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3/13/2014

jesus loves you な、カッティングボード


{caffe vita on sunset blvd}
ここ数日青い空が広がるここ南カリフォルニアから、皆さま、こんにちは。そして、少しだけお久しぶりです。

先週末まで仕事が忙しかった事に加えて、精神的に上がったり下がったりを繰り返していたら何だか疲れてしまって、楽しい事を書く気になれなかったと言うか。でも、私がいくら落ち込もうと時間はあっと言う間に流れていくので、同じ24時間なら楽しい方が良いなぁと。

で、楽しいならそれでいいじゃんと思った矢先、面白い事が。

とあるスリフトストアで、スーツを着た黒人のおばさまがヒールの音を響かせながら私に近づいてきて深刻な顔で"Jesus loves you, sweetie." とひと言。店内で唯一のアジア人、最もクリスチャンらしく見えない私に何故?教会の勧誘?と一瞬頭がはてなマークが一杯になり、"さ、Thank you."と返したら深ーく頷きながら"You're very welcome, sweetie."とだけ言って去って行かれました。

実は私、思いっきり穴の開いた(それも複数、笑)古着のモヘアのセーターを着ていましてね、たぶん、金銭的に恵まれていない人に見えたのではないかと。彼女たちに比べると体型も貧弱だし、ほぼスッピンで顔色も悪い。"Jesus loves you."は、「神はあなたを見捨てたりしない。だから頑張ってね。」というエールだった、、、が、オットとの同意見。

そんな神に愛されている私が見つけたのは、久々に心が躍るこんなもの。

{yellow fish}
黄色いサカナ。



{arabia cutting board}
Arabiaのカッティングボード、"Kala"。フィンランド語でずばり魚を意味する"Kala"はKaarina Aho(カリーナ・アホ)がデザイン、1953~60年に製造されていたもの。

数か月前、スリフトストアの棚からちょこっとだけ見えていたこの特徴のある尾びれをニヤニヤしながら掴んだら、口の部分が見事に欠けていて見送った経験があっただけに嬉しさも5割増し。



{the back}
表は黄緑とマスタードを足したような色、厚みの部分と裏は真っ白。このシリーズには色のバリエーションがかなりあるらしく、口が欠けていた黒の他に、茶色や緑の線でウロコが描かれているもの、細かいウロコや尾びれの模様の上に茶色や緑の釉薬が掛けられているもの等々、どれも魅力的。



{made in finland}
裏にスタンプがあるものとないものがあり、これは尾びれの厚みに小さく"MADE IN FINLAND"と入っているタイプ。

神=キリストではなく、ひょっとしてスリフティングの神様だったのかもと思わざるを得ないようなワクワクする出会いだったけれど、カート・コバーンのファンでもないし、穴の開いたセーターで外出するのは止めるべきかも。

12/27/2013

久しぶりのruska


皆さま、クリスマスはいかがお過ごしになられたでしょうか?
我が家は豚肉と白菜を交互に重ねたお鍋とケーキ、の予定のはずが、なんと生クリームを買い忘れて帰宅後、パーチメントペーパーが切れていた事に気が付くという大失態をやらかし、、、。
当日、近所のスーパーは全てお休みだったので、オットが楽しみにしていたケーキは暫く延期と相成りました。

通常、こんな人間にはサンタさんなんて来ないはずだけれど、スマホというギフトは既に頂いているしゆっくり過ごせたので、無理やりではありますが結果オーライって事で。

さて、1週間ほど前、スリフトストアで嬉しい出会いが。

{oval platter}
Arabia "Ruska"のオーバルプラター。 Ruskaの存在を知って以来、いつかは遭遇したいと思っていたので、小さくスキップ。



{b & b plates}
それにブレックファスト(ブレッド&バターとも)プレートが4枚。このサイズも初めてなので再度脳内でスキップ。



{3 plates}
せっかくなので比較してみた。上から16cm、17.5cm、20cmのプレート達。1960年代から90年代まで製造されていたロングセラーのRuskaは、それぞれが異なる表情を持つ焼き色やアイテムが多いのも魅力の1つ。少しずつでも、時間がかかっても、大好きなラインがこうして手元に集まって来ると、年甲斐もなくわくわくしてしまうのです。

