernardinoにあるスリフトストアにて、地元住民かと聞かれて違うと答えたら、堰を切った様に話し出した東海岸出身のレジのお嬢さん。インディアナとルイジアナにも在住経験があるけれど、ここの暑さは最悪!だとか。

クーラーの全く効かない店内はかなり暑くて、店員さんもお客さんも皆汗びっしょり。同様に汗だくだったはずの私の顔を見てそんな事を言いたくなったのだろうけど、私の顔が他の人よりちょっと赤かったのは、たぶんこれのせい。

{!}
ええ、これのせいなんですの。



{pitcher with butterfly
ようやく飛んで来たブルーの蝶。60年代にKaj FranckがフォルムデザインをしたArabiaのピッチャー。サイズによって蝶の色と模様が異なり、この1番小さいFL-1はブルー、大きくなる毎に黄色、グレーと変化するらしい。



{@ the bottom}
このバックスタンプが付いている底面からわかる様に貫入がちょっと多めだけれど、私がこれを発見して手に取る瞬間を偶然見ていたオットに曰く、「躍動感のある素早い動き」だったそうで。通常は、店内に流れている曲に合わせてのほほんと鼻歌を歌っている私ですが、こういう時だけ無言でテキパキ動く習性があるようです。



{butterfly & cow}
せっかくなので牛さんと一緒に。仲間のネコを呼んで頂ける様に手を合わせたい気分。

自分でもびっくりするぐらい嬉しい出会いが続いたので運を使い果たしてしまった気もするけれど、これぞスリフティングの醍醐味!な感も味わえて忙しくて暑いながらも楽しい1週間だったかも。

これにてある夏の日シリーズも終わり。長い事お付き合い頂きありがとうございました。

今日の〆は、あまちゃんを観て以来ほぼ毎日口ずさんでいる大好きな曲で。


銀河鉄道999 / ゴダイゴ

子供の頃、本当に好きでした。今聴いても、これって名曲だと思います。はい。ちなみに、高校生の時、最寄り駅でキーボードのミッキー吉野さんを見かけた事があって、かなり興奮した記憶があります。

9/07/2013

one summer day part 5


{drumstick}
日没が徐々に早くなり夜はそれなりに涼しいけれど、日中は変わらず暑い日々が続いていて、ついつい手が出るアイスクリーム。今日はドラムスティック。

もう今週も終わろうとしているのに、先週の続きを。

{5 ♡s}
LA郊外のスリフトストアで、こんな中途半端なセットを発見。例え別々に売られていたとしてもきっと全部買っていたと思うので、1ミリも悩まずに購入。本で見て以来、1度でいいからこの目で拝んでみたいと願っていたチョコレートブラウンのストライプがひょっこり目の前に現れた日にゃぁ、ええ、喜んで買わせて頂きますとも。

このシリーズ、Gustavsbergの"Spisa Ribb"と申しますの。1955~60年(~74年と書いてあるサイトもあり)に発売、Stig Lindbergによるデザインでございます。嬉しいので個別に。

{large bowl}
サラダや煮物にも合いそうな大きなボウル。



{large plate}
41×24.5センチの大皿。これを使いこなす自信は全くないけれど、購入に関しては全く後悔がなく。



{small handle on both sides}
持ちやすい様に、両サイドに控えめな取っ手が付いている心憎い演出。



{coffee cup}
コーヒーカップ。同様のデコレーションが施されているちょっと深みのあるソーサーは残念ながら見つからず。



{would u like sugar or cream?}
シュガーボウルとクリーマー。シュガーボウルはコーヒーカップと全く同じサイズ。



{| | | |} 
しつこいのは承知の上で再びクリーマー。誰に何と言われようと、このフォルムにぞっこんラヴ。



{@ the bottom}
ちなみにバックスタンプはこちら。

手描き故のちょっと歪んだ細い黒のストライプにチョコレートのライン、もう文句のつけようがないスピサ・リブ。 スウェーデン語でspisaは食べる、ribbは棒の意味があるそう。
80年代後半の数年間コーヒーウェアの復刻版が生産され、どうやら再度今年の8月下旬に発売された模様。

BersaとPrunusに続いてようやく3つ目のリンドベリ作品を可愛らしいお値段で購入出来てラッキー過ぎたかもしれないある夏の日。たらたら続けてしまったそのシリーズも次回でようやく最終回です。時間があったら今夜更新する予定。(なければ月曜日、かな。)

では皆さま、楽しい週末を!
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