7/30/2013

gucci & hermes 時には、真偽の程がわからなくてもいいのです。


今日はハイエンドなブランド物、もしくはそのそっくりさんかもしれない物を2点。

{gucci bottle opener}
Gucciの栓抜き。

ご高齢のご婦人ばかりが働いていらっしゃる(その中の1人は意地悪ばあさんだけれど)スリフトストアで発見した時は、てっきりベルトのバックルだと思った栓抜きは、ザ・王道的な重なったGマーク。



{gucci italy}
金メッキが施された裏には、GUCCI ITALYの文字。

グッチが栓抜きを販売していた事を知らなかったので調べてみたら、色違いの同じものを数点発見し、それにはauthenticと書かれていたけれど、どうなんだろうか。



{hermes canvas bag}
変わってこちらはHermesのバッグ。

素人目で見ても、何度も洗濯されているのにほつれが全くない丁寧な縫製、質のいいキャンバス地はちょっと古いもののよう。



{H}
検索したら、ショルダータイプのフィードバッグは存在するものの、全く同じものを見つける事が出来なかったので、かなり前に作られたそっくりさんの可能性の方が高いかも。なので、皆さまのご意見・ご感想をお待ちしております♪

おまけに茶色いオイルのような液体が付着した状態で発見し、付け置き洗いをしても漂白しても完全に取れなかったけれど、洗いざらしのこの雰囲気もステンシルのようなロゴも大好きなので、最近は同伴出勤の頻度も高し。

ブランド物に全く興味がない訳でもなく、数点所有してはいるものの、なんたって造詣が浅いし(笑)、真偽の程を確かめる目も持ち得ていないけれど、こうして思ってもみなかったものに出会えるのは嬉しい事。

だから、スリフティングが止められないのです。

7/25/2013

Матрёшка マトリョーシカ


{matryoshka dolls 1}
数年前にスリフトストアで見つけたマトリョーシカ。非常にクラシックな佇まいの6人姉妹。




手抜きなのか年齢制限があるのか、下3人のお嬢さんは首にスカーフを巻いていないので、ちょっとした妄想劇場を始めてみた。




ええ、先週新たなマトリョーシカ家族を見つけてしまいましたの。



{matryoshka dolls 2}
派手な洋服にまつ毛もバサバサな5人姉妹。なのに、、、




末娘の手抜き加減が絶妙で、スピードスケーターのようなお召し物に、垂れたペイントはオレンジ色の涙のよう。




手抜きな末娘達がご対面。




なんていう会話があったかどうかはわからないけれど。どちらの末娘も、手抜き加減が非常にツボでございます。



{ussr}
ちなみに、最初のマトリョーシカはMade in USSR 旧ソ連製のラベル付で、1991年以前に作られたもの。新しい家族は詳細わからず。

いい歳してやってる事がくだらな過ぎてトホホな気もするけれど、たまには童心に返るのも、ね。って遊んでいないで仕事、仕事、、、。

7/23/2013

plastic cups


心の中で小さなガッツポーズが出てしまった、個人的にストライクど真ん中のマグを発見。

{who you gonna call?}
映画"GhorstbustersGhorstbusters Ⅱ"のマグ。(たまさん、ありがとう!)

これを発見した瞬間にあのイントロが流れ出し、それ以来頭の中でずーっとRay Parker Jr. の唄うテーマソングがループ。



{1988}
1988年に発売されたものらしい。日本で公開された直後に映画館で観たきりなので、もう1度ゆっくり観たいかも。

何故かプラスティックのマグやカップが極端に少ない我が家、このゴーストバスターズを入れても3個しかないので、今日はプラスティックのカップをさくさくっと。



{jaws cup, front}
映画繋がりで"Jaws"のプラスティックカップは、お嬢さん、早く逃げて!の図。

10年以上前から我が家にあって、今の今までプロモーション用に映画館で使われていたのだろうと思い込んでいたら、どうやら7-ElevenでSlurpeeを頼むとこのカップに入れてくれたとの事。


 
{jaws cup, back}
裏も、色・フォント共にかなり胸きゅん度高し。



{1975}
こちらは映画が公開された1975年の、薄いのプラスティック製なので、色が褪せて傷も多いけれど手放す予定は一切なし。

オットも私も未だに海で泳ぐのが苦手なのはこの映画のせいと言っても過言ではないのに、我が家には当時のポスターが2種類あったり、大好きな作品でもある上に、何と言っても今は亡きRoy Scheiderが大好きでして。

