10/27/2011

hornsea mugs etc.

時間に余裕がある時はボーっとしてしまうくせに、やらなければいけない事、出かけなければいけない時間が目前に迫っている時に限って、何故かここに何か書きたくなる。時間の使い方、完璧に間違ってるな。





では早速、参りましょう。今日は、アメリカと北欧から離れてイギリスへ。

{hornsea fish & owl mugs}

hornsea サカナとフクロウのマグ。1974年製。

ホーンジーは1949年に設立され、88年閉鎖、2000年に解散したイギリスのメーカー。
その存在すら知らなかったかなり前に、このシリーズのウサギを見かけた事があり、欠けていたので購入しなかったものの、気になって後でネットで調べた記憶がある。

オレンジのサカナ→フクロウ→マルーンのサカナの順にトントン拍子に見つけたので、有頂天になっていたら、それ以降ぱったり、、、。北欧物より遭遇率がかなり低く、逢いたいのになかなか逢えない、片想いのようなホーンジー。

このシリーズは他に、ブタ、イルカ等、かわいコちゃん揃いだ。





{hornsea bronte}

hornsea "bronte"のマグ。1974年製。
デザイナーは、上の動物シリーズ同様、創立者のご子息、william john clappin。

ブロンテにはc & s、プレート、スパイスジャー等々、幅広い種類があって、アンティークモールで見かけた時に目ん玉が飛び出る様なお値段が付いていた事が。

エンボス加工の様な釉薬の色の美しさにホレボレだな。





{birds?}

マグの最後は、私の力不足か、詳細はわからないこちら。
一見テニスボールの様に見える、鳥がフェンスの上に並んでいる面白いデザインで、上の2種類と違い外は素焼きにプリント、中に白い釉薬がかけてある。
コロンとしたフォルムとハンドルの形が可愛い。





{plate, s & p shakers}

ラストは、"palatine"のオーバルプレートと、"tapestry"のソルト&ペッパーシェイカー。

palatineは1977年製、デザインはmartin hunt、tapestryは70年代製、sara vardyのデザイン。

プレートはどっしり頑丈な作りで和食にもマッチするので、大食い中年夫婦の食卓では大活躍だけど、シェイカーは、フタに付いているゴムのパッキンがゆるゆるで、実際に使用すると塩をばら撒いて大惨事になる事が想定されるので残念ながら観賞用。だって、セットで50セントだったんだもん、、、。





と、まぁ、我が家のホーンジーを勢揃いさせてみた訳ですが、次に出逢えるのはいつになる事やら、、、って、相変わらず断捨離とは無縁の記事で、お恥ずかしい限りですわね。

10/25/2011

andy warhol と拾った物


{andy warhol}

タイトルと画像とは全く関係ない話題でのスタートですがね、ええ、まずは昨日の事から。

オバマ大統領がLAに滞在中だとは存じ上げておりましたけど、mid cityのroscoe's(フライドチキンとワッフルのレストラン)に立ち寄られていたなんて。

そうとは知らずに、その時間帯、近くにいた私達。
大きな通りが目の前でいきなり封鎖→ポリスの指示でUターン→迂回の為に住宅街へ入るも大渋滞→次の大きな通りも通行止め→Uターン、を何回も繰り返して、1時間以上同じ様な所をぐるぐる。

レストランの訪問が"unscheduled"だったせいか、各交差点で見かけるオフィサー達も何だか慌しかったし、まだニュースにもなっていなかったので、犯人立てこもり事件でも起きたのかと思っていたけれど、今朝のニュースであの通行止めの嵐の理由が判明し、じゃ、しょうがないなと。
渋滞に巻き込まれている時点では原因がわからなかったので、「何をしでかしたのか知らないけど、犯人ったらいい迷惑だよねー。早く捕まれ!」と車内で悪態をつきまくりでしたけど。





