9/14/2013

vintage magazines for children


昨日、オットの頭にテーブルが落ちて来たスリフトストアに立ち寄ったら、テーブル等の家具が置いてあった高い棚が撤去されていて、びっくり。

オットにアイスパックを持って来てくれた店員さんから「店長、実はあの棚からテーブルが落ちましてね。」と報告があり、「そりゃぁ危険だ。すぐ配置換えをしないと。」という会話があったかどうかはわからないし、テーブルが頭の上に落ちて来るなんて事は想定外の珍事だけれど、回避出来る危険は回避すべきだし、きちんとした対応に感心してしまった。(アメリカは訴訟社会なので、これぐらいのリスクマネージメントは当たり前なのかもしれないけれど) 

さて、先日表紙に惹かれて購入した古い本。

{2 magazines}
右:Humpty Dumpty's Magazine for little Children
左:Children's Digest



{april & july 1954}
どちらも1954年に出版された子供向けの雑誌。

5~7歳児が対象のHumpty Dumpty'sは1952年、10~12歳児が対象のChildren's Digestは1950年に発刊。出版社はThe Publisher's of Parents' MagazineからSaturday Evening Post Societyに変わるものの、Humpty Dumpty'sは現在も、Children's Digestは2009年まで出版されていた、アメリカンキッズの愛読書だったよう。("The Adventures of Tintin"(タンタンの冒険)が掲載されていた1966~79年当時、Children's Digestの1か月の発行部数は70万部。)

イラストがあまりにも可愛らしいので、中身をちょこっとご紹介。

{junior dumpty & mrs. rooster}
{mrs. & junior dumty}
"Junior's Easter Suit"というお話のイラスト。

イースターの日、ディナーまでスーツを汚してはいけないと言われたジュニアが、シリアルの箱に乗って流されてしまったヒヨコ達を救う為に湖に飛び込んでずぶ濡れに。怒られるかと思いきや、訳を聞いたママかえあ「ヒヨコの命はスーツより何千倍も大切だもの、あなたを誇りに思うわ。」と褒められてめでたしめでたしな物語。



{twinkle in the forest}
"Twinkle The Star That Came Down From Heaven"のひとコマ。

天国でも大掃除が始まったある春の日に、昼寝をしに地球へ降りて来た星の子トゥインクルの物語。トゥインクルのお召し物がお洒落過ぎる☆



{sea cow}
川に入り込んでしまったSea Cow(ってジュゴンやマナティー等の海生哺乳動物の総称なんですね)の親子を救う話や



{fisherman}
{crying eskimo}
2色刷りの魅力が満載、小さな挿絵までいちいち可愛らしいのだ。

テレビゲームなんてなかった60年前の子供達も、今の私の様にこの雑誌を手にした時にワクワクしたのだろうか。 ページをめくる度に鼻がムズムズ事を除けば、小さな可愛らしい出会いに幸せを感じてしまう今日この頃。

皆さまも、どうぞ楽しい週末をお過ごし下さいね。

6 件のコメント:

  1. めちゃめちゃ
    可愛いイラストだね。
    私も、ツボッちゃった。

    リサイクル屋さんも、意識改革が起こったのだね。
    旦那様はその後大丈夫ですか?

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  2. 同じ同じ!私もかなりツボっちゃったの。
    ページをめくる毎に、ひゃー可愛いーってすごくわくわくしちゃったよ。
    シンプルな黒い線に1色を重ねただけで、こんなに表情豊かになるなんて
    イラストレーターさんって凄いって心から思いました。

    そう、背の高いスティールラックは撤去されていて、家具類は平置きになっていたよ。
    実はあの日、今後もし何かあった時の為にも、Incident Reportを書いてくれって言われたんだけど
    (何がどうなってテーブルが落ちて来たかの詳細を詳しく書いてってね。)
    早く家に帰りたかったし、絶対訴えたりしないからって断ったの。
    ひょっとしたら事情を知っている店員さんが代わりに書いてくれたのかもしれないなぁって。
    あれが子供だったら間違いなく大怪我していただろうし、店内のアレンジが変わったのは良い事だよね。

    ありがとう、オットはすっかり元気になりました。元気過ぎてうるさいくらい(笑)。

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  3. このイラスト可愛いです!
    ディズニー的なかわいらしさでないところがまたいい味ですね。
    ハンプティ・ダンプティってグリム童話(だっけ?)でしか
    登場しないのかと思っていたら、その後もこうやって
    いろいろ活躍しているのね。

    上から椅子が落ちてくる(!?)スリフトが
    改善されて、良かったですね!
    ご主人もお元気とのこと。何よりでしたね!

    返信削除
    返信
    1. あ。間違えた。
      椅子じゃなくてテーブルでしたね。
      って、もっと危ないじゃないですかっ。

      削除
    2. わら半紙の様な紙質と紙の色に、イラストの図柄と色がとても合ってると思ったの。
      メルヘンチックじゃない作風もお気に入りです。
      紙がもろくて簡単に破けちゃうので大切にしないとですよね。

      正直、一時はどうなるかと思ったけど、オットも元気になりました。ありがとう!
      店内の背の高い棚が全て撤去されていて、家具は床に並べられていたので
      ごちゃごちゃして見にくかったけど(笑)、安心に代わるものは何もないものね。
      Goodwill、Good job!です。

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    3. そう、テーブルだったの。それも重たいサイドテーブル。
      ガラスのテーブルやもっと大きな箪笥とかじゃなくて良かったけど、
      オットが華奢な体型じゃなくて良かったって思ったのは、あれが初めてだったかも(笑)。

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