1/18/2013

the first estate sale of the year


木曜日はやる事がたんまりあって、それも時間に追われていたのでちょっと悩んだけれど、気分転換に今年初のエステイトセールへ。

お昼過ぎだった事と、最近エステイトセール熱が少々下がり気味で、それ程期待していなかったんだけれど。


こんなに楽しい&嬉しい、笑顔でいられたセールは久し振りかも。

今日はヨーロッパ編。

{arabia jam pot}

Arabia Pomona jam pot, lingonberry

玄関から直行したキッチンの飾り棚にちょこんと置いてあり、視界に入った瞬間、心の中でガッツポーズをしていた、アラビアのジャムポット。
実物を初めて見たリンゴンベリーの可愛さに、胸きゅんを通り越して胸を鷲掴みに。



{l: small r:large}

リンゴンベリーのジャムポットは2種類あるサイズの小さい方で、家にあるイチゴと比べてみるとこんな感じ。



{stamp on the bottom}

バックスタンプは60年代のもの。絵付けはRaija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)、フォルムデザインはUlla Procope(ウラ・プロコッペ)。

またしてもフタなしだけれど、気にしない、気にならない。例えあったとしても、ジャムは入れないと思うし。



{arabia pot}

Arabia jam / sugar pot 

こちらは、リビングルームのガラス食器コーナーで異彩を放っていた渋いポット。光沢のある釉薬の下に、可愛らしいフルーツのモチーフに惹かれて手に取ったもの。



{stamp on the back}

裏を見てびっくり。スタンプがずれているうえに取れているけれど、アラビアの文字が。

調べると、デザイナーはGunvor Olin-Gronqvist(グンヴァル・オリン・グラングヴィスト)で、1962~67年の作品だそう。茶色の他に白や紺色があるようで、そちらも趣が違って胸きゅん。



{swedish knives}

フィンランドからお国が変わって、スウェーデン製の小さな(約14.5センチ)ナイフ。

真っすぐではなく緩いカーブが付いたハンドルは、たぶんベイクライト。自信はないけれど、明らかにプラスティックの質感と違って、家にあるアメリカ製のベイクライトとそっくりなのです。

刃の部分に入っている"Rostfritt stål"、何語なのか、勿論意味もわからなかったので調べると、スウェーデン語でステンレススティールの事だと知ったお蔭で、同時に出身国も判明。



{swedish & french glasses}

左は、鼻先からお尻までが4センチに満たない小さなガラスのダーラヘスト。Lindshammar(リンズハンマルと読み、100年以上の歴史を誇る老舗高級ガラス工房との事)のもの。

右は、オットが見つけたフランス製のフクロウ。足の裏に入っているエッチング、"COFRAC Art Verrier"を頼りに調べてみたけれど、今の所詳細はわからず。





勝手に盛り上がってかなり長くなってしまいましたが、以上、エステイトセール・ヨーロッパ編でした。次回はアメリカ編、今回の反省も踏まえて短くサクッとまとめる予定なので、乞うご期待!

6 件のコメント:

  1. ジョージアのやまもとです。
    毎日33さんの日記をチェックするのが日課となっています。

    リンゴベリーのポット、とってもかわいいですね。
    クリスタルの飾り物も、きゅんとします。

    33さんに刺激され、スリフトでもエステイトでも、置物コーナーとじっくり見たり、たくさん重なったお皿を1枚1枚確認、裏返してバックスタンプをチェックするも、ステキさんに出会いません(苦笑)。

    私は、北欧やヨーロッパのものが好きなのですが、アラビアに関していえば、一度だけ、アラビアのお皿をエステイトで発見したきりです。
    こちらでは、アメリカの古きよき時代の刺繍やキルトなんかをよく目にします。州ごとに特色があるのかもしれませんね。

    次回のアメリカ編、楽しみにしてます!

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    1. 日課だなんて、恥ずかしいやら嬉しいやらですが、、、どうもありがとうございます。
      こりゃぁ、マイペースなんて開き直ってないで、マメに更新せねば!ですね。

      リンゴンベリーのジャムポットは、はい、かなり嬉しかったです。
      アラビアとは知らずに手に取った茶色のポットと立て続けに出会ったので
      遅い時間に行ったのに何故残っていたのかが不思議なぐらいでした。

      今回のエステイトセールは個人的に嬉しい出会いがあったものの、最近スリフトストアから
      手ぶらで帰る事が多いですよ~。
      なので最初から期待しない方ががっかりしないし(笑)期待しない分、出会いがあった時は
      余計に嬉しく感じます。
      やまもとさんも近いうちに胸きゅんな出会いがあるといいですね!

      食器・小物コーナーで目が行く、自分の好きな形や色のものだけを手に取っているので
      スタンプを見て初めて何処の誰か判明する事の方が多いです。
      好きという理由だけで連れて帰る事も多いし、結局何処の誰でも構わないのかも?

      ジョージアは大好きなアーティストの出身地でもあって、いつかは行ってみたい州の1つなんです。
      ジョージアでスリフト巡りなんて、考えただけでもワクワクします。
      やまもとさんの仰る、州ごとの特色をこの目で確かめてみたいなぁ。

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  2. 北欧祭りですね~。
    持ち主が北欧の物お好きだったんでしょうか。
    こんなに一か所で、凄い!やりましたね。
    特にリンゴンベリーと渋い色のポットがツボです~。
    次回は例のシュワシュワちゃんですね。
    私も探しているんですが、まだ出会えません(T_T)
    こちらも非常に羨ましい逸品ですね。
    いやー、このセール、豊作でしたね!

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    1. ありがとう、嬉しい豊作北欧祭りでした!
      私も1か所でアラビアを複数見つけたのは初めてでしたよ。
      このセール、業者さんが管理していて、部屋ごとに全く雰囲気の違ったので
      ひょっとしたら、持ち寄りだったのかも。
      レジの後ろに、ガラスやその他の食器のコレクターズガイドが置いてあって
      ガラス類は高めの値段設定のように感じたけど、それ以外はかなり良心的で
      スリフトより安いものもあって、ラッキーでした。

      今、例のシュワシュワをアップしました。
      たまさんのを拝見した後、フリマで似たようなガラスのタンクのものを見かけたんだけど
      決して手が出せないびっくりプライスだったので、たぶん、私の元へは来ないんだろうと
      半ば諦めていたんですよ。スリフトじゃ出会えそうにないし。
      だから、すんごく嬉しかったの。これ、もう、可愛いったらないです。
      次は水玉さんの番だからね。必ず出会えるよう、そちらに向かって念を送っておきます!

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  3. 凄いねぇ、ここのブログも読んでいたと思うのだけれど
    全然気づきませんでした。
    水色の加湿器に心奪われていて
    分からなかったのかな??(笑

    青と茶色だと、こんなにも印象が違うんだね。
    Gunvor Olin-Gronqvistさん凄いわぁ。

    面白いというか不思議だわぁ。(笑

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    返信
    1. そうなの、凄いんだよね。びっくりしたの。
      思わずPCに向かって、おおーって言っちゃったもん。

      うちのジャーは地味な茶色だから、水色加湿器の印象が強くて
      かき消されちゃったんだよ、きっと(笑)。

      色が違うだけで、こんなにも雰囲気が違う事にもびっくり。
      確か、白もあるはずだから、それも実物を見てみたいなぁって思った。
      たまさんのノアの箱舟もちょー可愛いし、このジャーも素敵だし
      グンヴァルさんて凄いデザイナーさんだね。

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