オーバルとブレックファストプレートにティーカップ用のソーサーのへんてこりんなセットだったけれど、バックスタンプが消えていたお蔭で2度見してしまうようなお値段だった事も、お会計時に店員さんと「素敵なホリデーを」と小さな会話を交わした事も嬉しくて、これで良いクリスマスが迎えられそうだと思っていたのに、まさかケーキなしになるなんてね(笑)。

せめて新年はバタバタせずに穏やかに迎えたいとは思うけれど、どうなる事やら。 

12/01/2013

「私、失敗しないので」な、簡単スウィーツを作ってみた


皆さま、楽しいサンクスギビングをお過ごしになられましたでしょうか?
我が家では、熱っぽい私の鼻たれ具合が激化してキッチンに立つのがしんどかったので、ちゃちゃっと用意出来るお鍋に。お肉とお野菜をもりもり、タレにはニンニクをたっぷり入れて身体を温めたせいか、後はたまに出る咳と鼻水をやっつけるまでに回復致しました。

が、2日間ひきこもっていたので、冷蔵庫がすっからかんに。
そんな時に限ってキャラメルコーン以外の甘いものが食べたくてうずうず、、、。仕方がないので重い腰を上げて自分で作る事に。

以前、オーブンの中にしまったのをすっかり忘れてスイッチを入れた為に溶かしてしまったキッチンスケールとほぼ同じタイプのものを2週間程前にスリフトストアで見つけたし、ちょうどホットケーキミックスもあるので、必要なのはレシピだけ。誰でも簡単に出来るものをネットで検索してレッツトライ。

わざわざ紹介する程のシロモノではないのは重々承知の上で、一応記念に。

まずはその1
{sweet potato steamed bread}
昨日のおやつ、サツマイモの蒸しパン。我が家にはマフィン型やアルミカップなんぞないのでPyrexのリフコン(M)を、 更には蒸し器もないのでお鍋にざるをはめて代用。

サツマイモが見事に沈んでしまい見た目が悪いけれど、ボロは着てても心の錦♪(古すぎ?)、ええ、とっても美味しゅうございましたよ。

マグは、数年前にネットで見かけて以来気になっていたBennington Pottersのtrigger mug。ハンドルに2本の指を通して、手のひらにしっくり馴染む感触がお気に入り。
(*Bennington Pottersは、1948年、David Gil氏によってヴァーモント州ベニントンに創設されたストーンウェア会社で、トリガーマグはベニントンと言えばこれ!なシグネイチャー モデルなのです。このchocolateを含む13色があり勿論現在も購入可。)



{@ the bottom}
ハンドメイドならではのバックスタンプも味わいがあってかなり好み。マグは安易に買わないと言ったのはこの口ですが、もしまた出会う機会があったら色違いでもきっと連れて帰ると思われます、はい。

そして、今日作ったその2。
{chocolate chip scones}
人生初のスコーンはチョコチップ入り。材料はホットケーキミックス、ヨーグルト、オリーブオイル、ざくざく刻んだ板チョコだけなのに、これがかなり美味しくてびっくり。オットもお気に召したようなので、トッピングを変えて近いうちにまた作る予定。

C & Sと、昨日と同じお皿はArabiaのFennica。フォルムデザインはUlla Procope 、デコレーションはRichard Lindhinで、Ruskaと同じフォルム。薄いグレーのベースにダークブラウンの細いラインが引いてあるだけのシンプルなデザインだけれど、合わせる料理を選ばないだけに我が家では大活躍のマルチプレイヤー。



{@ the bottom}
1975~81年のバックスタンプ。

Fennicaは他にボウル等のアイテムもちょこちょこあるので、機会があったらまた。

と言う訳で、ホットケーキミックス万歳なお手軽スウィーツ。コツは、私の様な初心者でも失敗しないであろう簡単なレシピから始める事だと思われるので、とりあえずあと1袋あるホットケーキミックスを使って、色々チャレンジすべし。

早いもので今日から12月、今年最後の1か月が始まり始まり~です。終わり良ければ全て良し、となりますよう、どうか体調にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さいね。