{endangered species}

先日見つけたandy warhol "endangered species"。
ウォーホールの作品のリプロダクション集で、6種類の動物のプリントに彼の簡単なバイオグラフィーが添えられている。
これは彼の死から2年後の1989年に出版された物。





{zebra & frog}

パッケージにもなっている"grevy's zebra" と "pine barrens tree frog"。





{elephant & ram}

"african elephant" と "bighorn ram"。





{rhino & tiger}

"black rhinoceros" と "siberian tiger"。


どんより曇った朝に撮ったので、調節しても薄めぼんやりした色になってしまったけれど、実際はもっとパキッしたポップな色調で、1983年に発表されたこのシリーズ。
endangered/絶滅の危機に瀕した動物達の作品は、その原因を作っている私達人間へのウォーホールからの警告なんだろうな。

これを見つけたのはオットで、他の人が手に取って眺めているのを背後から「買うな」と念を送ったそうで。オット、グッジョブ!

ウォーホールは分厚くて重たい作品集とキャンベルスープのポスターしか持っていないので、お手軽価格で額装出来る物を見つけられたのは嬉しい。
"ready for framing"と書いてあるし、ちゃんとフレームを探さないとね。





最後に、今日のオマケ。

{egg cups}

タイトルの「拾った物」がこれ。
道ばたにfreeと書かれた小さな段ボールが置いてあり、車を止めて中を見ると、ゴミのようなガラクタに紛れて日本製のエッグカップを発見したので、救出して来た。

ゆで卵をそのまま食べる機会の少ない我が家に、エッグカップは必要なのか?と言う疑問はさて置き、卵をかついでいるバニーにⓒwalt disney productionsと入っているわりには雑な顔立ちのミッキー、怖い目の鶏、、、と、とにかくかわいコちゃん揃い。

只今、我が家では瀕死の多肉種再生運動中なので、このコ達はそちらで活躍して頂きましょう。
って、こうやって、ガラクタが増えて行くんだよな、、、。

10/22/2011

fire king snoopy mugs



{grayish blue}

ここ何日かお昼過ぎまでどんより曇っていて午後晴れ間が広がる、と言ったお天気のLAだけれど、私の心もどんよりするような事が。

冷凍しておいたパンを焼こうとオーブンのスイッチをオン。
設定温度になるまでの間、サラダを作ったり他の作業をしていると、オーブンから変な匂いがする。食べ物のカスが焦げるとか、そういった匂いでなく、キッチンでは馴染みのない異臭。

うちのボロオーブン、上下の火力のあまりに悪く、オーブンを使った料理から遠ざかっていたので、ついに壊れたかと思い、オーブンのドアを開けると、、、

どろんどろんに溶けたキッチンスケールを発見!

何でオーブンの中にキッチンスケールが???
たぶん、この前キッチンの掃除をした時に、何故か無意識のうちに一瞬、そこに置いたと思われ。

電池が爆発しなくて良かったものの、オットには「夢遊病者かよ」とつっこまれ、何よりも無意識にやっている自分の行動に、相当凹んでおります。今後はオーブンを使う時、中が空なのを確認してから使うべし。





ま、落ち込んでいてもしょうがないのでね、好きなモノの事でも考えて気分を上げてまいりましょう。
今日は、ファイヤーキングのスヌーピーのマグ。


{snoopy mugs}

fire kingのポリティカルシリーズ。(バックスタンプは全てアンカーホッキングのイカリマーク)
手前から、the people's choice、vote for the american beagle、put snoopy in the house、back the beagle。

最近、ファイヤーキング等のミルクグラスを使う機会がめっきり減ってしまったので、棚の奥から引っ張り出して整列させてみたけれど、やっぱり可愛い物はいつ見ても可愛い。





{and snoopy mugs}

こちらはフィットネスシリーズ。
このサイクリング、ジョギング、ローラースケートの他に、スケボースヌーピーの4種類でシリーズなっているらしい。


{the backs}

裏はこんな感じ。






{and more snoopies}
{the other side}

最後はその他のスヌーピー。(左のsweet dreamsと右のa good dayはfire kingのスタンプ)

最近ではスリフトで見かける事がなくなって来たけれど、長年かけて集めた(集まった?)スヌーピーのマグ達。
ここ何年か北欧モノのせいで肩身の狭い思いをさせていたので、久しぶりに今夜はこれでホットココアでも飲む事にしよっと。

ではでは、皆様、have a beautiful weekend!




