12/31/2013

今年最後のスリフティング 革靴とミニカー


本日の最高気温は77℉/25℃、冬はいずこへ?な南カリフォルニアの大晦日。
我が家は昨日が仕事納め、深夜にコタツを引っ張り出し、それに伴う模様替えを始めたせいで蓄積された疲れがどどーん。部屋の掃除もお節の買い出しもこれからなのに、何もかも忘れてこのまま2度寝したい自堕落な欲求と戦っている私の現実逃避に暫しお付き合い下さいまし。

仕事を終えて帰宅途中の近所のスリフトストアで、オットが久しぶりに大活躍。

{allen edmonds sanford}
Allen Edmonds "Sanford"のキャップトウ(ストレートチップ)を発見。

Allen Edmondsは1922年ウィスコンシンに創業された老舗ブランド。中でも"Park Avenue"はアメリカの歴代大統領が初登庁時に履く定番として有名で、オバマさんは現在も愛用中だそう。



{♡♡♡}
過去に何度か遭遇するもサイズが合わずに見送るばかりだったのに、こちらは待望の6。ワイズがDなので若干緩いけれど、ソールも殆ど減っていないし、数回しか履いていないと思われるコンディションの良さだったので購入決定。

細身でエレガントなドレスシューズではなく、武骨で頑固、アメリカントラディショナル的な外見もお気に入り。そして何と言っても非常に履きやすい、見た目も中身も男前な1足なのだ。



{leather sole}
カリフォルニアは雨が少ないので、レザーソールでも安心安心。オットのお蔭で(一応ね、笑)素敵なスリフティング納めとなりました。



最後はおまけ。

{greyhound no.66}
久しぶりのミニカーはイギリス製のグレイハウンド。Lesney社のMatchboxシリーズで1967年頃のものらしい。剥げたペイントやフロントガラスのヒビは誰かに沢山遊んでもらった証。

1年の締めくくりが革靴とミニカーなんて相変わらずまとまりもへったくれもないけれど、、、
今年もこちらへ遊びに来て頂き、ありがとうございました。皆さまからの言葉に勇気付けられたり、優しい気持ちになったり、わくわくしたり、新しい発見があったり、本当に楽しかったです。引き続き来年も遊んで頂けると幸いです。

ここで長々書いてしまうと新年のご挨拶が重複してしまいそうなのでこの辺にしておいて(笑)、どうぞ皆さま、心も身体も温かい新年をお迎え下さいね。

12/27/2013

久しぶりのruska


皆さま、クリスマスはいかがお過ごしになられたでしょうか?
我が家は豚肉と白菜を交互に重ねたお鍋とケーキ、の予定のはずが、なんと生クリームを買い忘れて帰宅後、パーチメントペーパーが切れていた事に気が付くという大失態をやらかし、、、。
当日、近所のスーパーは全てお休みだったので、オットが楽しみにしていたケーキは暫く延期と相成りました。

通常、こんな人間にはサンタさんなんて来ないはずだけれど、スマホというギフトは既に頂いているしゆっくり過ごせたので、無理やりではありますが結果オーライって事で。

さて、1週間ほど前、スリフトストアで嬉しい出会いが。

{oval platter}
Arabia "Ruska"のオーバルプラター。 Ruskaの存在を知って以来、いつかは遭遇したいと思っていたので、小さくスキップ。



{b & b plates}
それにブレックファスト(ブレッド&バターとも)プレートが4枚。このサイズも初めてなので再度脳内でスキップ。



{3 plates}
せっかくなので比較してみた。上から16cm、17.5cm、20cmのプレート達。1960年代から90年代まで製造されていたロングセラーのRuskaは、それぞれが異なる表情を持つ焼き色やアイテムが多いのも魅力の1つ。少しずつでも、時間がかかっても、大好きなラインがこうして手元に集まって来ると、年甲斐もなくわくわくしてしまうのです。

