当日の朝までそんな事すらすっかり忘れていた、人類が滅亡するとかしないとかの金曜日。
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{over the bridge} |
今住んでいる街から以前住んでいた街を繋ぐ橋を渡り
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{port of la} |
この、地元・横浜を思い出させる様な大好きな景色を見ながら、出勤。
この景色が、ひなびた街に長く住んでいる理由の1つ。
何事もなく1日が終わり、仕事帰りに普段あまり使わないフリーウェイを使ったら、物凄い大渋滞。友人が、午後11時にゾンビが出没するらしいと言っていたので早く帰りたかったのに(笑)、ちょろちょろと走ってはピタッと止まる、の繰り返し。
おまけに1台前の坊主頭のドライバーがずっと携帯電話をいじっていて、前の車が進んでも気が付かず、何十メートルも空いてから猛ダッシュをする、も繰り返し。
その都度、こらハゲ、前見てろっ!と毒を吐き、精神衛生上よろしくない状態が続いたので、フリーウェイを下りて、近くにあったスリフトストアへ避難。
クリスマス関連の商品は75%オフ、その他の商品も全て50%オフの太っ腹セール中だった店内は、閉店間際にも関わらず大混雑で荒れ放題だったけれど、そんな中でお財布の紐が緩んだ私が見つけたもの。
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{russel wright casual china} |
Russel Wright "Casual China" Iroquois tea cup & saucer, bread & butter plate
お久しぶりなラッセル・ライトは、1946~67年に製造されたイロコイス社製のカジュアル・チャイナシリーズ。 ティーカップ&ソーサーとブレッドプレート、カラーはnutmeg brown。
持っているラッセルさんの本によると、カップのハンドルが丸く〇に近いものは初期に作られたそうで。
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{back stamp} |
ちょっと見にくいけれど、バックスタンプはこんな感じ。
色は違うけれど、
このお皿にようやく仲間が出来て嬉しゅうございます。
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{moose mug} |
Taylor & Ng moose mug
ラッセルさんの地味なナツメグ色に引き続き、こちらも茶色なヘラジカのマグ。
Taylor & Ngは、Spaulding TaylorさんとWin Ngさんによって、1965年にサンフランシスコに創業されたキッチン用品のお店。店舗は1985年に閉店、現在はオンラインストアのみだそう。
このメーカーのマグのコレクターが沢山いるらしく、ググったらかなりヒットしてびっくり。これから先、コレクターになる気はないけれど、このヘラジカのイラストには非常にそそられてしまったのでね。
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{royal ruby} |
Anchor Hocking "Royal Ruby" tea cups & saucers, berry bowls
過去に何度か目にする事はあってもあまり興味が持てなかったロイヤル・ルビー、半額セールだったせいか輝いて見えたので、遂に連れ帰った。
ええ、現金なオンナと読んで下さって結構ですよ、、、。
1938年に誕生した深紅は40年にRoyal Rubyとされ、その後70年代まで製造されていたシリーズで、ベリーボウルとC&Sは4000 Lineと同様の形。
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{is transparent beautifully} |
使用感なしのつるつるぴかぴかで、自然光に当たると更に透明感と深紅が引き立って美しい。クリスマスは何の予定もないので、おやつタイムに無理やりこれを使う予定。
以上が半額セールで浮かれて購入したもの。
オットも以前から欲しかったものを購入し、ゾンビに襲われる事もなく、渋滞が緩和されたフリーウェイで無事帰宅。 私にとっては、いい1日だった。
今日はイヴイヴ(日本はイヴ)ですね。クリスマスに予定のある方もそうでない方も、お仕事の方もお休みの方も、幸せな時間を過ごせます様に。