10/16/2011

saturday estate sale

インディアンな夏も終わったようで、風がひたすら気持ち良い日曜日。

明日にしようかとも思ったんだけど、昨日のエステイトセールで見つけた物が個人的にか・な・りスペシャルな物だったので、オットが昼寝をしている隙にちょっこっとご紹介。






{beau・ti・ful}

ペルシャ人ファミリーのお宅で発見した、gustavsberg "bersa"のピッチャー。

ベルサはグスタフスベリの中でも特に人気のあるシリーズで、今まで本やネットでしか目にした事はなく、私の手元に来る事は永久にないと思っていた。
当然、実物を見るのも初めてだったので、キッチンの片隅で発見した時は、ペルシャ絨毯の歴史を語り始めたおばちゃんを遮って駆け寄った程。
手書きで"decorative server $4"と書かれたポストイットを見て、思わず抱きしめてしまった。

触って、見て、コンディションをチェックすると、長い間、大切に使われていたようで、割れ・欠け・ヒビ一切なしの状態。


{@ the bottom}

かわいコちゃんは、バックスタンプまでかわいい。

デザイナーはstig lindberg、60~74年に生産されたシリーズで、その人気ゆえに最近復刻版が出ているけれど、ググってみたら、これはオリジナル。

ベルサはc & s、プレート、ボウル、s & pシェイカー等々、相当種類があって、ピッチャーは、、、、、

そもそも我が家ではジュースやお水を飲む時に、いちいちピッチャーでサーブするようなお洒落な生活をしている訳ではないので、使用回数は相当低いと思うけれど、そんな事はどうでもよくて。
見ているだけで幸せなんだもん。





{demitasse c & s}

これは半年位前にスリフトで見つけて、同じく興奮した、同じくリンドベリさんの"prunus"。
ベルサのピッチャーと同様、このプルーヌスもデミタスなので、1度だけコーヒーを飲んだ時に、無理矢理使っただけ、その後は大事にしまってあるお気に入り。

ベルサの力強いタッチと違い、プルーヌスは優しくて繊細、やっぱりリンドベリさんって素敵。





{etc}

おまけは、その他の収穫品。

金・土曜日、嬉しくて1日中顔が緩みっ放しだったので、明日からの新しい1週間、気を引き締めて仕事に精を出します。こう見えて、実は遊んでばかりじゃなくて、仕事もやるときゃやる、、、はずなので。

friday estate sale

{friday morning, sp}

前日はいつもより早めに就寝したので、目覚ましのアラームをセットしなくてもちゃんと起きられる
と過信したのが大きな間違いだった事に気が付いた金曜日の朝。

開始時間に到着の予定だったエステイトセールへ、1時間遅れで出発。
途中で目覚まし用のコーヒーを買いにスタバへ寄ったら、頭上に思わず深呼吸してしまった程
綺麗な空が広がっていた。





今回のエステイトセールはプライベートセールで、管理会社にメールアドレスを登録した者のみに
セール会場となるお宅のアドレスが知らされるしくみ。
そのお宅は高級住宅街パロスバーデスはローリングヒルズエステイツのゲートコミュニティー内に
あり、ゲートにいるガードさんに名前を告げ確認後、中に入る許可を貰った。

先週手ぶらで帰って来たエステイトセールと同じ管理会社で、古い物もあると聞かされていたので
楽しみにしていたこのセールだけど、玄関先に"antique easel $200"と書かれたイーゼルがどーん。
ひょっとして古い物って、お金持ちのお宅だけに全てお高いのかしらと不安な気持ちでドアを
開けると、管理会社のボス、サンドラ嬢が「遅いからもう来ないかと思ったわよー。」とお出迎え。