11/26/2013

小さなアラビア たまには見ているだけでもいいのです、ええ。


定期的にダイソーさんへ足を運ぶ我が家。目的はこれ。

{caramel corn}
キャラメルコーンです、はい。オットの大好物でしてね。家から1番近い店舗では何故か売り切れている事が多いので、先日仕事で良く行くエリアにある店舗を覗いたら、アンパンマンバージョンの小さな袋しかないのを知ったオットが少々大きめの声で「ががーん、いつものキャラメルコーンがないっ!」と。すかさず背後から「キャラメルコーンならそこにありますよ♪」と日本語が聞こえたので、びっくりして振り返ると品出し中の店員さんが1番下の棚を指さしていて。

店員さんもお客さんもその殆どがアジア人だったので、日本語がわかる人は皆無だと思っていたのが大間違い。さすがのオットもちょっと恥ずかしそうにお礼を言いながら頭を下げておりましたがね、恥ずかしかったのは、横にいた私も同じですよ、ええ。ががーんって漫画みたいに口に出さなくたって、ねぇ?そもそも大きなキャラメルコーンがなかったのが、そんなにショックなのかって話ですがね。

閑話休題。そんなキャラメルコーン男のツマが最近見つけた小さな食器。

{arabia Laura}
Arabiaのエッグカップ。Lauraというシリーズでどうやら絵柄が違う6個セットの中の1個らしい。(箱付きセットはこちらに。あるサイトにシリーズ名はEmmaと記載されていたけれど、この箱にLauraと書かれているでの間違いないかと。)デザイナーはRaija UosikkinenとGunvor Olin-Gronqvist、2人の名前を見つけて、今のところ?印。 



{egg cup}
せっかくなので卵をセット。

私にしては珍しいオレンジとピンクの花模様のエッグカップは、これまた珍しいアンティークモールで購入。スリフトストア価格だったのと、次に通ったらつぶれていてもおかしくないような小さなモールだったので。(お会計時に、店主のおばあちゃんに「俺を雇うって話はどうなった?」と聞きに来たおっさんがいて、思わず横から「そりゃ無理だって」とつっこみそうになりました。)



{@ the bottom}
バックスタンプは1964~71年のもの。

実は我が家ではゆで卵をそのまま食べないので(カットしてサラダには入れるけれど)エッグカップは必要ない気もするけれど、この小ささがどうにも可愛らしいのでね。



{arabia hls mug}
同じくArabiaのウサギマグ。大小のうさぎが楽しそうに遊んでいる図。



{her sign}
子うさぎの横には、デザイナーのHelja Liukko-Sundstrom(ヘルヤ・リウッコ・スンドストロム)のサイン。アラビアのArt Departmentで活躍するヘルヤさんは陶芸家、画家としても有名な方で、1981年に出版された彼女の絵本の中にウサギが登場した事をきっかけに、1984年にウサギモチーフのカップが登場したのだとか。

同じフォルムでペンギン柄もあったけれど、あまりに情報が少なすぎてシリーズ名等の詳細はわからず。(Helja Collectionと呼ばれる作品はIittalaのTeemaがベースになっていて、それぞれの絵柄にシリーズ名があり、バックスタンプに書かれているとの事。)



{@ the bottom}
1982年以降に使用されているシンプルなバックスタンプ。

直径が7.5センチと小ぶりなので出番が少なそうだけれど、たまにはこんな愛らしいモチーフもよろしいかと。

さてと。
昨日の嫌な予感が的中し、今朝起きたら立派な鼻たれ小僧に変身しておりました。来週末までは仕事が忙しいので、ここは何とか気力プラス栄養補給で乗り切る所存でございます。 あ、勿論笑いも忘れずに。

皆さまも体調には気を付けられ、楽しい1週間をお過ごし下さいまし。

11/13/2013

決して落ち込んでいる訳ではございませんのよ、ええ


1.5連休の後、昨日の午後からゆっくり通常業務に戻った我が家ですが。歳を取ると疲れが翌日ではなくちょっと遅れてやって来るって、あれ、本当ですの。日曜日の疲れが火曜日にどどーん。心の中で笑っていらっしゃるそこのお若いお嬢さん、いずれアナタもそうなりますのよ。ええ。

