coffee maker

{eagle rock, ca}

また新しい1週間が始まったと思ったばかりなのに、もう水曜日、そして9月も残すところ後わずか。
暑かったり寒かったりの気温差のせいか、風邪が流行っているとか。

ただ秋は確実に訪れているようで、空が高く感じる。





さて先日、スリフトストアの店内で、オットに誘導された電化製品コーナー。
どうしても欲しいと言うので、家族会議の末、購入した物が

{my new "old" coffee maker}

norelcoのコーヒーメーカー。

殆ど使われていないと思われる綺麗な物だったし、私もレトロなデザインやステンレスの感じが
気に入ったので同意したんだけれど。
買う前に感じた不安材料は、使ってみてやはり的中だった。

①高さが30センチちょっとあってデカイので、場所を取る。

②水を入れるタンクの部分にメモリが入っていないので、水の量をいちいちカラフェで計らなければ
いけないので面倒。

③on/offスイッチがないので、コーヒーを入れる度にコンセントを差したり抜いたりが面倒。

④コーヒーが入ったら、上部のコーヒー豆のバスケットを取り外し、蓋に変えなければいけない
のが面倒。

⑤たぶん70年代の物なのでカラフェのガラスがかなり薄くて、簡単に割れそう。

{with yellow cap}

必要以上に大きな取っ手が付いているマスタードの蓋も可愛いんだがね、、、何かと面倒臭い
コーヒーメーカーで。
でも、予想通りのゴォーゴォーうるさい音にも慣れて来たし、大事に扱うとしますか。

ちなみにnorelcoは、あのオランダのphilipsで、当時、既にあったphilco社が発音が似ていると
占有登録をしてしまった為にそのまま社名が使えず、 north american philips electrical companyの
頭文字を取って付けられたブランドだそう。





今日はコーヒーメーカー繋がりで。

{chemex coffee makers}

ケメックスのコーヒーメーカー。
奥は、底に3つの突起状の足とpyrexのバックスタンプがある、ハンドブロウタイプのビンテージ。

専用フィルターペーパーがないので　って、いい加減買えよ！、普通のフィルター2枚重ねで挑戦したら
豆もろとも落下、な事があってから、単純にカラフェとして使用中。

いつかは、ちゃんとしたフィルターペーパーで、ゆったりコーヒーを淹れて、ゆったりした気分を
味わってみたいけれど。

{coffee & biscotti}

昨日のコーヒー休憩は、arabia の ruijaで。コーヒーカップがないので、ティーカップでね。
デザイナーはulla procope。
手書きの花のモチーフやブラウンのラインが、普段落ち着きのない私を和ませてくれる。

さて、今日もあのうるさい新顔で、コーヒーを入れるとしますか。

flea market & miso ramen

既に週末、金曜日を迎えているのに、日曜日の事を書くのもどうかと思うけれど。

人と会う約束をしていたので、ロングビーチのフリマへ少し遅めの出動。

{yellow sign}

{life savers}

{frames}

目の保養にあんな物やこんな物を見たり、友達と会ってヘアスタイルを褒めてもらったりしながら
（お世辞だとわかっていても嬉しゅうございましたよ）プラプラする事、２時間ちょっと。

いつもは大抵手ぶらで帰る事が多いフリマで、今回珍しく購入したのは

{water hyacinth}

ホテイアオイ、、、。

これってフリマで買うべき物なの？という疑問はさておき、この日もかなり暑かったので、
その涼しげな風貌に惹かれて、大き目の株を3つ10ドルで購入。

ホテイアオイについてググってみたら、暖かい所、出来れば屋外の日当たりの良い場所が
適している、ボウフラ対策にメダカ、金魚を飼うといいらしい。

観賞用にリビングに置くつもりでいたのに、室内だと、あの綺麗な花は期待できないとの事で
ベランダに出した方がいいのかもしれない。
ただ、放っておいても増える強い子達なので、私に向いているのは間違いなさそう。