オーバルとブレックファストプレートにティーカップ用のソーサーのへんてこりんなセットだったけれど、バックスタンプが消えていたお蔭で2度見してしまうようなお値段だった事も、お会計時に店員さんと「素敵なホリデーを」と小さな会話を交わした事も嬉しくて、これで良いクリスマスが迎えられそうだと思っていたのに、まさかケーキなしになるなんてね(笑)。

せめて新年はバタバタせずに穏やかに迎えたいとは思うけれど、どうなる事やら。 

12/23/2013

緑のおじさん ボウルとキャンドルホルダー


昨夜は室内でも吐く息が白くなる程寒かったのに、今日は最高気温が70℉(21℃)を超えるぽかぽか陽気の南カリフォルニアから、皆さまこんにちは。

オットに文句を言われつつも、身体が温まる、乾燥すると咳が酷くなるからという自分勝手な理由から、今年はまだコタツを出していない我が家。
唯一の備え付けの暖房器具(天井裏に通った電熱線)は、市のインスペクターに「この種類の暖房は部屋全体が温まりにくいのでスウィッチがオンになっている事に気が付かない人も多く、火事の原因になるから決して使用しないように」と釘を刺されたので使えず、夜は重ね着&毛布に包まって寒さを凌いでいる有様で。
でも身体って環境にちゃんと順応出来るんですの。なので、オットには申し訳ないけれど、咳が完璧になくなるまでコタツはお預けにする予定。

さて、2か月位前に見つけたボウル。

{figgjo bowl}
Figgjo "Market"のボウルは、ひと目でそれとわかるTuri Gamstad-Oliverによるデザイン。



{market}
魚の鱗やおじさんの洋服等細部に至るまで丁寧に描かれたTuriさんらしい繊細なイラストは、切り取って額に入れたい程。



{close-up}
側面にうっすらと入った細い溝も、エッジをぐるりと囲む〇や◎のような柄もお気に入り。



{@ the bottom}
バックスタンプまで可愛らしいこのボウルは1960~70年代のものだそう。マグ、C & S、プレート、スキレット等々、挙げたらキリがない程のアイテムがあってどれも胸きゅんなのに、フィッギオは北欧ものの中でも遭遇率のかなり低いブランドなので、次はいつ出会える事やら。

もう1つの緑のおじさんは昔から家にいる2人組。

{who r u?}
どこの誰ともわからない、緑の衣装を身にまとったヒゲ親父2人。決して日本製ではないと思われるラフなペイントも、たまには肩の力が抜けて宜しいかと。

明日のイヴも仕事だけれど、もし、もし時間とやる気が残っていたら久しぶりにロールケーキでも焼いてみようかな。あ、勿論予定は未定という前提で(笑)。

12/20/2013

メイド・イン・ジャパンのスナックセット


担当の新人君にも「傷が付くから早めに取り付けるべし」と言われたスマホのカバー。以前から気になっていたコルク製のカバーをネットで探し出してオットに見せると「手汗が多いとコルクが汗を吸って劣化が早いんじゃない?」と痛い所を突かれ、言い返す言葉が見つからずに撃沈。ええ、そうなんです。私、人より少し手汗が多いんですの。
  
そんなオットは携帯ショップからの帰り際、新人君に「色々ありがとう、ブライアン!」と言いながら握手をしていたけれど、彼の名前はデイビッドですから。それまでデイビッドと呼んでいたのに、何故最後にブライアンと?

さて、この数週間皆無だったスリフトストアでのワクワクする出会いが、昨日到来。

{my first snack set}
我が家初の記念すべきスナックセット。赤×黒のモチーフに惹かれて購入決定。



{♡}
コーヒーよりスープに合いそうな大きめのカップ、丸いハンドルのシェイプもお気に入り。 



{nasco japan}
剥がす前に撮影したラベルは"Nasco Stoneham Ware Japan"。調べた結果、NascoはNYにあったNational Siver Co.を指すらしく、銀製品や陶器等の輸入販売会社だった模様。



