7/01/2012

bagdad cafe




{bagdad cafe}
*今日はフォト日記並みに画像が多いです。

水曜日は休みを取って、ずーっと行きたかった場所へ。

実は私、5月が誕生日&結婚記念日で、オットが私専用PCをプレゼントしてくれる予定だったんだけれど、愛車・オデ子の治療費やここには書かなかった交通違反の罰金等でそれどころではなくなり。
(オット、いつもは模範的な安全運転なんですがね、何故かその日は今までにした事がないのに、黄色のダブルラインを超えてカープールに入り、2台後ろが白バイだった、というマヌケさでして。しかも罰金が500ドルなんて仰天びっくりプライスで、心底彼を恨みましたです、、、。)

だったら、物じゃなくていいから、行きたい所へ、という事で、仕事がひと段落するのを待って行って参りました、"Bagdad Cafe"。

そう、あの映画「バグダッド・カフェ」の舞台となった場所。
(映画をまだご覧になっていない方はウィキペディアこちらをどうぞ。)

少し手前からフリーウェイを下りて砂漠の中の一本道を走るだけでもテンションが上がるのに、何にもない荒涼とした景色の中にぽつんとあるこの赤い建物が視界に入った時は、もう、大はしゃぎで。


{posters on the wall}

私達が選んだのは、カウンターのある明るいコーナーではなく、ちょっと気分に浸りたかったので、高い位置にしか窓がなくて薄暗い1番奥のブース。
壁には、当時のポスター、Tシャツや手描きのメッセージ等が隙間なくびっしり。


{that piano}

この、いや、あのピアノもあるので、映画の中にワープしたみたいな気にさえなってくる。


{a cup of coffee}

{and a fruit pie}

お腹は空いていなかったので、コーヒーとフルーツパイをオーダー。
目の裏がキンキンする程甘いはずだと予想していたのに、アップル・ピーチ・レーズン入り、シナモンが強めのパイは、クラスト部分がチンし過ぎたのかフニャフニャだったのを除けば、手作り感満載で○。

フレンドリーなサーバーのおじさん、私達がLAから来た事を知ると、80年代までマンハッタンビーチ(超高級住宅街のビーチシティ)に住んでいて、その家が1ミリオン以上で売れたので、そのお金で湖畔に5エイカーの土地を買って、、、等々自慢話が止まらなくて。

帰る前に渡されたゲストブックにひと言残し、更にはオットと2人、カウンターの中に入れて貰ってルート66のサインを持って記念撮影まで、のフルサービス。





オーナー・Andreeさんの日本語の「アリガトウ」に見送られ、お店を出てて裏に廻ると

{that airstream}

絵描きのRudyのエアストリーム!


{that sign}

{that motel}

だいぶ朽ち果てているけれど、あのモーテルも健在。只今売り出し中!

周囲には何もなく、正に"middle of nowhere"なBagdad Cafe。映画が好き、砂漠が好き、ルート66が好き、寂れたアメリカがお好きな方にもおススメです。

映画もハリウッド映画と違って、何かがド派手に爆発する事も、最後は正義のヒーローが勝つなんて事もないけれど、じんわり心が暖かくなる映画なので、機会があったら是非ご覧になってね。





と言う訳で、思い出深い誕生日&アニバーサリーギフトのショートトリップとなりました、めでたしめでたし、、、となるはずが、この後サンディエゴに行く用事があったため1泊、仕事をして帰宅したらもっとめでたい事が待ち受けていたのでした。続きは次回!

最後はやっぱりこの曲で。


Calling You / Javetta Steele

4 件のコメント:

  1. お誕生日
    ハッピーアニバーサリーおめでとうございます☆

    素敵なプレゼントですね。
    わぁ〜わぁ〜
    大興奮☆

    私もいつか行ってみたい場所なんですよね。
    この映画の中の色がたまらんが です。

    返信削除
    返信
    1. tamaさん、ありがとうっ!

      ウチは通常、誕生日もアニバーサリーも特別な事はしないんだけど、珍しく
      オットがプレゼントを、なんて言い出したとたんに災難続きだったので(笑)
      もう、物は結構です、、、ってなっちゃって。

      でも、いい記念になったよ。歳だからかな、今は「物<記憶」なの。

      tamaさんもこの映画、お好きなのね。
      エキサイティングな事は起こらないし、淡々としてて好みが分かれるだろうけど
      私も好きなんだ。色ね、うんうん、たまんないよね。
      中年夫婦の記念撮影なんて恥ずかしくてここに載せる訳にはいかないから止めたけどね、
      私なんて満面の笑みで、その中にジャスミンの黄色いポット(覚えてる?)も
      写ってるの!後で確認して感激しちゃった。

      tamaさんと相方さんがルート66でCAまで来られる際には、是非寄ってみてね。
      その時は、ここで待ち合わせする!?

      削除
  2. NYMOM2012/07/01 20:44:00

    おめでとうございました。

    本当すてきなプレゼントね~。 うらやましい!

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!

      最近物忘れが激しい私ですが、物は壊れても想い出はずっと身体の何処かに
      残ると思うので、素敵なプレゼントになりました。

      DCをはじめ、イーストは暴風雨で大変みたいだけど、NYMOMさんがお住まいのエリアは
      大丈夫かしら?
      くれぐれもお気をつけ下さいね。

      削除

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