とりあえずはオットと二手に分かれて室内を散策する事に。
お高い食器セットをほぉ、へぇと拝見した後、パティオで工具やらゴルフクラブ等を物色している
おっちゃん達の輪に加わった私の視界に入ったのが、ゴルフバッグが3つも立てかけてあった
黒い鉄の物体。

おっちゃん達にexcuse me連発でやっと辿り着き、重いゴルフバッグを全てどけてドキドキしながら
プライスを確認、これまたくそ重い物体を引きずり出して、係りの人にキープして貰ったのは

bfk chair (aka butterfly chair, hardoy chair)のフレームが2脚!(まだ室内に入れられる状態ではないので↓こちらで)
http://www.moma.org/collection/object.php?object_id=4393

残念ながらカバーは1つ、それも蛍光黄緑(何故何色もある中からよりによってこの色を?)、パティオに長い事放置
されていたらしく、サビもちらほら。

このバタフライチェア、knollが生産をやめてしまった50年代以降、色々な会社からリプロダクション
が出ているので、オリジナルである可能性はないと思うけれど、フレームの素材、重さからして
新しい物ではない気がする。以前ミッドセンチュリー家具のお店をやっていたサンドラも、割と古い
物じゃないかと言っていたし。

先月行ったエステイトセールで、同じフレームが既に取り置きになっていてがっかり、でもその後
値段を聞いてあまりの高さにびっくりした事があったので、カバーはなくても25ドルだなんて
プライスを2度見したぐらい。





一気に血圧が上がって眠気が吹っ飛んだ頃、可愛いトートバッグに洋服とブーツを詰め込んだ
オットと合流、最後のひと回り中に、サイドテーブルの写真立ての影に隠れていたかわいコちゃん
を発見。

{white ○ + orange □}

ミッドセンチュリーなランプ。$10だったので迷ったけれど、オットも気に入ったので購入する事に。

その他、欲しい物はプライスが付いていなかったので、会計時にサンドラに聞くと「このランプ、
可愛いよねー。絶対気に入ると思った。」と嬉しそうに言って、トートバッグの中身を確認した上で
$35だと仰る。聞き間違い、もしくは計算違いかと思い、聞き直しても答えは同じ$35。
会計時にちょっとだけ値段交渉をするつもりだった私達も拍子抜けのディカウントだったので、
何度もお礼を言って車に戻った。





{freebies}


{☺☻☺☻}

これらが持ち帰った物。
木製ハンガー、ビン、スクープにトートバッグ。実は可愛いフタのビンも好きなもので。

そして、あまりに笑顔が可愛い家族、たぶん、子供用ゲームのピース。

更にブーツ、洋服5着、、、結果的には、ええっと、バタフライチェアのフレーム2脚とランプ代のみ
支払っただけで、その他の物はタダにして頂いたと言った方が正しいかと。
太っ腹なサンドラに感謝感謝だな。





2軒目のセールは家の前に長い列が出来ていて、中に入るまでに1時間待ち、中国製の置物や
絵画、壁掛けがずらりの室内だったので、当然手ぶらだったけれど、サンドラ主催のセールは
今年後半のベストエステイトセールになったかも。

実は昨日、土曜日に1軒だけお邪魔したセールでもかわいコちゃんを見つけちゃったので、次回は
その話でも。

10/13/2011

advertising aprons

インディアンサマー真っ只中のLAから、お久しぶりでございます。

昨日の出勤前、海に割と近い我が家ですらかなり暑かったけれど、仕事で内陸に入ったら
それはそれは暑くて、車のエアコンのお世話になる程だった。

あるパーキングで、隣に停まった車のドライバーの女性から「お店で買いたい物があるんだけれど
子供が2人寝ているから、5分だけ見ていてくれない?」と頼まれたので、窓全開で見張っていた時
なんて、汗だっくだくだったし。
カリフォルニアでは、確か12歳以下の子供を家や車に残すのは違法なので彼女のお願いも理解出来るんだけど、こう見えて(?)私が大悪党で
身代金目当てで子供を誘拐したり、人身売買に関わってたりしたらどーするのさと、逆に心配になってしまいました。