そんな事よりも。退院したオデ子を停めてある場所の床にオイル染みを発見したので再度点検してもらったら、まだトランスミッションオイルが漏れているとの事で、明日から再入院が決定。修理したはずの箇所なので、今回は保険で再修理をお願い出来るらしく懐は痛まないとしても、退院の時期がわからないと(たぶん来週辺り)仕事もにも影響が出たりで。

そして、気を取り直してお洗濯でもと思ったら、途中で洗濯機がうんともすんとも言わなくなりましてね。どのモードでもちょっと動いては止まってしまうのですよ。電源を抜いて半日休ませて再度挑戦しても結果は同じ。すすぎすら出来ていない洗濯物(それもジーンズやパンツ等の重たいばかり、泣)を取り出してバスタブの中でジャブジャブ。最後、ジーンズの固い生地を絞るのが一苦労で、オットと2人腕がパンパンに。
5年程前に買った中古の洗濯機なので、修理費がかさむようだったらまた新しめの中古を買います。はい。

形ある物はいつかは壊れるので、壊れたら直す、直らなかったら買い替える、それだけのシンプルな事ですしね、それしきの事で落ち込むのはどうかと思いますが。次は何が壊れるんだろうか。

そんな中でもちょっとした嬉しい事だってそれなりにある訳で。

フリマでいつも立ち寄る玩具のブースで、お客さんに「君のお尻のポケットから見えているのはお金じゃないかい?落とさないように気を付けないと。」とご指摘が。確かめたら全財産の20ドル札の角がちょろっと顔を出していて。その人のおかげで失くす事なく手元に残ったお金で買ったのは久しぶりの小さな玩具。

{pan am & air force one}
手前はPAN AM、奥は機体に"United States of America"、主翼に"USAF"とエアフォースのマークが入っている大統領専用機Air Force One。両機とも機種はボーイング747。Air Force Oneは香港製、PAN AMは詳細が全くわからないけれど、たぶんどちらも80年代頃のもの。

これにデンマーク製の木製サンタさん、合計3点がこの日のフリマでの収穫品。



{sweet potato tart}
週末のおやつは、オットが買って来てくれたスウィートポテトタルト。ArabiaのKareliaのプレート(仲間と詳細はこちら)とRuskaのビッグマグで。ポテトの部分だけでなくタルト生地も甘いので、甘ーいを連発していたオットがひと言「地味」と呟いたセット。



{i ♡ bourbon}
ミツワさんで、2個3ドルのセールになっていたブルボンのお菓子。悩んだ末に4個まとめての大人買い。これで当分甘いものには困らないし、おやつタイムも楽しくなる事間違いなし。

と、振り返れば楽しい毎日でございます。おかげ様で親不知の腫れも引いてきたし、あまり惑わされず何事も前向きに捉え、やらなければいけない事を粛々とこなしていかないと。

こちら、現在の気温はなんと87℉(約30℃)ですが、初雪を迎えたり寒い地方にお住まいの皆さま、風邪などひかれませんよう、どうぞご自愛を。

9/08/2013

one summer day the last


去年財政破綻したLA郊外にあるSan Bernardinoにあるスリフトストアにて、地元住民かと聞かれて違うと答えたら、堰を切った様に話し出した東海岸出身のレジのお嬢さん。インディアナとルイジアナにも在住経験があるけれど、ここの暑さは最悪!だとか。

クーラーの全く効かない店内はかなり暑くて、店員さんもお客さんも皆汗びっしょり。同様に汗だくだったはずの私の顔を見てそんな事を言いたくなったのだろうけど、私の顔が他の人よりちょっと赤かったのは、たぶんこれのせい。

{!}
ええ、これのせいなんですの。



{pitcher with butterfly
ようやく飛んで来たブルーの蝶。60年代にKaj FranckがフォルムデザインをしたArabiaのピッチャー。サイズによって蝶の色と模様が異なり、この1番小さいFL-1はブルー、大きくなる毎に黄色、グレーと変化するらしい。