{chief brody}
ちなみに、こちらがロイ・シャイダー演じるブロディー署長。(画像はお借りしました。)かっこ良すぎるぜぃ。



{76}

ちょっと前までUnocal(Union Oil Company of Californiaの略)とも呼ばれていたオイル会社・76のマグ。
  
トラックストップで販売されていたらしいトラベルマグは、ロゴ/マークが現在の赤と違って懐かしのオレンジ仕様。(どうでもいい事だけれど、76の由来はアメリカが独立した年1776年と、ロゴが決められた1932年当時のガソリンのオクタン価からだそうで。)

上記の3個は1度も使った事がなく単なる観賞用になっているけれど、やっぱり好きなキャラクターやロゴを見かけるとつい手が出てしまう。ただプラスティックの食器は今後増える見込みがないので、たぶん特集もこれが最後な気が。

では皆さま、暑さに負けず新しい1週間も楽しく過ごしましょうね。

7/18/2013

破壊王、目覚める。ごめんね、アリちゃん。

数か月前に見つけたアラビアのカップ&ソーサーを詳細がわからないまま放置していたので、検索を再び開始する為に食器棚から取り出してリビングルームへ。

テーブルの上に置こうと腰をかがめたその時、カップだけポロリと落ちてテーブルの上に。

{!}
嫌な音がしなかったので、ひょっとしたらセーフかも♪と慌ててカップを拾ったら、、、ハンドルが取れていた。

 

{handle, glued ugly}
冬眠から目覚めた破壊王が、無言で破片を拾い集め、無言で接着剤を探し、無言でくっ付けたハンドル。



{arabia alli}
ハンドルを壊されても、その繊細な可憐さは健在のArabia "Alli"。ええ、ちゃんと調べましたの。半泣きで。

フォルムデザインはKaarina Aho(カリーナ・アホ)、絵付けはRaja Uosikkinen(ライヤ・ウォシッキネン)で1961~71年の作品。このブラウンの他に綺麗なブルーもあり、プレート、ボウル等アイテムも豊富。



{mark @ the bottom}
お決まりのバックスタンプはこちら。

ごめんね、アリちゃん。すっとこどっこいな私のせいで、こんな無残な姿にしてしまって。只今、かなり後悔、そして反省中、、、。

ところで、そんな破壊王の心の叫びを代弁してくれた冒頭の謎の物体。

{!!}
"I knew someday I'd crack up!"と怯える、髪の毛フサフサのおっさん?貯金箱。そうだよねー、貯金箱だもんねー、いつかは割られちゃうんだよねー、って私が割ったのは君じゃなくてアリちゃんだけどねー(泣)。


 
{!!!}
おっさんの頭にあるコインのスロットは、かじられたようなデザイン。



{japan}
コインの取り出し口に付いているはずのゴムのキャップはないけれど、10年位前にスリフトストアで発見して以来、常にお気に入り貯金箱ランキングの上位に君臨する黄色いおっさんは日本製。

Kreiss社が1960~70年代に発売した"Psycho Ceramics" シリーズの1つで、こちらのサイトにその他の魅力的な仲間がぞろぞろ。コレクターズガイドも出版される程、コレクターさんがいるのだとか。

さてと、、、。
破壊王を再び冬眠させるべく、暫くは気を引き締めてまいります。

7/16/2013

癒しキャラ


書きたい事、載せたいものは他にもあるはずなのに、疲れが抜けないせいか頭も良く回らないので、先程キッチンで洗い物中に目が合った彼からとりあえずスタート。

{magic chef coin bank}
"Magic Chef"の貯金箱。

Magic Chefは1900年代初めにAmerican Stove Companyとしてスタートした歴史あるガスレンジ会社で、このソフビのおじさんはLynch International社(詳細わからず)製。中国製なので1970年~80年代頃のものと推測。



{3 chefs}
2人はフリマで、1人はスリフトストアで10年以上前に見つけて以来、どの家でもキッチンの窓枠が定位置のトリオ。左右の2人は経年による劣化なのか、どれだけ拭いてもベタベタして埃を吸収してしまう困ったちゃんだけれど、垂れた眉とつぶらな瞳に心もほんわかな癒しキャラ。