{walnut pastry}
初めてのスナックセットでのおやつは頂き物の小さなお饅頭。(人形焼に似た韓国のお菓子で、中には餡子とクルミ。)

おやつを差し入れてくれたお姉さまもiPhoneユーザーで彼女曰く「依存症」らしく。毎朝、目が覚めたら、Line、Twitter、FB、日本のニュースをひと通りチェックしてからじゃないとベッドから出ないんだとか。夜も目を閉じる寸前まで片手にiPhone、もうこれなしじゃ生きて行けないと大笑いされておりました。

私ですか?今日はまだ電源すら入れていないですけど。やっぱり宝の持ち腐れかもしれないです、はい。

12/19/2013

現代人への第一歩


さ、寒いです。只今の気温13℃、一昨日は30℃もあったので半分以下という事になり、ここ南カリフォルニアで甘やかされた身体は、それでもかなり寒く感じる訳でして。

今日はほぼ個人的な日記なので、軽く流して頂けたらと思います。

{:-)}
長ーい沈黙を破り、遂にスマホデビューしてみました。今使っているガラケー(って言うのね)で十分だし来年早々にでも、、、と思ってちょこっと調べてみたら、あるキャリアでiPhone 5Sがオンラインでの申し込みに限り期間限定のプロモーション中で1台99ドルとあったので今が買い替え時かなぁと。

オンラインで申し込んだ翌日、待望のiPhoneを受け取る為にワクワクしながらお店へ。が、ここからが大変で。

① 店内に足を踏み入れてから出て来るまでの所要時間2時間以上。

② 以前使っていたキャリアが実はこの会社の子会社である為既存の電話番号が使えず、新しい番号に変更。 

③ 以前使っていた機種との互換性がなくデータの移行も出来ず、帰宅後手動で入力するはめに。

④ 手に入れたiPhoneでまずはオットとお互いに電話を掛けあったら、何度掛けてもボイスメールに。不思議に思って調べてみたら、なんと登録された電話番号がオットと逆である事が判明。

ふぅ。

担当の新人君に初スマホの心得を尋ねたら、「怖がらずに色んな箇所をタップしてみる事。」と言われたけれど今はまだおっかなびっくりで、生まれて初めてエレベーターに乗った人間もこんな気分だったと思われ。



{new gear}
と言う訳で、現代人としての第一歩を踏み出してみたの図。元々超が付く程のアナログ人間、1つの動作をするにも恐ろしく時間がかかるので今はまだ利便性は全く感じられないけれど、これから先がちょっと楽しみ。



{old gear}
取り出すと必ず「その携帯いつの?」みたいな顔で周りの人から2度見されていた、愛しのガンビー機。ちょっと別れが名残惜しい。

最後に、調子に乗って登録したInstagramで撮った初スマホ画像。

{jack's}
久しぶりにアメ食ディナーを頂いたダイナー、Jack's。

どう考えても豚に真珠だけれど、今の私にとってはiPhone=カメラで遊ぶ、かな。皆さまに早く追い付けるように頑張らないと。

12/17/2013

candle holders for winter


今週に入ってから気温がぐんぐん上昇中のここLA。予報では今日の最高気温78℉(25.6℃)、昨日なんて85℉(29.4℃)だったので、皆さんここぞとばかりタンクトップやTシャツをお召しでした。12月だって言うのにですよ、ええ。
寒いのは苦手だし明日から気温ががくんと下がるらしいけれど、四季のある日本で育った私としては少々違和感を感じざるを得ない訳でして。

なので今日は冬らしいキャンドルホルダーでも。

{snowball}
ご存知の方も多いかと思われるsnowballのキャンドルホルダー。



{l:kosta boda / r:kosta}
我が家にある2個、微妙な違いがあるフォルム同様、付いているラベルも違う。



{kosta}
右のキャンドルホルダーはKostaのもの。



{kosta boda}
左はKosta Bodaのラベル。と、ここで1つの疑問が。KostaとBodaが合併しKosta Bodaとなったのが1971年、Ann WarffがデザインしたSnowballをKosta Bodaから販売されたのが1973年なはず。と言う事は、既にKostaは存在していない訳で、残っていたラベルをその後も使用していたと言う事になる、、、のか?