{@ the bottom}
このバックスタンプが付いている底面からわかる様に貫入がちょっと多めだけれど、私がこれを発見して手に取る瞬間を偶然見ていたオットに曰く、「躍動感のある素早い動き」だったそうで。通常は、店内に流れている曲に合わせてのほほんと鼻歌を歌っている私ですが、こういう時だけ無言でテキパキ動く習性があるようです。



{butterfly & cow}
せっかくなので牛さんと一緒に。仲間のネコを呼んで頂ける様に手を合わせたい気分。

自分でもびっくりするぐらい嬉しい出会いが続いたので運を使い果たしてしまった気もするけれど、これぞスリフティングの醍醐味!な感も味わえて忙しくて暑いながらも楽しい1週間だったかも。

これにてある夏の日シリーズも終わり。長い事お付き合い頂きありがとうございました。

今日の〆は、あまちゃんを観て以来ほぼ毎日口ずさんでいる大好きな曲で。


銀河鉄道999 / ゴダイゴ

子供の頃、本当に好きでした。今聴いても、これって名曲だと思います。はい。ちなみに、高校生の時、最寄り駅でキーボードのミッキー吉野さんを見かけた事があって、かなり興奮した記憶があります。

9/05/2013

one summer day part 3


そう言えば局地的暴風雨で大変だったあの灼熱地獄の翌日、フリーウェイに乗ったら数分後に大車の流れがいきなり止まって「フラッシュバック・ザ・昨日の大渋滞」。
滅多に渋滞が起こらないエリアでかなりのノロノロ運転と言う事は、どこかで事故があった可能性が高いと思われるので、フリーウェイをさっさと下りて一般道へ。
どうやら最近、交通事情と相性が悪いようで。

でも、秋にぴったりのこんなC & Sを見つけたので、そんなイライラもすぐに解消。ここは只今夏真っ盛り。秋はまだまだ先みたいですがね。

{arabia rosmarin}
Arabia Rosmarin cup & saucer

Rosmarin / ローズマリーの花が描かれたカップ&ソーサーは、デザインはRuska等でお馴染みのUlla Procope、フォルムもRuskaと同じSモデルで1966~77年の作品。絵付師さんがフリーハンドで描いている為、1つ1つ茶色の濃淡や表情が違うのも魅力的なこのカップは、コーヒーカップよりもひと回り小さいデミタスに近いサイズ。
 


{sign @ the bottom of cup}
カップに書かれている手書きのサイン。 LPはウラさんの、IHは絵付師さんのイニシャル。

アラビアではフォルムとデコレートを異なるデザイナーが手掛ける事が多い中、このロスマリンはウラさんご本人がフォルムもデコレートもデザインした数少ない作品なのだそう。勿論絵付け師さんは別にいて、このサインもその絵付け師さんによるもの。



{@ the bottom of saucer}
ソーサーのバックスタンプ。手書きのサインは60年代にフィンランド国内向けに生産されたものに多いと何かで読んだ記憶があるのだけれど、このスタンプに入っている数字は輸出用に付けられたもののはず、、、と言う事は、輸出が決まった後、既に生産されていた国内向けの在庫と合わせたと事なのだろうか?ふーむ。
  
ちなみに同じフォルムに濃紺の花が描かれたシリーズのAnemoneも魅力的でしてよ。

今日も汗だくだった暑い1日だったので、ある夏の日シリーズもまだまだ続けます(の、予定)。

7/18/2013

破壊王、目覚める。ごめんね、アリちゃん。

数か月前に見つけたアラビアのカップ&ソーサーを詳細がわからないまま放置していたので、検索を再び開始する為に食器棚から取り出してリビングルームへ。

テーブルの上に置こうと腰をかがめたその時、カップだけポロリと落ちてテーブルの上に。

{!}
嫌な音がしなかったので、ひょっとしたらセーフかも♪と慌ててカップを拾ったら、、、ハンドルが取れていた。

 

{handle, glued ugly}
冬眠から目覚めた破壊王が、無言で破片を拾い集め、無言で接着剤を探し、無言でくっ付けたハンドル。



{arabia alli}
ハンドルを壊されても、その繊細な可憐さは健在のArabia "Alli"。ええ、ちゃんと調べましたの。半泣きで。

フォルムデザインはKaarina Aho(カリーナ・アホ)、絵付けはRaja Uosikkinen(ライヤ・ウォシッキネン)で1961~71年の作品。このブラウンの他に綺麗なブルーもあり、プレート、ボウル等アイテムも豊富。