{♡ his back}
個人的に、哀愁が漂うこの後姿が好きなので、1人は必ず後ろ向きで窓枠に。

そうだ、今日は癒しキャラ特集に決定。



{bandini tee shirt}
"Bandini"のTシャツは、オット曰く1960年代後半のアメリカ製。

キャラクターが牛なので酪農系かと思ったら、Bandini Fertilizer Companyは1927年にここLAで創業された肥料メーカーだそうで。(98年に他社と合併)ふむふむ、だからシャベルをお持ちなのね。



{bull-shirt :-)}
ちなみに背中には"Bull-Shirt"と入っていておりましてね。ええ、bull shitに掛けてますのよ。そんなトンチが利いたところもお気に入りの1枚。



{gizmo}
最後は、私にとっては永遠の癒しキャラ、ギズモ。

ゼンマイ仕掛けの小さなギズモは、映画「グレムリン2」公開が公開された1990年に発売されたものなので、たぶん中国製。耳と手が柔らかいゴム素材で出来ていてぷにゅぷにゅ、とことこ歩く姿も可愛らしくて胸きゅん。

悲しいかな、気力は十分なのに体力が付いて来ない昨今なので、今週はスロースタート&スローペースで乗り切ります。

皆さまも楽しい1週間を!

7/13/2013

傷があっても嬉しい初めての出会い eva zeisel & kasthehelmi


たまに見かける可愛いグラスが気になって調べたら、あのEva Zeisel(Wikipedia)のものだと知って嬉しくなったのは数年前の事。

その後フリマで目にした彼女の食器は、どれもびっくり仰天プライスで手が出ず、スリフトストアでの出会いもパタッと途絶え、グラスの存在すら忘れかけていた頃に出会いが。

{eva zeisel glasses}
我が家初のエヴァおばさんデザインの"Lo-Ball"グラス。高さは約8センチ。

このコロンとした脚が特徴的なフォルムの"Prestige"と呼ばれるラインは、1950年代にFederal Glass Co.によって生産されたもので、他にトールグラス、グレーのグラス等があるとの事。



{lo-ball}
"Lo-Ball"のプリントも、他に青と白があるらしい。これでまた1つ仲間を探す愉しみ=スリフティングの愉しみが出来た。


{an imperfection}
黄色の文字の部分に指紋の様な赤いペイントが付いているのは残念だけれど、梅酒のロックにはもってこいな大きさ。

さて、アップするのをすっかり忘れていたもう1つの初めての出会い。

{kastehelmi bowl}
"Kastehelmi"の小さなボウル。

Oiva Toikka(オイヴァ・トイッカ)によるデザインのカステヘルミがNuutajarviから発売されたのは、1964年。その後Arabiaとの吸収合併を経て1988年まで生産が続いたロングセーラー。

廃盤になった後も、2010年にOiva Toikkaのデザイナーデビュー50周年を記念してIitalaから復刻版が発売され現在も入手可能なので、このボウルがいつの時代のものなのか謎。
何かでヌータヤルヴィ時代のものは現行品より粒々の高さがあると読んだ事があるけれど、比較対象がないので何とも言えず。
ガラス自体にあまり古さが感じられないので、イッタラのものなのではないかと勝手に推測。

このカステルへルミ(dewdrop=朝露の意)の存在を知ってから、どれぐらい経つのか覚えていない程の時間がかかった嬉しい出会いだったけれど、画像からもわかる通り、コンディションに難アリで、外側も内側も食洗器の仕業か、白く濁ってまるでくもりガラスのよう、、、。

なのでこのボウルが視界に入るたびに、この言葉が頭に浮かんで仕方がありません。


そんな「ルビーの指輪」を口ずさみながら、月曜日のオフまであとひと踏ん張りするとしますか。

皆さま、引き続き楽しい週末をお過ごし下さいね!

7/10/2013

本末転倒なミニトートとレザーバッグ


{an orange}
久しぶりに大好物なL. L. Beanのトートバッグを発見。



{l. l. bean mini boat and tote}
比較対象にテーブルの上にあったオレンジを置いてみたのが間違いだった気もする、小さなミニトート。

何度も洗濯されて、キャンバス地はくたくた、ダークグリーンも色褪せているけれど、そんな所が私にとっては新品よりも数倍魅力的。



{beat up but undefeated}
横から見ると、更に哀愁の漂う姿。人はそれを使い古しと呼びますの、ええ。



{a label}
家にあるトートバッグのいずれとも違う、Made In USAが入っていないラベル。と言う事は中国製なのだろうと推測し、ちょっと調べてみたら、今でもこの"Boat and Tote"のみアメリカで生産されていて、本来このラベルの下に別のMade in USAのラベルが付いているらしい。