Snowballのキャンドルホルダーは台湾製や中国製のそっくりさんも多々あるので、ラベルがないと判別が付きにくいけれど、ざっくりとした感想では重量感とガラスの透明感が違うような気が。



{iceberg}
同じくスウェーデンから氷山のような美しいキャンドルホルダー。



{label}
こちらはNybroのもの。調べたところによると、ニブロはガラス工芸で有名な街の名前でもあり、1935年に創設された工房との事。このキャンドルホルダーは1970年代のものらしい。



{candle in iceberg}
キャンドルを入れると氷山から火山へ。実際は(暗ければ)表面の凹凸を通してテーブルに映る光が綺麗なのです。

と言う訳で、暖かいLAから寒々しいガラス達をお送り致しました。仕事の途中でアイスでも食べようっと。

12/14/2013

小さなツリーとトムテとサンタ


おかげ様で、帰宅後の夜から早朝にかけての発作のような咳にイラつく事はあっても日中はかなり楽になって、こうして普段通りの生活が送れる悦びを噛みしめています。

ただ、クリスマスまであと2週間を切っているのにオーナメント等のデコレーションは未だ物置のダンボールの中。そもそも、我が家には今年も大きなツリーがないので、どこに飾るんだっていう話だけれど。

なので、この1か月位に見つけた(面倒なので物置に入れていなかった)クリスマスの小物たちでも。

{christmas tree, before}
店員さんがボランティアと思われるおばあちゃんばかりの教会系のスリフトストアで見つけた小さな赤いツリー。破れた袋はテープで修理、紙のラベルも折れ曲がっていて決して状態は良くないけれど、何故か見過ごす事が出来なかったので。



{made in japan}
ラベルには小さなJapanの文字が。開封するのがちょっとだけ勿体ない気がしたけれど、思い切ってオープン。



{christmas tree, after}
キラキラのメタリックな赤がどことなく懐かしさを感じさせる小さなツリー。薄いアルミホイルの様な素材で出来た飾りは触ったらバラバラになってしまったので、敢え無く撤去。



{mercury glass on the tip}
全ての枝の先端に付いていたと思われる小さなマーキュリーグラスも、残っているのは6個だけ。代わりになるようなマーキュリーグラスはないし、年内はこのままテーブルの上に。



{tomte}
衣装ケースに詰められた、新旧色々な時代のオーナメントの中から選んだ木製オーナメント。手にランタンを持ったサンタクロースかと思ったら、これはTomteと呼ばれているそうな。今ではスウェーデンでサンタクロースと同義語なトムテだけれど、元々は北欧の森に住む妖精で、サンタクロースのお手伝いをしてるのだとか。

ピンクのまあるいホッペに右に寄った黒目、もこもこのヒゲが愛くるしさ全開。



{made in sweden}
む、虫眼鏡プリーズな、消えかかった小さな文字のスタンプは、かろうじて読み取れるSweden。ちなみに、トムテはデンマークやノルウェイだとNisse(ニッセ)と呼ばれているそう。



{wooden santa}
フリマで、Pan Nam機を買ったブースでうつ伏せに横たわっていたサンタクロース。プラスティックやダイキャスト等の玩具がメインのテーブルの上で異彩を放っていた真っ赤な物体を、ひっくり返して思わず笑いがこみ上げたこのやる気のないペイントと顔立ち。同じ木製人形でも、このおっさんは脱力感全開。



{made in denmark}
こちらはデンマーク製。



{you made my day}
上のトムテと同じように右寄りの黒目なのに、何かを企んでいて、ほくそ笑んでいる様に見えて仕方がないのは、私の性格が歪んでいるからだろうか。

最初は絵心のない私でももう少しマシにペイントが出来るんじゃ?と思ったものの、こんな味わいはそうそう出せそうにないので、やる気が感じられない白い線で描かれた腕(袖)も含めて座布団3枚進呈。