今日も30度を越えるらしいけれど、この暑さもそう長く続くもんでもないし、10月半ばの夏を
せいぜい楽しみましょうかね。





さて今日は、エプロン・アドバタイジング編でも。

{campbell's soup apron}

つい先日見つけたcampbell's cream of mushroom soup エプロン。83年。
あの有名なウォーホールっぽいプリントが文句なしの可愛さ。
オイルクロスなのでお手入れも簡単、たたんでしまっちゃうのはもったいないので、今は冷蔵庫に
引っ掛けて鑑賞中。





{colman's mustard apron}

colman's mustardのエプロン。
フリマでよくこのマスタードの古い缶を見かけるけれど、エプロンは初めて見たかも。
キャンベル同様オイルクロス。イギリス製。






{burger king x padres}

san diego padres & buger kingのエプロン。
ググっても何もヒットしなかったので詳細はわからないけれど、洗濯しても落ちないシミがあったり
使用感がありありなので、パドレスの球場のバーガーキングで店員さんが着ていたのかも、、、
と自分勝手に予想。





{gold medal flour}

gold medal flourエプロン。
私も何度かお世話になった事がある、有名な小麦粉ブランド。

ちなみに、washburn crosbyとあるのは、washburnさんとcrosbyさんが、後のgeneral mills
(gold medalを販売している会社)となる会社を作ったからだそうで。





{benson & headges}

煙草ブランド、benson & hedgesのエプロン。
ずっとアメリカのブランドだと思っていたけれど、どうやらイギリスのブランドだったらしい。

本日のトリを飾るのには地味過ぎる色使いな上に、渡米直後から家にあるので、プリントも
かなり薄くなってよれよれだけれど、何故か捨てられない。





と、こんな具合ですが。
考えたら、エプロン着用頻度はそんなに高くない気が。少しでも洗濯物を減らしたいので、、、いやエコです、エコ!
トマトソース等、はねて洋服に付いたらシミになってしまうような物を作る時以外は、エプロンをして
料理をする機会がそれ程ない事に改めて気が付いてしまったので、せっかくだから今後は
エプロン、ちゃんとします。

10/08/2011

ルスカ祭り in hollywood

{hoolywood x vine}

珍しくLAらしい風景で始めたのに、いかにも頭の悪そうなタイトルですが、、、
昨日、スリフトで大量のarabiaのruskaを発見したので、その祭りの興奮が冷めやらぬうちに
とっとと参りましょう。





{say cheese!}

まずは、今見ても顔がニヤけて来ちゃう、集合写真。





{8 plates}

20cmプレート。
何ヶ所かの釉薬の塗りむら以外、コンディションがかなり良くて、ひょっとしたら未使用かも。
さすがに、我が家に8枚あっても、、、と悩んだけれど、テープでぐるぐる巻きのまとめ売りだった
のでね。





{coffee pot & sugar pot}

コーヒーポットもシュガーポットもたぶん未使用だと思われる程ぴかぴかだけれど、残念ながら
クリーマーは棚の隅々まで探したのに見つからず。





{6 tea cups & 8 saucers}

ティーカップが6コ、ソーサーが8枚のセット。
偶然(なのか?)にも、2枚のソーサーのふちに小さなカケがあるけれど、植木鉢の受け皿として
ちゃんと使えるし、ちゃんと6セットになったので問題なし。





{the back of sugar pot} 

シュガーポットに付いているバックスタンプ。
アラビアのサイトで調べてみたら、ルスカが製造されていた60~90年代のうち、これは64~71年の
輸出用と判明。





ルスカはアラビアの中でも特に好きなラインなので、これをスリフトの棚のど真ん中で見つけた時は
アドレナリンが出ちゃって、店内をスキップしながらバスケットを取りに行ったのだった。

