6/08/2012

Figgjo & Nymolle



前回、マグは無駄に増えるので我慢モードと書いたけれど、実はちょっと前に、マグを目当てに同じスリフトストアに2日連続で通ったので、よくもそんな事がぬけぬけと言えたもんだと書いた後に自分でも呆れちゃって。でもあれは目標と言うか、志みたいなもんで。自分への戒めですね。

悩んだ末に買うのを止めて、帰宅後にネットで調べてオットに画像を見せたら、明日朝イチで買いに行く!と言うので、翌日家から1時間かけて行ったスリフトストアで購入したマグがこちら。


{figgjo mugs}

Figgjo "Saga" mugs

1960~70年代のフィッギオのマグ。フィッギオは1941年創業のノルウェーの陶磁器メーカー(80年代以降は業務用の食器を製造している)で、Sagaとはノルウェーに古くから伝わる「英雄物語」の事だそう。

ティアラを載せたプリンス?らしからぬ、ゆるくてトボけたイラストのデザインはあのロッテちゃんと同じTuri Gramstad Oliver(チュリ・グラムスタッド・オリヴァー)。彼女のデザインはこっちまでほのぼのとした気持ちになる。

そう言えば、我が家にもう1つあるフィッギオも所謂"Turi-design"。





{figgjo sauce pan}

Figgjo "Tor Viking" sauce pan

北欧らしいモチーフとカラーのソースパン。直火・オーブンもOKらしいけれど、怖くて未経験。





そして我慢モードなんて忘れた振りをして、、、確か上のマグを見つけた翌日に出会ったのがこちら。


{nymolle mug}

Nymolle mug, elephant

ニモールの象さんマグ。片足でドラム、もう片足で玉乗りをするサーカス?の象が青味がかったグレーの上にネイビーのラインで描かれていて、色・イラスト共にかなり好み。

ネットで検索したものの画像が1つしか見つからず、デザイナーや年代等、詳細は不明だけれど、このマグのデザイナー、Bjorn Winblad作ではなさそう。
うちのドラムを叩く大きな人も、これがお気に召したようで自分専用にしたいらしい。





{nymolle plate}

Nymolle "HØYRUP" small plate

同じくニモールの、60年代に製作された、Paul Hoyrup Jorgensenデザインの小皿。
デンマーク(だと勝手に決め付けた)の港町の風景が薄いグリーンの上に濃いグリーンで描かれている。

つい最近知ったんだけれど、これ、デミタスカップとのセットだった可能性が大。
絵柄が隠れてしまうと魅力が半減なお醤油や薬味用を経て、今はレンジの上でおたま置きとして活躍中。

ちなみにニモールは1936年にデンマークで創業され、90年代に閉鎖された老舗陶磁器メーカー。





男っぽいシンプルなデザインが好みだったオット、最近許容範囲が広がったのか、ゆるキャラもOKになったようで、スリフトストアの店内でお小言を言われずに済むのが嬉しい。これからもその調子で、楽しんで下され。

では皆さま、楽しい週末を!

6 件のコメント:

  1. NYMOM2012/06/09 5:30:00

    どれこれも、いい色合いだね~。
    ノルウェーのマグの色合わせ、大好き!
    北欧の器の青は、英米の青と違って日本の器の藍色に近いみたい・・・ホッとする色だよね。

    どれも私の中での本来の北欧のイメージに近いものばかり。特にゾウマグ、微妙なイラストにもスタイルも惹かれる。

    ダンスク等の器は、米国を意識した上での北欧風にみせたデザインが多いような気がして、使いやすそうではあるけど、私はあんまし面白みを感じないのだけど、今日、見せて頂いた物はどれも凄く楽しい!  

    どうもありがとう。

    フフフ、「マグは無駄に増える・・・」そうなんだよね。
    Vinだけでなく、GiveAwayの無料マグなんてのも困り者で、家族全員に、「自分で高い値段を払ってでも欲しいと思えるマグだけしか、家に持ち込んではいけない。」と言い渡してある。

    本当に欲しい物に、正当な額を払う事はまっとうだけど、ただだからとか、安からとかに惑わされるとVin世界は泥沼になる・・・と、沢山の失敗から学んだよ。

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    1. 北欧の青、MOMさんもお好きですか?
      私もそうなんです。日本の藍色や群青色に似ているので、ホッとするところも。
      ゾウさんのマグ、動物のキャラクターって子供っぽい物も多いけれど、これは
      ちょっとイビツな線とか色とかひねりがあって好きなんですね。

      マグね、やっぱり増えちゃいますよね。
      マグ以外の食器もそうですが、渡米してすぐは興味のある物に片っ端から手を出して
      特にFKとPyrex等のミルクグラスにどっぷりはまっていた時期もありました。
      その中には現在興味がない物もたくさんあって、なんであんな物に?って思うけど
      好きなテイストって変化して当然ですもんね。
      基本的にスリフトストアでしか買わないので金額はタカが知れてますが、楽しい失敗を
      いっぱいして今があるのかも。

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    2. nymom2012/06/10 5:44:00

      わーい! 

      そうだ、そうだ、そうだよね「楽しい失敗をいっぱいして今がある・・・」。

      納得、納得、今がまた楽しいのは、失敗を経て、新たな目が持ててるからなのね。

      ありがとう!

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    3. 日本にいた頃から古い物が好きで、渡米直後に同じ様な経験をされた方も
      いらっしゃるかと思うんですけど、きゃーっ大変!日本より安いじゃん!って
      興奮しちゃってね。
      アンティークモールですら安く感じて、今では残念ながら殆ど使ってない
      FKのボウルのセットとかに手を出していた時期もありましたが、ふと食器って
      実際に使えばこそだよなーって思ったんですね。
      色々使ってみてようやく、やっぱりこれは好き!って思った物に愛着が湧くの。

      だから失敗じゃないかもしれないけれど、寄り道をいっぱいして楽しい思いも
      いっぱいしたから、前より今の方が楽しいです。
      とか偉そうな事言って、今日フリマで全く実用性のないガラクタを買っちゃったけど。

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  2. どれもこれも、お茶目テイストな食器ですよね。
    可愛いです。私も、水色には惑わされちゃうんですよね。
    安くて水色だと、絶対に連れて帰って来ちゃう物が多々あります。

    今日も、ガレージセールで素敵な水色のスツールと出逢ったのですけれど、
    これ以上スツールばかり増やしても相方に怒られちゃうちゃうかなってっ思って
    お持ち帰りはしませんでした。(苦笑
    私は、購入したもので後悔したものって
    100円ストアで購入した物意外にはあまりないのです。
    むしろ、買うのを躊躇って次の機会で売れちゃっていたりすると
    いつも後悔するパターンの方が多いんですよね。

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    返信
    1. 100円ストアね、わかるわかるー。
      ダイソーさんが出来た時に、日本に3年以上行ってなかった事もあって
      きゃー便利ー!とか可愛いー!って余計な物まで買っちゃうなるのがわかってたから
      お財布の紐はぎゅっときつく締めたもん。

      食器類はね、もう興味がなくなった物とかを引越しの時に、興味がある人にほとんど
      あげちゃったし、最近はかなり厳選してる(つもり)だから後悔は殆どないかな。
      今日、手が滑ってお茶碗を2こ同時に割ったのは、すんごーい後悔してるけど。

      tamaさんが買わなかったスツール、気になる、、、。

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