{mark @ the bottom}
お決まりのバックスタンプはこちら。

ごめんね、アリちゃん。すっとこどっこいな私のせいで、こんな無残な姿にしてしまって。只今、かなり後悔、そして反省中、、、。

ところで、そんな破壊王の心の叫びを代弁してくれた冒頭の謎の物体。

{!!}
"I knew someday I'd crack up!"と怯える、髪の毛フサフサのおっさん?貯金箱。そうだよねー、貯金箱だもんねー、いつかは割られちゃうんだよねー、って私が割ったのは君じゃなくてアリちゃんだけどねー(泣)。


 
{!!!}
おっさんの頭にあるコインのスロットは、かじられたようなデザイン。



{japan}
コインの取り出し口に付いているはずのゴムのキャップはないけれど、10年位前にスリフトストアで発見して以来、常にお気に入り貯金箱ランキングの上位に君臨する黄色いおっさんは日本製。

Kreiss社が1960~70年代に発売した"Psycho Ceramics" シリーズの1つで、こちらのサイトにその他の魅力的な仲間がぞろぞろ。コレクターズガイドも出版される程、コレクターさんがいるのだとか。

さてと、、、。
破壊王を再び冬眠させるべく、暫くは気を引き締めてまいります。

7/13/2013

傷があっても嬉しい初めての出会い eva zeisel & kasthehelmi


たまに見かける可愛いグラスが気になって調べたら、あのEva Zeisel(Wikipedia)のものだと知って嬉しくなったのは数年前の事。

その後フリマで目にした彼女の食器は、どれもびっくり仰天プライスで手が出ず、スリフトストアでの出会いもパタッと途絶え、グラスの存在すら忘れかけていた頃に出会いが。

{eva zeisel glasses}
我が家初のエヴァおばさんデザインの"Lo-Ball"グラス。高さは約8センチ。

このコロンとした脚が特徴的なフォルムの"Prestige"と呼ばれるラインは、1950年代にFederal Glass Co.によって生産されたもので、他にトールグラス、グレーのグラス等があるとの事。



{lo-ball}
"Lo-Ball"のプリントも、他に青と白があるらしい。これでまた1つ仲間を探す愉しみ=スリフティングの愉しみが出来た。


{an imperfection}
黄色の文字の部分に指紋の様な赤いペイントが付いているのは残念だけれど、梅酒のロックにはもってこいな大きさ。

さて、アップするのをすっかり忘れていたもう1つの初めての出会い。

{kastehelmi bowl}
"Kastehelmi"の小さなボウル。

Oiva Toikka(オイヴァ・トイッカ)によるデザインのカステヘルミがNuutajarviから発売されたのは、1964年。その後Arabiaとの吸収合併を経て1988年まで生産が続いたロングセーラー。

廃盤になった後も、2010年にOiva Toikkaのデザイナーデビュー50周年を記念してIitalaから復刻版が発売され現在も入手可能なので、このボウルがいつの時代のものなのか謎。
何かでヌータヤルヴィ時代のものは現行品より粒々の高さがあると読んだ事があるけれど、比較対象がないので何とも言えず。
ガラス自体にあまり古さが感じられないので、イッタラのものなのではないかと勝手に推測。

このカステルへルミ(dewdrop=朝露の意)の存在を知ってから、どれぐらい経つのか覚えていない程の時間がかかった嬉しい出会いだったけれど、画像からもわかる通り、コンディションに難アリで、外側も内側も食洗器の仕業か、白く濁ってまるでくもりガラスのよう、、、。

なのでこのボウルが視界に入るたびに、この言葉が頭に浮かんで仕方がありません。


そんな「ルビーの指輪」を口ずさみながら、月曜日のオフまであとひと踏ん張りするとしますか。

皆さま、引き続き楽しい週末をお過ごし下さいね!