ただ、ここのハリウッドのスリフトはいつ行っても混んでいるのに、レジにお客がどれだけ並んで
いようと、3つあるレジのうち何故か1つしか開けないので、昨日も20分以上待たされて。
前回も凄い長いラインが出来ていて、私達の前に並んだ女性がイライラしながら振り返り
「ここは私が行ったスリフトの中でワースト1」と断言していたっけ。

ちなみにこの女性、日本が大好きで、去年旅行した日本がどれ程素晴らしかったかを延々と話してくれて。ただ中華街だけは街が汚らしいのでお勧め
しないそうで。「あなたも死ぬ前に1度は日本に行くべきよ!」と力説されたので、私が日本人で、それも中華街がある横浜生まれだと言うと、それは
それはびっくりしていた。髪の毛を切って以来、日本人以外のアジア人に間違われる事が多く、しかもいきなりその国の言葉で話しかけられる事が
ほとんど。べ、別にいいんだけど、、、。

あ、ルスカの話でしたね。
ルスカは和食にも合うので日常的に使用中だけど、シュガーポットを手にしてみてコーヒーに
砂糖を入れない我が家では、砂糖ではなく、梅干やお新香、佃煮等を入れてしまう可能性大な
気がする。

デザイナーのウラさんは、使用目的が若干違っても許してくれるだろうか、、、。

10/04/2011

iittala ultima thule

{kitchen linen from estate sale}

前回、「エステイトセールで購入し、只今漂白中」と書いたリネン、かなり黄ばんでいた上に
シミも相当多かったので、半分諦めていたけれど、めでたく真っ白に。

太陽に照らされて乾いたリネンを眺めながら、これとリフコン、ハンガーで50セントだったなんて、
あー、やっぱりラッキーだったんだと、顔がほころんでしまった今朝。





昼間は暖かかったものの、日が沈んでからは風が冷たくなり、それでなくても冷える我が家で
そろそろコタツ出しちゃおうかなーなんて甘ったれた考えが一瞬頭をよぎった自分に、せめて
11月までは我慢と言い聞かせて、膝掛けに包まってみた。

そんな今回は、寒い夜にぴったりな、、、涼しげなシリーズ。出勤前に画像を撮った時点では、暖かかったのですよ、、、。

{iittala carafe & glasses}

iittalaの"ultima thule"(ウルティマ・ツーレ)、カラフェとオールドファッショングラス。
68年からあるシリーズで、デザインはtapio wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)さん。

実は、北欧のガラス製品に、アイタタな経験があって。
同じくiittalaから出ている、oiva toikkaの"flora"のボウル、本で見たあれだ!と即決して購入し
ネットで調べたら、ががーん、そっくりなニセ物だった、、、という事がある。

なので、これを見つけた時、存在自体は知っていても実物を手に取って見た事がなかったし
イッタラのあのマークが付いている訳でもないし、確信だってあまりなく。

いくらスリフト価格とは言え、カラフェとグラス3つがただのそっくりさんだったら、それはそれは
落ち込むだろうし、かと言って、買わずに帰ってネットで調べる→本物だとわかってお店に戻る→
既に売れていた、、、だったら更に落ち込むだろうし、って事で、暫く悩んでから購入した。

ええ、どうやら、本物でした。
おまけにカラフェは、もう生産されておらず、ビンテージらしい。yay!