フリマで友達とミツワ（日系スーパー）の北海道展の話になり、コスタメサ店の「影虎」のラーメンが
美味しいらしいと聞いて、北海道展には1度も行った事がないし、ロングビーチからならコスタメサ
までそう遠くはないし、って事でフリマを後しにし一路ocへ。

パーキングを探すのに30分、席を確保するのに30分と、来た事を後悔する程の混雑ぶり。
待ちに待って頂いた「辛味噌ラーメン」は、噂通り美味しゅうございましたよ。

ですが、朝からコーヒーのみ、腹ペコの私達が満足出来る量ではなかったので、その後
他店でオットが丼物、私もうどんを追加。ええ、わかっておりますよ、食べ過ぎって仰りたいんでしょ？
大満足で帰宅致しました。

どちらかと言えば人混みが苦手なので、今までこうした催事には参加した事はなかったけれど
アメリカにいながら本場の日本の味を堪能出来るなんて、つくづく幸せだと感じた日曜日だった。
あの混雑さえなければ、ね。

ありがとう in santa monica

本格的に秋到来、、、と書いたばかりなのに、あら？夏が戻って来たの？な感じ。
今日も気温が上がるようだし、インディアンサマーってヤツだな、きっと。





昨日（日曜日）の事は次回にまわすとして、先週の金曜日の事を。

仕事前にエステイトセール2軒に立ち寄った。
1軒目は顔見知りの業者さんが管理していて、古い物が殆どないお宅だったけれど
木製ハンガーと、コットンのティータオルを１ドルで購入。

{wooden hanger}

the model clothiers honolulu, hawaiiと書いてあるハンガー。
clothier、洋服に関係はありそうだけれど聞き慣れない言葉だったので調べてみたら
[名]((古風)) 1 （特に男性用の）洋服小売商，服屋. 2 織物・服地製造［販売］業者.
との事。

このテの古いハンガー、プラスティックの物より重くてかさ張るのがわかっていながら、つい
集めちゃうんだなー。

{vintage tea towel}

la france fromagere　こちらはmade in fraceで、フランスの地図と各地で作られる特産品チーズが
書いてあり、フランスとチーズに疎い私にぴったり。

{la france fromagere}

このイラストも使い古されて褪せた色もかなり好みで、リネンとは違った雰囲気のティータオル。
食器の後片付けも楽しくなりそう。





そして2軒目。
治安があまりよろしくない地域なのは事前にわかっていたし、期待はしていなかったとは言え
そのタウンハウスに1歩入ってちょっとびっくり。

フットボールジャージから出ている肌の、顔を除く全ての部分、シェイブされた頭にだって
びっしりタトゥーが入った兄ちゃんが、ソファにでーん。お洒落タトゥーじゃなくて、本職だもん、あれ。
くわえ煙草のおばちゃんが、玄関から2メートル位の所に置いてある段ボールを指差して
「ここから先には入らないでね。」　

その箱の中身だけが売り物らしく、ビニール製のポーチやらハンドバッグがパンパンに詰まって
いたので、丁重にお礼を言って、エステイトセール史上最短記録達成の30秒で退散。

車に乗り込んで何故かオットと大笑い。色んな意味でワースト3に入るエステイトセールだった。





その後、気を取り直して仕事をこなし、午後5時半過ぎのsanta monicaにて。
先月釘が刺さって以来、こまめにタイヤをチェックする癖が付いたオットが、空気が抜けている
気がすると言うので、くまなくチェックしてみたら、、、

またまた光る金属を発見。今度は釘ではなくスクリュータイプのネジ。

家に帰るには遠くて危険だし、ラッキーだった前回の様に、すぐ修理工場が見つかるとは
限らないので、以前車を購入した事もあるsanta monicaの車屋さんでセールスをしている
友人にとりあえず電話してみた。
運良くまだオフィスにいたので相談すると、併設している修理部門がまだ営業しているから
すぐ修理して頂けるとの事。

1ヶ月も経たないうちに2度も釘が刺さるなんて運が悪い、でも2度ともどうにか事なきを得たのは
結果的に運が良かったんじゃ？とか、毎日お線香を上げているからかも、とか、世間話を
している間にあっと言う間に修理完了。

