1/11/2012

アーモンドと歯医者と牧場


{my face, monday}

今日は単なる記録用の日記。

前回の記事を書き始めた直後、日曜日のフリマで買ったアーモンドを1粒口に放り込んでかじった
瞬間、歯(犬歯の右奥・太古の昔に虫歯治療済み)に激痛が。

全身を駆け巡る様な痛みに声も出せず、とりあえず口からアーモンドを吐き出し、痛い箇所を鏡で
確認すると一見何ともない。
アーモンドの破片が歯の間にでも挟まったんだろうかと、歯を触ったら、またまた刺す様な痛み。
痛みを我慢して試しに動かしてみたら、内側が少しだけグラグラするので、鏡で再度チェック。

よぉーく見たら、詰め物の周囲の歯に亀裂が入って割れていた、、、。





{criminal almonds}

でも、このアーモンド、本当に美味しいの。ビールのおつまみやスナック代わりによく食べているん
だけれど、まさかこれが原因で歯に亀裂が入るなんて老人みたい、、、さすがに落ち込んだ。

以前お世話になった事のあるドクターに連絡すると3日後までいっぱい、ネットで探しながら電話をかけ続けて3人目でやっと数時間後に看て頂ける事に。
(かなり痛いんですと訴えたら、予約と予約の間に無理やり入れてくれたらしい。)

無事に予約が取れたのはいいけれど、そのドクターの評判もわからないし、久しぶりに大嫌いな
歯医者さんに行く覚悟が出来ていなかったので不安になり、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ。
オットに「とりあえず落ち着いて、ブログの続きでも書けばいいじゃん。」と言われる始末。

何故こんなに歯医者さんが嫌いになったのかと言うと。
高校生の時、知人の紹介で行った歯医者さんがとんでもないヤブ医者で。
麻酔の注射針を差した直後、口の中にかなり苦い味が広がったので、ジェスチャーで異常を訴え
ヤブが慌てて注射器を抜いた瞬間、私の口から注射針がびよーんと飛び出していた。
ヤブは「ごめんごめん、針が注射器にちゃんとはまってなかったねー。注射液って苦いでしょ?」と
刺さったままの針を抜きながら、へらへら笑いやがった。

その後、注射は絶対お断り!と拒否、ヤブが止めるのも聞かず、麻酔なしで神経を抜いて貰ったら
あまりの痛さに気を失いかけて。その後、説得されて泣きながら麻酔を打たれ、泣きながら治療。

それ以来、歯医者は大大大っ嫌いなのだ。
だから、今回の事は私にとっては一大事だった訳で。

オットの運転する車で、渋滞と痛みと恐怖でイライラしながら向かったドクターのオフィスは、綺麗で
受付の方も優しくてひと安心。
ぽっちゃりした優しそうなドクター、歯を見てひと言。「あー、割れてるねー。」
麻酔が効きにくい為、追加の麻酔をしてから、応急処置としてグラグラする内側部分と詰め物を
撤去。

治療の間ずっと握り締めていた、びしょびしょになったバンダナで冷や汗を拭いていると、ドクターが
他の、詰め物が取れてそのまま放置していた箇所を「早く治さないと痛みも治療費も増すよ。」と
脅すので、翌日の火曜日朝イチで予約して初日が終了。

昨日、その虫歯治療をして頂いた後、今後のプランについて相談してわかったのは。
内側を除去した歯、残りも抜歯して、インプラントまたはクラウン(差し歯)にしなくてはならなくて、
安い方のクラウンでも最低3~4000ドルはかかると言う事。

私は自営業なので個人で健康保険に入っているけれど、お恥ずかしながら現在デンタルの保険
には入っていないので、今回も全て実費。今からデンタルの保険に入っても1年間使用出来ず、
更に個人で入る場合、インプラントには効かないのだとか。
ドクターはその辺の事情を理解した上で、「今から保険に入っても1年保険料を払い続けてからじゃ
ないと治療は出来ないし、控除額も大したもんじゃないから、その分貯金した方がいい。」と。