{the bottom of glass}

この氷柱、水滴のようなつぶつぶと言い、グラスの表面の木の肌のような模様と言い、ため息が
出ちゃう程、芸術的で美しいグラス。

見かけの繊細さと違って頑丈な作りなので、私でも日常的に使えるのも魅力の1つ。
普通のパックで入れた麦茶だって、これで頂くと美味しく感じるし、これからの季節なら焼酎の
お湯割りにもぴったり。





そしてほんの数日後、類が友を呼んじゃったのか、キャンドルホルダーも仲間入り。

{candle holder}

数日前にネットで調べたサイトには載っていなかったけれど、模様や質感等、間違いないと言う
感触があったので、これは即決。

ultima thuleとは、古い言葉で、氷と雪に覆われた極北の果て、と言う意味だそうで、タピオさんが
いかにフィンランドの自然を愛していたのかがよくわかる作品を手にする事が出来て、幸せ幸せ。





次回はこんな事でスリフトの店内で悩まなくても済むように、やっぱりスマートフォンがあったら
それなりに便利かも、、、と思ってしまったアナログ人間だった。

10/02/2011

estate sale & free stuff

{9/30, hollywood}

いつもはくすんでいて、そう青くも思えないここLAの空も、最近は綺麗に見える今日この頃。

窓から入ってくる風があまりに心地良いので、眠気を誘いうつらうつら、あー幸せ、、、
だったのに、せっかくの日曜日が、裏のオヤジが庭で工事を始めたせいで、ぶち壊し。

彼、他人が出す音にはかなり敏感なのに、自分が出す音にはかなり鈍感な人でしてね。
リタイヤして1日中家にいるんだから、デカイ音が出る工事は、出来れば人が家にいない
平日にして頂けたらと思う。

(余談ですが、以前隣に住んでいた大家さんが裏のオヤジを訴え、裁判沙汰になった事が
ありまして。
大家さんの愛犬2頭を巡る裁判で、大家さんから頼まれて、私達も目撃者として裁判に
出廷して以来、オヤジから敵だと見なされているらしく、挨拶してもすっきりさっぱり無視される
間柄なんですね。)

愚痴はこれくらいにして、と。





昨日行ったエステイトセール。
寝坊した為かなり遅いスタートで、お隣の、富裕層が多くお住まいの山へ。
外見からして、私達の好きな、古い物・ガラクタ等なんぞ、全くないであろう事が予測できる程
それはそれはラグジュアリーなお宅で、ついさっきまで入場制限していたというのも頷ける
混雑振り。どの部屋も人がぎゅうぎゅう。

案の定、手ぶらで出ようとしたら、顔見知りの管理会社の人に「来週、プライベートセールを
やるから、メールするね。あなた達の好きな古い物もあると思うわよ。」と言われたので
乞うご期待って事で、次に向かった。

そして2軒目の古くて可愛らしいお宅で購入したのが

{estate sale finds}

古い木のハンガーとpyrexのリフコン。これに只今漂白中のキッチンクロス。
ここも業者さんが管理していたのに、何故かハンガーはフリー、リフコンとクロスで50セント。

リフコンはリッドがないけれど、使用感のないつるぴかコンディション、クロスの汚れも何とか
落ちそうだし、ハンガーはタダなんて、ラッキー!のひと言。
1ドル以下で買える物なんて、そうないからな。





ラッキー!と言えば、先週のスリフトストアにて。

駐車場で、車から寄付する荷物を降ろしては運んで、を繰り返す若い女性がいて、オットが
手伝ってあげた時の事。
一歩先に店内に入っていた私にオットが満面の笑みで「彼女の、あのタイプライターデスク、
貰っちゃった。」と。

彼女が寄付する予定の物の中に、可愛い古いタイプライター用のデスクがあって、オットが
こういうの探してるんだよねーと言ったら、荷物を運んでくれたお礼にと、あっさりくれたらしい。

と言う訳で、ずうずうしくも頂いちゃいました。

{free desk!}

ガレージで使われていたらしく、所々に白いペンキ&サビ付き、本来付いているはずの、左右の
バタフライを開いた時に下から支える部分は紛失、木製のキャスター部分の1つが割れていて、、、
と、完品ではないけれど、それはそれで味があってよろしいのではないかと。

キャスターも木工用ボンドでくっ付いたし、大事に使わせて頂きます。





そんなこんなで、ラッキーな先週だった。
新しい1週間も、小さくても楽しい事がありますように。
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