そしてお支払い時になったら、社長が修理費用はいらないと。
急なお願いをしておいてそういう訳にもいかないので、友人に代金を聞いても、社長がいいって
言ってるんだから、の一点張り。

ありがとうって言うだけじゃ足りないし、感謝してもしきれないけれど、k社長、mちゃん
本当にありがとうございました。

前日のお寿司に続き、皆の暖かい気持ちに触れ、なんて恵まれているんだろうとしみじみ。
私も、誰かが暖かい気持ちになれるような、そんな事を自然に出来る人間になりたいと
改めて思った日々だった。

「その頭、ひょっとしてアメリカ人にやってもらったんすか？」とあるコに聞かれ、遠回しに
変だと言われている気がして内心ムッとしてしまった、器の小さい私には遠い道のりだけれど。
だって、「日本人だけど何で？」って聞いたら「いえ、別に。」って言うんだもん、、、。

ありがとう in los feliz

ここへ来て、秋が本格的に到来した模様のLA。
風も冷たく、日が落ちるのが早くなって来た。
夏が終わるのを淋しく感じる反面、Tシャツ以外の物を着る事ができる気候が嬉しかったり。
とか言って、今日もTシャツ着てますけど、、、。

この前の木曜日の事。
仕事でダウンタウンの乙仲さんに行き、帰りに昔からあるダイナーで昔ながらのステーキを
食べるはずが、何を思ったのか急にオットが「寿司、食う？」とひと言。

知り合いの方がlos felizのお寿司屋さんで働いていて、以前から顔を合わせるたびに
１度遊びに来るよう誘われていたんだけれど、必ず行きますと答えるばかりで、なかなか
伺うチャンスがなかった。
先日ばったりお会いした時も、今度行きますと答えてそのままに。

ずっと申し訳なく思ってはいたものの、家から約1時間と遠い、場所柄、お値段もかなりする
と想像できるので、経済的にキツイ、、、等々の理由から伸ばし伸ばしにしてしまって。
で、今回、オットのひと声でステーキからお寿司に変更して、電話で予約を入れてから
お店にお邪魔した。

お寿司屋さんに行く事自体かなり久しぶりなので（推定2年振り）ちょっと緊張しながらも
k氏にお任せで握って頂いた。
目の前で一貫づつ握られるお寿司は、それはそれは美味しくて、、、。

途中、もう1人の板さんがオットの通っていた高校の近くのご出身だという事が判明し
地元の話で盛り上がったり、楽しい会話と美味しい食事の黄金コンビ、せっかくの雰囲気を
ぶち壊したくなかったので、今回カメラは1度も取り出さず。楽しすぎてカメラの存在を忘れてたって意見もありますが。

気が付けば、2時間半、食べっ放し、喋りっ放し。
「まだお腹が空いてたら遠慮なくゆうてね。」と言われて初めて、お腹一杯になっている事を
自覚したぐらい、楽しかった。

家に帰る間もずっと、美味しかったねー、本マグロ生まれて初めて食べたねー、と遠足帰りの
小学生の様にはしゃいで、幸せな気持ちのまま就寝。

そして翌朝は、携帯に残されたk氏からのメッセージにじーん。
「遠い所をわざわざありがとう。ちゃんと無事に着いた？またいつでも遊びに来てな。」
昨夜のお礼も兼ねて折り返す前に、ふと湧いて来た疑問を解消すべくお店のホームページに
掲載されていたメニューのお値段をチェックしてみたら、、、
どう計算しても、お支払いした金額が安過ぎる事（通常の半額程？）が発覚！
速攻、お礼＆謝罪の電話をすると「そんなんええねん、気にせんといて。」とあっさり。
もう、本当に、心から感謝です。ありがとう。