しつこいのは重々承知で、今日の最後もOtisで。


Try A Little Tenderness / Otis Redding

Otisがアップテンポのナンバーでよく口にする"gotta gotta"。彼を敬愛していた忌野清志郎さんの「ガタガタ」 はここから来ているのですね。あの「愛あってるかい?」も、Otisがモンタレー・ポップ・フェスティバルで観客に語り掛けた"We all love each other, right?"からだそう。

Otisのバックバンド、Booker T & the MG'sのギタリストでもあるSteve Cropperは清志郎の盟友でもあり、アルバムやライブにも参加していたとの事。

それにしても60年代のスーツって細身でカッコいいですな。

12/11/2013

⚓ anchor / Otis Redding


皆さま、連日に渡り暖かい言葉をどうもありがとうございました。おかげ様でスロースペースではありますが、少ーしずつ体調が上向きになって来た気がします。

咳や喉の痛みに効くと聞いて以来、生姜と一緒にハーブティーに入れたり、唇がカサカサした時にはパックしたりと何かと冬に活躍するハチミツ。最近では咳が酷い時に喘息の人が吸入器を使用するかの如くハチミツを舐めているので、寝る時も枕元に常備。が、今朝目覚めたら、なんとハチミツのボトルをかっちり握りしめていて。たぶん、咳で目が覚めた後ハチミツを舐め、そのまま気絶したのではないかと思うけれど、もしキャップが外れていたら大惨事を招いた訳で、、、。今夜から枕元に置くのは止めようかと。

さて、本当は昨日書くべきだったのに、来年まで待てないので。12月10日は大好きなアーティストOtis Reddingの命日で、たぶん誰もが1度は耳にした事があると思われる彼の曲が"Sitting On The Dock Of The Bay"。埠頭、桟橋、港のイメージから、このモチーフが頭に浮かんだので今回は⚓マークで。 (←単純な思考回路ですな。)

{coat w/anchor}
20年以上に渡り、個人的な冬の定番・Pコート。これは5年位前に買った、Land's Endのたぶん90年代頃のもの。(コートに色ムラがあるように見えるのは、カメラのレンズの内部に入り込んだ小さな埃が映り込んでしまったせいです、泣。)

ブランドのラベルとチェーンが中心から少しズレているのは、アメリカ製に免じて笑って許す。



{buttons w/anchor}
ボタンがなくなっても大丈夫。コート自体も好きだけれど、この⚓マークのボタンも好きなので見かけるとついつい。(右側の小さなボタン達はセーラー服、シャツ、パンツ用。)



{tiny anchor}
中でもこの小さな⚓マーク入りのボタンがお気に入り。



{bandana w/anchor}
角に⚓マークの付いたバンダナ。古いバンダナを物色していて発見したもの。⚓マークと藍染のような風合いに惹かれて広げてみると、ブランド名に目が釘付けに。



{45rpm}
だって45RPMですよ!いえね、高校生の時に好きだったブランドだったので、びっくりした訳ですよ。バイトして買ったパンツを履いていたら友人にサッカーの審判かと思った、と言われた悲しい記憶が一瞬にして蘇りました、、、。



{how did u guys get here?}
しかもネイビー×レッド、クリーム×ネイビー、オレンジ×ピンクの3種類。



{dots & rope}
全体像はこんな感じ。 ネットで調べても同じものが見つからなかったので詳細は全くわからないけれど、厚手のガーゼのようなザラザラした素材なので、使い込んだらもっと雰囲気が出そうで楽しみ。

そうです、そうです、昨日が命日だったOtis Reddingですが。まずは1番有名な曲から。


Sitting On The Dock Of The Bay / Otis Redding

レコーディングされたのは彼が1967年に26歳の若さで飛行機事故によって亡くなる3日前で、翌年リリースされて全米ナンバー1ヒットになった曲。(最後の印象的な口笛は、当時まだ歌詞が決まっていない部分を口笛で録音したという説もあり。)

