6/07/2012

my first lisa larson (or maybe not), orrefors and year mug



{petals, fallen}

大家さんがお願いしているガーデナーさんが2週間に1度お手入れをしてくれる以外に、何にもしていない庭のバラ。
カットしてテーブルに置いておいたら、朝、こうなっていた。散った姿も綺麗なので、もう少しこのまま放っておこうっと。




昨日寄ったスリフトストアでとぼけた表情に惹かれて連れて帰ったガラスのカバ。

{glass hippo}

この愛嬌のあるカバさんに興味を持ったオットが自らネットで調査した結果、これ、何とあのLisa Larsonのデザインだった。

リサ・ラーソンと言えば動物シリーズや"Ungar"等の陶器が有名だけれど、Gustavsbergを辞めた後、ガラス製品も手がけていたんだとか。

このカバさんは70年代にスウェーデンのガラス工房Royal Krona社(後にKosta Bodaに買収される)で製造された物。他に、ウサギ、サル、ゾウ等々可愛い動物がたくさん。

数年前、あるスリフトストアの鍵がかかっているガラスケースに入った陶器のヨハンナちゃんを見かけ、200ドルなんていうびっくりプライスが付いていたので泣く泣く諦めた経験があるので、知らずに連れて来たとは言え、このカバさんが記念すべき我が家の初リサ・ラーソン作品。

*追記*
以前Lisa Larsonデザインと書きましたが、ある調べ物をしている最中に同じカバを見つけ、サイトによっては、Bertil Vallien又はEric Hoglundによるデザインと記載されていました。

なので、今日は割と最近出会ったお初シリーズに決定。





{orrefors candle holder}

Orrefors "Nimbus" votive / candle holder

初めてのOrreforsのキャンドルホルダー。Tamaさんretrojunkieさんの所で拝見するたびに、素敵素敵!って思っていたキャンドルホルダーの仲間をようやく発見。

artichokeと呼ぶ人も多い"Nimbus"、光雲、雨雲、後光という意味らしい。そんな単語知らなかったです。
上のカバさんと同じ出身国で、デザインはBerit Johansson。表面がザラザラしているこのタイプでもキャンドルを灯すとガラスの反射が綺麗なので、クリアなガラスはもっと美しいはず。求む、仲間達。





{19}

Royal Copenhagen year mug 1978

本で見かけて以来、いつかは、、、と密かに夢見ていたロイヤル・コペンハーゲンのイヤーマグにとうとう遭遇。1967年からスタートし、その年毎にデザイナーが変わるマグ、この1978年はBo Christiansenデザイン。86年までは絵付けも手書きだったそう。


{78}

くるっと廻すとこんな感じ。86年までのシリーズ中で1番数字が大きい。
暗い部分の色の説明がうまく出来なくてもどかしいけれど、たぶん黒、でも光の当たり方、釉薬の塗りムラによっては黒にも濃紺にも見える。0.1以下の視力のせいかもしれないので自信がないっす。

デンマーク王室御用達ロイヤル・コペンハーゲンは、個人的にエレガント過ぎると感じるデザインも多く、大ファンではないけれど、このシリーズだけ例外。
気を許すとマグは無駄に増えるので、我慢モードの昨今でも、ええ、何個あってもいいです。このコなら。





と、昨日ここまで書いてアップしたつもりが、どうやら保存ボタンをクリックしていたようで。
気が付けばもう6月だっていうのに、ボケている自分が心配な今日この頃。でも最近ツイてるね、ノッてるね♪な出会いがちょこちょこあったので、もうちょっとマメにアップ出来るよう頑張るべし。

4 件のコメント:

  1. こりゃいい! ぷぷぷ・・・トッポイかばさ~ん。

    私は動物の置物だとか、リサなんとにはあんまり興味が無いんだけど、このカバには惹かれる。 
    だって、このそばを通って横目で見る度に、思わずニヤリ・・・間違いなしだもん!

    マグもステキ! 
    まさに70’sサイケ調デザインなのに、色合いはシックでロイヤルコペンハーゲンのいい意味でのプライドを感じさせよね。

    北欧は器だけでなく、テキスタイルにもこの手の色合いが多いよね。
    大地、木、海、空を意図するのかな?
    米国なら思いっきり原色大会になっちゃうんなんだけどね。
    それも私は好きだけど、毎日の生活の中では青&茶は使いやすくてホッとする・・・日本人だからかな?

    今日もチャーミングな物を見せて下さり、ありがとう!

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    返信
    1. カバさんは、このすっとぼけた表情とヒゲのぷつぷつがツボで連れて来たので
      正直リサ・ラーソンじゃなくても全く構わないんです。
      1度も実物を見た事がない彼女の陶器の動物に興味があったんですが
      デザイナーうんぬんより、やっぱり直感で選ぶ方が楽しいですもんね。

      マグ、60~70年代にかけてデザインが移行するのも見ていて楽しいんですよ。
      色数が多くない分、デザインがくっきりすっきりしている所が好きです。

      >大地、木、海、空を意図するのかな?
      同感!ずっとそう感じていました。生活の中に常に自然が感じられる土地なのか
      その自然への敬愛の念なのか。
      木製の物にしても木目の使い方が非常に美しかったり、たぶん、自然は彼らの
      生活の一部なんでしょうね。

      原色大会、勿論私も好きです。でも食器に関しては普段自分が作る地味な色の
      昭和40年代っぽいメニューだと浮いちゃうんですよ。
      なので結局シンプルな色と形の物に落ち着きがちです。

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  2. 33さんのチョイスって、どれもシンプルなんだけれど、
    個性的な物が多いのですね。
    Royal Copenhagen year mugなんか、ピカソというか
    岡本太郎が浮んできます。(笑
    Orreforsのキャンドルホルダーは、灯を灯すと可愛さ倍増なんですよね♡

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    返信
    1. 個性的に見える?だとしたら、自分が個性的じゃないからかも(笑)。
      冒険野郎になれないタイプだし。
      イヤーマグはたぶん観賞用になる気がします。珈琲を飲むにはちっちゃいのね。
      これは久しぶりに全部集めたいって思ったの。並べてニヤニヤしたいんだもん。

      お陰様でOrreforsのキャンドルがやっと来たよ!
      教えて頂いた通りステッカーが貼ってあったのですぐわかりました。
      デザイナーさんのイニシャルも彫ってあるんだね。
      私もtamaさんみたいにOrrefors3人娘を並べてみたいです。

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