いい歳をして恥ずかしいけれどそう簡単に伺える身分ではないので、お寿司貯金をしなくちゃ。
あー、次はいつになる事やら。





画像がゼロなのもつまらないので、最後にちょこっと最近買ったモノを。

{air plants}

rose bowlのフリマで買った、エアプランツ。1 for $3 / 5 for $10だったので、勿論5コ。
2年程元気だったエアプランツを最近ダメにしてしまったばかりなので心配だけれど
今回はちゃんと育ちますように。

{tube sox}

70'sなデッドストックのチューブソックス。
30歳ぐらい若かったら、短パンにコレでスケボーしたい気分。

{♡ pattern}

ネイティブ柄のクッション。
古い生地で作られていてずっしり重く、かなりザラザラ・ちくちくしているので実用的ではないかも
しれないけれど、この柄に弱いのです。

と、今回は木曜日のありがとうを書いたけれど、翌日にもありがとうな事が起こったので
今週はまわりの人達の優しさに触れてじーんとする事の多い、幸せな週だった。
私ももっともっと人に優しくしなきゃね。

週末あれこれ

先週はかなりバタバタしていて、気が付けば前回のアップから１週間以上経ってしまった。
やっと落ち着いて通常通りの生活に戻ったので、週末の事を少し。

いつもなら第２土曜日は、色々とやらなければならない事が多く、家にこもっているのだけれど
どうしても行きたいイベントが、それも家から徒歩圏内のpoint fermin parkで行われていたので
悩んだ末、オットと出動。

目的は、festival of philippine arts and culture内のjoe bataanのライヴ。
（彼はこんな人→http://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Bataan）

パーキングが混んでいるだろうと予測し、歩いて行く事に。
急坂を登っては下り、を繰り返す事３０分、日頃の運動不足がたたって、腿はパンパン
息はぜーぜー、到着する頃には汗だくだった。

１時からの開演のはずが、当の本人がテーブルで仲間と談笑中なのを発見。
いつもように持参したアルバムにサインをしてもらった。
（彼はいつもライブ終了後、希望する全ての観客と一緒に写真を撮ったり、サインをしたりと、
サービス精神旺盛な人なのだ。）

オットが長年探していて、最近やっと手に入れたアルバムがかなりレア盤だったので
joe本人も持っていないらしく、彼の友人でラテンフリーク、ラジオdjでもあるchicoも興奮気味に
スタッフやメンバーを集めて「このアルバムが欲しくてネットオークションで探したら
500ドルだったんだよ！」なんて、大いに盛り上がった。さすがにスリフトで見つけたとは言い出せない状況でした。

その後もjoeは出番の気配すらなく、フィリピンの伝統音楽や若手アーティストのショーを観ながら
屋台の肉まんを食べたり、ぷらぷらしたり。

そして３時（！）、ようやく開演。

{king of latin soul}

いつものようにオープニングは"latin strut"。　http://www.youtube.com/watch?v=ebqpghcbxU　
あっという間の１時間が過ぎた。

６９歳とは思えない程エネルギッシュで、パワフル。
彼のステージは何度も観ているけれど、どんな小さな会場でも手抜きをせず、最後の最後まで
観客を楽しませる、真のエンターテイナーっぷりにいつも感動する。

案の定、ライヴ終了後、彼の元にはサインや写真を求める観客の長蛇の列が出来ていて
お別れを挨拶をする事が出来なかったのが残念だったけれど、来月の日本公演の成功を
祈りつつ、とぼとぼ歩いて家に帰った。

声、歌い方、性格、もうとにかく彼が好きなので、ちょっとばかり興奮してしまい、長くなって
しまったので、日曜日は手短に。

{rose bowl}

朝は涼しくて小雨もぱらついたローズボウル。
その後は天気予報通り暑くなったものの、アリゾナの暑さを体験済みの私にとっては
３０℃なんて可愛らしくさえ思えたり。

{♡ this lady}

{♡  this & that}

長い１日を終えてくたくたになった帰りがけ、甘い物が無性に食べたくなったので
久しぶりに日系のケーキ屋さんで、ホールのショートケーキを購入。
ウキウキしながら、コーヒーとケーキでまったりな夕方を思い描いていたのに。