という事で、当分の間は半分の厚みの歯のまま乗り切る事に決定、、、。
治療を再開出来るのはいつの事やら。ロト、買おうかなぁ。





さてと。辛気臭い話で終わるのも何なので、最後にかわいコちゃんを。
最近、フリマで買い物をする事なんて滅多にないけれど、あまりに可愛らしかったので、つい。


{wooden farm set}

木製の牧場セット。

どこで作られた物かわからないけれど、1つ1つの動物、人間、建物の形や色が可愛い。
本棚の、元々フクロウを飾っていた場所に並べてみて、気が付いちゃった。掃除が大変な小さな物
をまた増やしてしまったかも。





友人に、同じくデンタルの保険に入ってなく、虫歯がグラグラするので自分で引っこ抜いた(!)後、
隣の歯もグラグラし始め、舌で思いっきり押したら自然に抜けたと言うダイナミックな人がいますが
皆さま、くれぐれも歯は大切にいたしましょうね。私は今日から治療費貯金開始っ!

6 件のコメント:

  1. アメリカで病気になると病気になって落ち込む上に、治療費の請求書を見て、更にクラクラしますね。
    私も日本では、年に一度は検診で歯医者さんに行っていましたが、アメリカに来てからは行っていません。。

    今年は、日本に帰省する予定なので、その時に色々な病院に行こうと思っています。

    アメリカで大きな病気になると、全財産失う事になりそうで、怖いです。(ため息)

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  2. 大変でしたね。
    私は5年に一回食べるか食べないかのオレオをかじった瞬間、激痛が走って虫歯を発見しました。相当甘かったんでしょう。

    デンタルはかなり悩まされていましたが、去年から入っているHumanaのデンタルは我が家は4人で月50ドルとかそんな感じです。ただ、行ける歯医者がかなり限られてしまうのが困ったものですが、一回200ドルする定期健診&クリーニングが年に二回できるので元は取れているのかなと。
    同じ会社でも州によってカバレッジが違うので、その辺は聞いてみてください。何はともあれお大事に~

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  3. retrojunkieさん、お陰さまで痛みは殆どなくなりました。

    私も相当長い事食べてませんが、オレオで虫歯発見とは!
    オレオに感謝ですね。

    humanaの情報、ありがとうございます!
    早速サイトをチェックしてみましたが、残念な事にCAは
    カバーされてませんでした。
    カバーされているエリアでもやはりindividualだと
    ブリッジ・インプラントはXですって。ちぇっ。

    individualは保険料がかなり高いので、安いプランは
    魅力的ですが、当然カバーされる額も低いんですよね。
    半分残った歯は当分持ちそうなので、歯医者貯金を
    しながら、情報を集めてみます。
    (でも狩りは辞めませんけど。笑)

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  4. peppermintさん。

    全財産を失くす、、、これって本当にある事ですものね。
    実は、我が家もそうなりかけた事がありますよー。
    保険会社を変える為に一瞬無保険になった時、オットが
    事故りまして。
    事故現場から数分の病院までの救急車代800ドルから始まり
    物凄い額の請求額で。
    今、思い出してもどんよりしちゃう暗黒時代でした。

    日本に行かれた際に、隅々までチェックなさって下さいね。
    あー、私も日本に行きたいっ!!!

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  5. 本当にこの国の医療事情はいつまでたっても
    不安ですよね。日本とは比べ物ににならないくらい
    システムが違いますものね。
    ロシアから来ていた留学生の友達も、
    根幹治療だけで$2000請求されてしまって
    ひっくり返ってましたよ。

    返信削除
  6. tamaさん。

    日本人なら尚更不安・不便に感じる事が多いですよね。
    この国では国民皆保険なんて私達が生きている間は無理だろうし、
    日本ってやっぱり素晴らしいって改めて思いますもん。
    北欧諸国にしても、所得税が高くても医療費・学費がタダな
    場合が多いから国民が文句を言わないと言うのも頷けますよね。

    昔よく行ってた中華料理屋のおばちゃん(台湾人)もデンタルの
    保険に入ってなかったけど、いつも台湾で治療していました。
    「40ドルで済むから飛行機乗ってもお釣りが来るよー」って。

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