古いものでないのは一目瞭然だけれど、L. L. Beanのウェブサイトを確認したところ、現在このミニサイズは販売されていない模様。



{hi, ronni!}
ラベルの下には、以前の持ち主であろう"Ronni"の文字。Ronniちゃんのママが書いたと思われる名前にほっこり。



{leather purse}
こちらは数か月前に見つけたレザーバッグ。たぶん、70~80年代頃のもので、縦が17センチの小ぶりなサイズ。

よく触るフラップの部分が黒ずんでいるので、レザークリーナーを買わねばと思いながらもそのまま放置。

トートバッグもレザーバッグも、お財布と鍵だけ持って出掛ける時にはぴったりなサイズなのに、私が使っているのは数年前に友人から貰った長いお財布なので、どちらにも入らず。まずは、小さなお財布に取り替えないと、、、。

こういう様を、世間では本末転倒と言うのだね、たぶん。

7/08/2013

お茶碗と七人の侍 / inspiration


日頃、北欧やアメリカの食器で和食やラーメンを頂いている我が家だけれど、何故かお米だけは所謂「お茶碗」で、が定番。渡米時に持参した夫婦茶碗が欠けてからも、スリフトストアで見つけた日本製のお茶碗を使い続けていて、去年購入したのもその1つ。

{rise bowls w/blue dots}
手描きと思われる紺のドットが可愛らしい小ぶりなお茶碗。内側に細く引かれた同色のラインもアクセントに。

直径11センチのお子様サイズ(ですよね?)なので1杯で足りるはずもなく、このお茶碗ならお代わりは必須。



{rice bowls w/blue lines}
藍色のラインがシンプルなお茶碗は、ドットのお茶碗よりひと回り大きめ、クラシックなフォルムが気に入って5、6年使っているもの。

通常は日系スーパーで「健やか玄米」というお米を購入しているのだけれど、先日セール中だった「玄滋米」に浮気したら、うーむ、、、と言った感じなので、毎日せっせと消費中。

そう言えば、ドットのお茶碗と同じ頃、スリフトストアでこんなものを発見!

{the seven samurai}
泣く子も黙る、黒沢明監督作「七人の侍」(Wikipediaより)のポスター。



{1967}
日本での公開は1954年(アメリカでは1956年)、これは1967年以降に公開された海外向けのポスターのよう。黒沢監督のファンは世界中にいるけれど、こんなポスターをアメリカのスリフトストアで発見したら、連れて帰らなければ日本人失格とばかりに購入も即決。

10代の頃、テレビで放映されていたのをチラ見しただけなので、ちゃんと観ねば。

さてと、今日の〆は時代劇繋がりで、大好きだった「鬼平犯科帳」のエンディングテーマでもあるこの曲。


Gypsy Kings / Inspiration

今宵はちょっと日本シックで、何だかしんみりです。

7/07/2013

fisher price little people and ...


前回も玩具だったのに連投はいかがなものかと思うけれど、リトルピーポーに仲間が出来たのを思い出しちゃったので。

{fire engine & fire fighter}
消防士さんが乗った消防車。

スリフトストアの詰め合わせに入っていたものを組み合わせてみたものの、フィッシャープライスに詳しくないので自信もなく、以前見つけた郵便配達のトラックに付いていたのが実は機関士さんだった事もあって、ネットで調べてみたところ、この方は正真正銘消防士さんのよう。



{delivery truck & mailbox}
袋詰めの中に入っていた付属品の中には青いポストも。

機関士から転職したおヒゲの配達員さん、今日もお仕事ご苦労さまですの図。



{dad & son}
たぶん間違った組み合わせの、公衆電話で電話中の薄毛が気になるお父さんと男の子。

お父さんの白目が気になるし、2人とも傷だらけだけれど、誰かに沢山遊んでもらった証拠だもの、見ないフリ見ないフリ。

この歳で童心に返るのは、、、いや、可愛いものはやっぱり可愛いのだ。

最後はおまけ、独立記念日の花火を。

例年通り、ベランダから各方向に見える花火の中で最も時間が短くてしょぼい規模が小さい我が街の花火だけれど、独立記念日とは全く関係のない生姜焼きを食べながら今年も愉しませて頂きました。

{happy b-day, america!}
暑いエリアにお住まいの方も涼しいエリアにお住まいの方も体調には十分気を付けられ、新しい1週間も楽しくお過ごし下さいね!
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