家に着いて車から荷物を降ろしている時に、ちょっとした事件が。
オットがケーキの箱をブロック塀に乗せた直後、ドサッといやーな音がしたので見てみると、、、
ケーキの箱が見事落下、それも逆さまにひっくり返った状態で。

慌てて箱を拾うも、時既に遅し、箱を開けると待っていたのは

{a cake, crushed}

かまぼこ状に潰れた可哀想な姿のケーキだった。
ドラマじゃないんだから、こういうオチ、いらないよ、、、。

ま、見た目が悪くても味は同じだし、せっかくのケーキが不味くなるので、風のせいにして
反省の色が全くない犯人に文句を言うのは最小限に、ちゃんと美味しく頂いたけれど。

そんなこんなの週末だった。

さて、早いもので今年もあと３ヶ月とちょっと。
気合いを入れる為に、本日、７ヶ月振りにヘアカットに行く事にしました。
きっと似合わないであろうショートに、以前も挑戦してものの見事に失敗したショートに
再度トライしてみようと思います。
どうか、ソフトボール部の中学生みたいになりませんように。

:) and ((

昨夜、「アリゾナの暑さが懐かしい」と、オットが早くもアリゾナシックになっている模様。

センチメンタル番長としては、先を越されたようでちょっと悔しい。
なので、私も負けじと懐かしんでみる事に。

{super 8}

常宿、全米チェーンのsuper 8 motel。
お安い上に、トリプルA加入者はカードを提示すれば10%ディスカウントしてくれるので
サービスやアメニティーの充実したラグジュアリーなホテルではなく、単純に寝る為の場所を
求めている人にはお勧めだ。

ただ、安いだけあって部屋が広くも綺麗でもないし、運が悪いと、部屋でアンプに繋いだギターを
かき鳴らしながら絶叫したり、何らかの悪さをして逮捕されたり、なんていう、困ったちゃんな
宿泊客に出くわす事も事実。

今回はオフシーズンだった事もあって空いていたせいか、騒音に悩まされる事もなく
本当にラッキーだったけれど。

:)

スリフトで見つけた、ターコイズリング。
鍵のかかったケースから出してもらい、指にしてみると、あらま、びっくり。
測ったようにサイズがぴったりだったので、一応オットにお伺いを立てたら、珍しくすんなりOKが。
「暑い中頑張ったで賞」として遠慮なく買って頂きました。

かなり気に入っているので、その日以来、肌身離さず人差し指に。

:) :)

こちらは、以前の出張中にスリフトで見つけた、コーラルとターコイズのバングル。
アリゾナやニューメキシコでも、スリフトでインディアンジュエリーとの遭遇率はかなり低く
運良く見つけても、アンティークモールもびっくりな、$100近い値段が付けられていたりする。

前回の出張の時も、ケースに入っている可愛いリングを見つけたので、後で店員さんに
見せてもらおうと買い物を続けていたら、10分後には売れていた、という事があって
店員さんも「毎回、入荷して最初に目にしたお客さんが買っちゃうのよー。」と言うほど
あちらでも人気があるらしい。

20年以上しているシルバーのバングルと一緒に、左腕が定位置。
ファンシーなジュエリーには興味がない私にとっては、ターコイズｘシルバーが最強コンビなので
スリフトで見つけた日には、スキップだってしちゃう嬉しい思い出の品。

((

最後は、場所を変えて我が家のバルコニーから。
昨日の夕方、初めてこの目でしっかり見た、ダブルレインボー。
画像だとわかりにくくて残念だけれど、とにかく綺麗で、消えるまでずーっと眺めていた。
最後は何だか切なくて、涙が出そうに。

ダブルレインボーを見た人は幸せになる、ラッキーな事が起こる、と言われているらしいけれど
これを見れただけで、充分幸せだもの。

自然に感謝です。

ただいま

{ice vending machine}

 