6/06/2013

求・パートナーな独身者たち


先日、たぶんこの先フタだけ見つかる事はないだろうと思いながらも、可愛さに目が眩んで連れ帰ったもの。

{arabia malva pot}
Arabia "Malva" jam / sugar pot without a lid

1964~70年にかけて生産されていたアラビアのマルヴァ、フォルムデザインがKaj Franck、デコレーションはEsteri Tomula。ブルーの花がモチーフで、Malva=ゼニアオイだそう。



{mark @ the bottom}
可愛らしいマークにも胸きゅん。

フタにもゼニアオイの花が描かれているのでわかりやすいけれど、フタだけに出会えるなんて事あるはずもないので、たまに女子っぽくなるオットも言うように、このまま花器して使う予定

それでですね、思い出しちゃったんですよ。パートナーを長い間待ち続けているその他がいる事を。

{arabia soup bowl}
Arabia unknown soup bowl without a saucer

今のところシリーズ名もわからないスープボウル。ピスタチオのようなグリーンのラインがひいてあるだけのシンプルなデザインで、アラビアとは知らずに手に取ったもの。 



{mark @ the bottom}
こちらのサイトによると、このマークは1932~49年のものだそうで、我が家で1番古いアラビアという事になる。

ソーサーにも同様にラインが入っているのか、はたまた無地なのか、、、これまたソーサーだけ探すのはどう考えても無理なので、探す努力さえしておりませんの。



{rorstrand curtis}
Rorstrand "Curtis" sugar pot without a lid

ロールストランドのカルティス。黒のベースに差し色の黄色がポイントになっている幾何学的なデザインはMarianne Westmanによる70年代のもの。



{mark @ the bottom}
シリーズ名が書いてあると検索も簡単で助かるマーク。

Etsyで発見したセットの中にこのシュガーポットも含まれていて、案の定フタもモダンでシック。でもこれだけ見つかるはずもないので、諦めの境地に突入して早数年。

以上が、今後パートナーが見つかる事も期待薄で、一生独身を貫かなければならない可哀想なものたち。これ以上独身者を増やすのも如何なものかと思うので、こう見えても最近では、買わない・見なかった事にするを実践中でございます。

6/05/2013

仲間に見えるFinelのボウルとArabia Faenza


{oranges & grapefruits}
メキシカンマーケットで購入したオレンジ。思わずビバ、メヒコ!と顔もほころぶ5パウンド(1パウンド=約454グラム)で1ドルだったので、6こでも60セントちょっと。

グレープフルーツは他のマーケットで2こ1ドル。どちらもオーガニックであるはずもなく(笑)、皮に少しキズが付いていたり色にムラがあったりと安いにはそれなりの理由があるけれど、お財布に優しくて美味しければ個人的には問題なしなので、暫く我が家ではちょっとしたシトラス祭りが続きそう。

で、ですね、このボウルなんですが。

{yellow x black enanel bowl}
初めて出会ったFinelは、北欧の食器に興味を持ち始めた頃に出会った、誰が見てもそれとわかるマッシュルームが描かれているボウルで、これはそれ以前から家にあったもの。

他の調べものをしている時にフィネルだった事が発覚したこのボウル、改めて検索しても数点しかヒットせず、フォルムデザインはKaj Franckで間違いなさそうだけれどデコレーションは誰がしたのか未だにわからないまま。

ただ、 こちらのサイトにある片手鍋にはArabiaのFaenzaのラインが描かれていると書かれていて、言われてみればなるほどと思ったので、家にあるファエンツァをかき集めたみた。

{yellow x black bowl}
サラダにぴったりの大き目のボウル。



{yellow x black c & s}
ティーカップ&ソーサー。



{yellow x black bowls & plates}
ブレッドプレートと、小さなボウル。



{mark @ bottom 1}
底のスタンプは2種類、こちらは大きなボウルに付いているもの。



{mark @ the bottom}
その他はこのタイプ。

ファエンツァにはお花のシリーズもあって、同じラインでもデコレーションが違うと雰囲気もガラリと変わるのが面白い。シンプルなラインもお花も、どちらも甲乙付けがたいですな。

では、これからバスルームの掃除に取り掛かりますので、今日はこれにて失礼。
皆さま、楽しい1日を!
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