2/18/2013

Russel Wright celery dish / Joe Bataan


時間を少し遡って、木曜日・バレンタインデー当日にスリフティングの神様から頂いたギフト。

{i ♡ this shape}

Russel Wright "celery dish"

過去にフリマやスリフトストアで数回見かけた事はあっても、予算オーバーもしくはコンディションが悪くて購入には至らなかったライトさんのセロリディッシュをラッキーな事にスリフトストアで発見。

セロリやアスパラ等の長い野菜用に作られたこの器、流線形のカーブが美しくてほれぼれなのだ。

カラーは何故か縁があるseafoam blue。グリーンの野菜を頂くには同化してちょっと地味かもしれないけれど、野菜スティックやグリルしたアスパラは、次回から必ずこの器で。





そして金曜日。
夜、楽しみにしていたライブがあったので1度家に戻りシャワーを浴びて着替えたら、久しぶりに袖を通したカーディガンのボタンが1個無くなっている事に気が付き、ヒートテック上下のままボタン付け。

{i ♡ this cashmere cardigan}

同じボタンが見つかりそうもなかったので、なくても目立たないであろう1番下のボタンを移植して、久しぶりにヒールを履いて出動。

{i ♡ this shoes}

シルクサテンの様な生地に大きめのリボン、私が持っている靴の中で間違いなく1番ガーリーなJacquelineさん。

会場に到着すると開場してから1時間後だというのにまだ長い列が出来ていて、 当日券の私達は外で30分以上待つはめに。

まずはオットが入場し私のボディーチェック、という時に、係員の制止を振り切って横から前売り券を手にした女性が割り込んで来て。「前売り券を買ったんだから、当日券組よりも先に入る権利がある。」と主張するその女性と、順番は守るべきという係員の間で小競り合いが始まり、何故か間に入って仲裁する私。

結局、その女性を先に入れる事で一件落着し、その係員、ボディーチェック係、バウンサー、色々な人から謝られながら何とか入場。

会場は超満員。予想通り、アジア人はおろか白人すらいなくて、ザ・チカーノパラダイス。画像がないので伝わらないと思うけれど、 たぶん、この会場でギャング映画が撮影出来るんじゃないかと思う客層なのだ。(会場内の女性の中で、私が1番肌の露出度が低く、薄化粧で、体重が軽かったと思われます。 )

バー近くの柱を確保して(疲れたら寄りかかれる様に、笑)オットとビールを飲んでいたら、楽屋から出て来たお目当ての彼・Joe Bataanにばったり。

会うのはこの時以来 だったのにちゃんと覚えていてくれて、サインを頂いて一緒に写真を撮って貰う恒例行事の後、ひょっとして立ち見?と聞かれた。テーブル席はソールドアウトだったからと言ったら、席を探すからここで待ってろと言い残し、どこかへ消えて。

暫くして戻って来た彼に案内されたのは

{his table}

彼個人に用意された、たぶん友人等招待客用のテーブル。サーバーさんに折りたたみ椅子まで頼んでくれて。

ライブはいつもの通り71歳とは思えないエネルギッシュなパフォーマンスで、オーディエンスもかなり盛り上がったまま終幕。

ライブは勿論だけれど、一介のファンに席を用意するなんていうありがたい心遣いにずっと感動しっぱなしで、また1つ素敵な思い出が出来た事に心から彼に感謝なのだ。

{alpine village}

 帰りの駐車場で撮ったサイン。このサインを見る度に、これからもこの日の事を思い出すんだろうなぁ。

今日の最後はこの曲で。


Johnny / Joe Bataan


8 件のコメント:

  1. わぁ〜
    とっても素敵な刺激的な日でしたね。
    私、Joe Bataanさん、全然知らない方なのですが、
    33さんのブログより、とっても素敵な方なんだなぁって
    伝わってきました。

    素敵な人達って出逢うべくして、
    運命的に繋がっているのかもしれませんね。

    歌、聴いてみますね!