声、歌い方、SF湾の風景が見えるような表現力、とても26歳とは思えなくて、初めて年齢を知った時はそりゃびっくりしましたよ。




These Arms Are Mine / Otis Redding

この、ソロシンガーとしてのデビューシングルなんて、彼はまだ21歳。暑苦しくて嫌いな方もいると思うけれど、彼の湿った哀愁を帯びた声が私にはたまらないのです。

調子に乗ってだらだら書いてしまったので、今日はこの辺で。好きなものや人の事になると突っ走る傾向があるので、もう少し簡潔にバランスよく書かねばと反省中。

では皆さま、今日も良い1日を!

12/08/2013

レオン再び・体調は赤信号でも、この信号トリオは可愛いのです


皆さま、お久しぶりでございます。
月曜日の午後から体調ががっつり悪くなり、病人と化しておりましたが(食欲がなくなったら病人という個人的解釈です、笑) 、今日は調子が良いのでちょこっと戻ってまいりました。

夜、横になると気管が収縮して咳が酷くなり、映画"The Professional"のLeon程ではないにしても、背中にクッションを沢山入れて上半身を少し起こした状態で就寝。それでも何度も何度も目が覚めてしまい睡眠不足が続いているせいで、1日中意識が朦朧とした状態で。

{via}
ちなみにこれがJean Reno演じるLeonが休んでいる姿です。はい。

午前中は比較的咳も少なく熱もないのに、夕方以降決まって発熱と同時に怒涛の咳ラッシュが始まる、の繰り返しで、これは抗生物質のお世話にならなければいけない気もするので、回復の兆しが1ミリも見えないようなら病院に行かねばと思っておりまする。

何よりこのところオットには迷惑を掛けっぱなしで申し訳ないのでね。そうです、そんなオットが見つけてくれたものをサクッとご紹介。

月曜日、風邪なんて治っちゃったもんね♪と起きて早々、またスコーンを作ってみた。

{scones for breakfast}
今回はクランベリー×アーモンドとチョコレートチップ×アーモンドの2種類。これを食べて幸せな気持ちで仕事に出かけたのに、お昼過ぎから発熱、夕方には身体が思うように動かなくなり。仕事を終えた時点でかなりバテバテだったけれど、元気が出るだろうからと(笑)スリフトストアへ寄り道。

ぽわわーんとした頭の身体で店内をうろつきながら、やっぱり真っ直ぐ家に帰れば良かったと少し後悔していた私に近付く、やけにニヤニヤしていたオットが手にしていたのがこれ。

{kobenstyle pitcher}
Dansk Kobenstyleのピッチャー。お初なターコイズは高さ18センチ、 ホウロウにありがちなカケが1つもないかわいコちゃん。自慢げなオットは「いやー、出て来たばかりのカートにこれがあってさー、これ見たら元気になるんじゃないかと思ってさー。ブログに書いてねー、オレが見つけたって。」ですと。はいはい、載せましたですよ。


{@ the bottom}
綺麗に残っているバックスタンプは、コベンスタイルで最も古いタイプ、1950年代後期のもの。

(どうでもいい情報:1955年の販売開始当時はTurquoise、Yellow、Red、Lime Greenの4色しかなく、Lime Greenは程なく製造中止、以後10年近くは残りの3色だけだったそう。65年にRedに加えて新色のSun Gold(新しいYellow)とBlueがお目見え、71年にはBlackとwWhiteが仲間入りするも2年の短い命だったとか。その後、Kumquat(Orange)が73~75年、Greenが74~76年、Brownが75~83年、75年に1度廃番になったBlueは77年に再スタートとの事。ふむふむ。)

オットがターコイズを見つけてくれたお蔭で 



{trio de kobenstyle}
我が家のコベンスタイルのピッチャーがめでたく信号トリオに。



{@ the bottom}
赤と黄色のバックスタンプは、2番目に古いkobenstyleの文字がなくなったスタイル。(この後スタンプからカモもいなくなり、フランス製へと移行。)