いつものように、やっぱりアリゾナ最高ーっ！と大声で叫びたいところですが。
あまりの暑さで脳が溶けちゃったのか、ここがこうだったとか、あそこがああだったとか
細部まで覚えていなくて、既に遠い昔の事のよう。
最高気温が116F°すなわち約47°Cの世界は初体験で、正直、しんどかった。
寒ければ洋服を着込めば何とか耐える事が出来ても、暑いとどんなに薄着をしても
暑いので、あとは個人の忍耐力による訳で、毎日が我慢大会のようなもの。

久しぶりに、LAにいる時はあまり付けない車のエアコンのお世話になってみるものの
車内の温度はあまり下がらず、１分も乗っていれば汗が吹き出す始末。
窓ガラス越しの日差しが身体に当たって、耳の先、膝がじりじりと焦げる様に痛い。
最低気温も90F°台半ばで、夜ご飯用に日系スーパーで購入したカップラーメンも
暑いモーテルの部屋で熱い汁物なんぞ食えるかぃって事で、コンビニのサラダで済ます。

そんな毎日だった。

{super 8 motel}

モーテルと言えば、初日の朝、うちの車のすぐ横に注射器が落ちていてびっくり。
周りを見渡すと、あら？パトカーも数台止まってるし何だか騒がしい。
更に、あらら？お巡りさん達がある一室のドアを叩いて"police! open the door!"なんて
映画みたいなワンシーン。（そのまま仕事に出かけたので、その後どうなったのかは不明。）
ま、安いモーテルだから、そんな事もあるのでしょう。




そしてアリゾナ最後の夜も、モーテルでびっくりした事が。
チェックイン後に部屋に荷物を運び入れ、電気を付けてびっくり。
洗面台の壁から剥がれ落ちたらしい、割れた鏡の破片がそこらじゅうに散らばっていた。
勿論すぐ部屋は取り替えて貰ったけれど、ま、安いモーテルだから、そんな事もあるのでしょう。




アリゾナ最終地ユマからサンディエゴへのフリーウェイには、途中３ヶ所、ボーダーパトロールの
チェックポイントがある。私達は関所と呼んでいますが。
通常、カリフォルニアナンバーの車はチラ見されるだけでスルーなのに、以前１度だけ
アメリカ市民かと聞かれてノーと答えた為に、ビザを証明出来る物を見せろと言われてから
アリゾナに行く際は、グリーンカードを携帯するようにしている。

今回はスルーかと思いきや、車を止められ同じ質問をされて、市民権を取得しているオットは
イエス、私はノーの答えに不満だったのか、私が悪人に見えたのか、尋問テントへ行けと、、、。
オットは市民権を獲得した場所、私は合法的なステイタスの有無を聞かれ、グリーンカードを
見せればOKとなるはずが、係官がカードを調べるからとオフィスへ。
砂漠のど真ん中でくそ暑い中、体中の毛穴から汗を吹き出しながら待つ事１０分以上
違う係官がカードを返してくれ、ようやく無罪放免。
ま、9.11が近く警戒態勢に入っているので、そんな事もあるのでしょう。
そう自分に言い聞かせましたがね、待機中の車内では、てめー、グリーンカード失くしたらぶっ飛ばすからなー！とか悪態をつきまくりでしたよ。




そんなこんなでも、楽しい旅でございました。
ただ、出来れば来年はこの時期だけは避けたいなと。
新陳代謝が悪いせいかあまり汗をかかない私も１年分以上の汗をかいて、老廃物だって
だいぶ排出されただろうし。

最後に、「アリゾナで邦人死亡」と新聞に載るのは嫌だと言う理由で、１度たりとも私に運転を
譲らなかったオットへ。長時間の運転、本当にお疲れ様でした。

普段、気候の温暖なカリフォルニアで甘やかされている私の老体は、あまりの暑さと
気付かないうちに蓄積されていたらしい疲労とで、暫くは使い物にならなそうなので
連休はどこへも行かず引きこもる事にしよう。ここは室内でも充分涼しいしね。

どんなにくそ暑くても私のアリゾナへの愛情が薄れる事はないけれど、数日後に訪れるはずの
アリゾナシックになるまでは、ビバ！カリフォルニア！って事で。