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    1. ええ、彼のお蔭でとっても素敵な夜になりました。
      Joeさんは、全米Top何とかに入るような有名人じゃないから(笑)
      ラテン好きの人しか知らないんじゃないかなぁ。
      デビュー前の若い頃はやんちゃで刑務所に入った経験もあったり
      でも今は若者の更生プログラムのボランティアをしていたり、と
      いろんな経験をしているからか、とにかくサービス精神が旺盛で優しい人なんだよね。
      NYの下町育ちだから日本の下町のおっちゃんみたいな大らかさもあって
      もう大好きなの。

      私達の事を覚えていてくれたのは、単に目立つからだと思う(笑)。
      LAのファンは、ヒスパニックって言うより、チカーノ・チカーナが殆どだから
      「テルマエ・ロマエ」で言うところの平たい顔族は、嫌でも覚えちゃうんだよ。
      オットはいつもレコード持参で子供みたいにサインをお願いするしね。

      あ、つい熱くなって長くなっちゃった。ごめんね。

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  2. http://www.youtube.com/watch?v=u4TDJCrWKp0
    http://www.youtube.com/watch?v=sNqGYdsPs8I

    が好きです!

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    1. ええっ、わざわざ聴いてくれたの?わーいわーい。どうもありがとーっ!
      Mestizoは私も好き好き!たまにライブでやってくれるよ。
      混血って意味だったと思う。彼自身がアフリカンアメリカンとフィリピーノのハーフで
      自分の事をアフロフィリピーノって呼んでるの。

      そうだ、たまさん。
      Joeさんは本当に素敵なおっさんだけど、私は素敵じゃないよ。
      ねずみ男みたいなグレーのヒートテックの上下で「さむーっ」って言いながら
      ボタン付けしちゃうようなすっとこどっこいだから。
      それに人に優しく自分に厳しいJoeさんと違って、私は自分に優しく人に厳しい嫌なヤツなの(笑)。

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  3. 33さんにはその騒動全然関係ないし、もしかしたら33さんがその場で「いいかげんにしてよ!」って切れてもおかしくないシチュエーション。小心な私はわざと「はぁ~~~」とため息をつくぐらいしかできませんが。いや、片手は腰に、もう片手は人差し指フリフリで首カクカクさせ(るタイプの人と察した)ながら言い返されたら怖いからそれさえもできなさそうな雰囲気ですね。
    なのに仲裁に入ったとはお見事。
    33さんの心のおおらかさを神様は見ていたんですよ。うん。

    aya

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    1. 私、決して大らかじゃないっす。相当びびりですし。
      心の中で、ははーん、そう来るか。いるよねー、そういう事言うヤツって、、、って思ってたもん。
      でも相手は体重が2倍はありそうな重量級だったし、そこで揉めても一文の得にもならないし
      後ろにもまだ人が並んでたから。
      だから係の人に「彼女を先に入れて」ってお願いしたのに、責任感の強い人だったのか
      「いえ、これは僕の仕事だし、彼女が待つべきなんです!」って。
      だから仲裁と言うより、まぁまぁここは1つ丸く収めて、、、みたいになだめる?そんな感じだったかも。

      >片手は腰に、もう片手は人差し指フリフリで首カクカクさせ
      普通そうですよね。彼女はね、いきなり人の顔を指差しちゃうタイプでしたわ。
      それも、Fワードを歌うように口から滑らかに出しながら、ですからね。
      会場には体中にがっつりタトゥーが入っている男子がいっぱいいましたが
      (入れていない人の方が圧倒的に少ないの、笑)
      彼女から見れば、可愛いもんです。

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  4. ええ???そうなの?
    ラテンアフリカンアメリカ系のアメリカ人のだと
    勝手に思い込んでたよぉ。
    アジア系も入っている方ったんだね。

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    返信
    1. そうなの、ラテン系っぽい外見だけど、確かお父さんがフィリピン人で
      お母さんがアフリカンアメリカンだったはず。
      (ちなみにコーラスもやっている奥さんもフィリピン人だよ。)
      でも、生まれも育ちもNYのスパニッシュハーレムだから、プエルトリカンやキューバの
      ラテンミュージックを聴いて育ったんだって。

      日本でも2回ライブをやった事があって、すごく楽しかったって。
      今年も行けるかもしれないんだって、嬉しそうに話してたよ。

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