ここ数年、スリフトストアで見かける事がなくなったコベンスタイル、しかもターコイズに出会えたのは嬉しかったけれど、あの時はその後体調が悪化するなんて露知らず、、、。
書きたい事は他にも色々あるけれど、今日はこの辺で。

皆さまも、お身体にはくれぐれも気を付けられますよう。  

12/01/2013

「私、失敗しないので」な、簡単スウィーツを作ってみた


皆さま、楽しいサンクスギビングをお過ごしになられましたでしょうか?
我が家では、熱っぽい私の鼻たれ具合が激化してキッチンに立つのがしんどかったので、ちゃちゃっと用意出来るお鍋に。お肉とお野菜をもりもり、タレにはニンニクをたっぷり入れて身体を温めたせいか、後はたまに出る咳と鼻水をやっつけるまでに回復致しました。

が、2日間ひきこもっていたので、冷蔵庫がすっからかんに。
そんな時に限ってキャラメルコーン以外の甘いものが食べたくてうずうず、、、。仕方がないので重い腰を上げて自分で作る事に。

以前、オーブンの中にしまったのをすっかり忘れてスイッチを入れた為に溶かしてしまったキッチンスケールとほぼ同じタイプのものを2週間程前にスリフトストアで見つけたし、ちょうどホットケーキミックスもあるので、必要なのはレシピだけ。誰でも簡単に出来るものをネットで検索してレッツトライ。

わざわざ紹介する程のシロモノではないのは重々承知の上で、一応記念に。

まずはその1
{sweet potato steamed bread}
昨日のおやつ、サツマイモの蒸しパン。我が家にはマフィン型やアルミカップなんぞないのでPyrexのリフコン(M)を、 更には蒸し器もないのでお鍋にざるをはめて代用。

サツマイモが見事に沈んでしまい見た目が悪いけれど、ボロは着てても心の錦♪(古すぎ?)、ええ、とっても美味しゅうございましたよ。

マグは、数年前にネットで見かけて以来気になっていたBennington Pottersのtrigger mug。ハンドルに2本の指を通して、手のひらにしっくり馴染む感触がお気に入り。
(*Bennington Pottersは、1948年、David Gil氏によってヴァーモント州ベニントンに創設されたストーンウェア会社で、トリガーマグはベニントンと言えばこれ!なシグネイチャー モデルなのです。このchocolateを含む13色があり勿論現在も購入可。)



{@ the bottom}
ハンドメイドならではのバックスタンプも味わいがあってかなり好み。マグは安易に買わないと言ったのはこの口ですが、もしまた出会う機会があったら色違いでもきっと連れて帰ると思われます、はい。

そして、今日作ったその2。
{chocolate chip scones}
人生初のスコーンはチョコチップ入り。材料はホットケーキミックス、ヨーグルト、オリーブオイル、ざくざく刻んだ板チョコだけなのに、これがかなり美味しくてびっくり。オットもお気に召したようなので、トッピングを変えて近いうちにまた作る予定。

C & Sと、昨日と同じお皿はArabiaのFennica。フォルムデザインはUlla Procope 、デコレーションはRichard Lindhinで、Ruskaと同じフォルム。薄いグレーのベースにダークブラウンの細いラインが引いてあるだけのシンプルなデザインだけれど、合わせる料理を選ばないだけに我が家では大活躍のマルチプレイヤー。



{@ the bottom}
1975~81年のバックスタンプ。

Fennicaは他にボウル等のアイテムもちょこちょこあるので、機会があったらまた。

と言う訳で、ホットケーキミックス万歳なお手軽スウィーツ。コツは、私の様な初心者でも失敗しないであろう簡単なレシピから始める事だと思われるので、とりあえずあと1袋あるホットケーキミックスを使って、色々チャレンジすべし。

早いもので今日から12月、今年最後の1か月が始まり始まり~です。終わり良ければ全て良し、となりますよう、どうか体調にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さいね。
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