11/06/2013

フクロウ再び / you'd be so nice to come home to


昨日フクロウ達をアップしたばかりなのに、仕事帰りに寄ったスリフトストアで、オットが見つけて手渡してくれたのが偶然にもフクロウ。嬉しかったのでさっそく、、、

{glass owl vase}
底にポンテ跡(pontil mark)がある手吹きガラスのフクロウ。ガラスはラベルがない場合、余程の特徴がない限りメーカー等の詳細が判明するまでに時間がかかるので苦手だけれど、見つけてくれたオットの為にも頑張らにゃあと渋々検索を開始したら、思ったよりも簡単に見つかっちゃった。 どうやら色違いのアンバーと赤もある模様。

でも"Rainbow"と"Viking"、サイトによって表記に違いがあってどちらが正しいのかわからず。面倒臭くなって、どっちでもいいやと諦めかけていた時にある記事を発見。

1954年ウェストバージニアに創立されたRainbow Art Glass Co.は、1974年にViking Glass Co.に売却、子会社になったようで、1983年に工場火災で会社が閉鎖されるまでVinkingのラベルを貼って販売していたRainbow時代の作品もあるとの事。

*どうでもいい情報:WVのHuntingtonは鉄道(Chesapeake and Ohio Railways)の街でもあった為、石炭・鉄鋼・ガラス等の産業が発達した都市だったそう。ガラスに関しては生産に必要なミネラルが手に入りやすい土地柄だった事もあり、Huntingtonには多くのガラス工場が存在したそうな。



{owl, close-up}
黄色みがかかった緑のガラス。くちばしが鼻にも見え、丸いメガネをかけた人間のよう。



{owl, looking up into the sky}
秋空をバックに。



{owl, with a friend}
後ろのフレームがうるさいので後々取り替えるとして、とりあえず先住のフクロウの隣に。

前回、フクロウが連れて来たのは福ではなく親不知の腫れと書いたけれど、この緑のフクロウが連れて来たのは愛車・オデ子。2週間の長い入院生活を終え、本日めでたく帰宅。(T氏、長い事お世話になりました。深謝。)

久しぶりに定位置に停まっているオデ子の姿が嬉しかったので


You'd Be So Nice To Come Home To / Helen Merrill with Cliford Brown

二十歳位の頃、人生で初めて買ったジャズのレコードがこれ。その歌声が「ニューヨークのため息」と称されるヘレン・メリルは親日家で日本に住んでいた事もあるそう。バックでトランペットを吹いているのが、DanskとDigsmedの記事の〆の曲"Stardust"のCliford Brown。

邦題の「帰ってくれたら嬉しいわ」 とは逆で、君の待つ家に帰れたら嬉しいという意味。このアルバムがリリースされたのは1955年だけれど、曲自体が作られたのは1943年、第二次大戦中の真っ只中だった事を考えれば納得ですね。

その他Sarah Vaughan、Frank Sinatra、Chet Baker等々が歌っているスタンダード、でもやっぱりヘレンの声が1番好き。

4 件のコメント:

  1. あめ細工みたいな、ちょっと食べてしまいたくなるような
    質感と色ですね。
    頭のとんがったところが可愛い!
    WVのHuntingtonがガラス製品の産地というのも勉強になったよ。

    その後親不知の腫れはどうですか?
    歯の痛いのって辛いから、早く良くなりますように。
    お大事にね。
    オデ子さんが復帰して良かったですね。
    これでひと安心ですね。

    返信削除
    返信
    1. 画像だと黄色が強く見えるけれど、光が当たらない場所では
      もう少し落ち着いた緑の綺麗な緑だよ。
      尖がった耳は、職人さんがびよーんって伸ばしてるのが想像出来る様な
      長さもカーブも微妙に違う所が気に入ってます。

      WVの事は何1つ知らなかったから、個人的にほほぉーって思ったの。
      グラスジャーのKerr(だっけ?)とか牛乳瓶を作っていた大手の工場もあったみたい。
      石炭の需要がなくなったり、公害を取り締まる法律が出来たりして産業が衰退して
      失業者が増えて街も衰退、、、っていう、歴史のひとコマを垣間見ちゃった気がしました。

      親不知は相変わらずかなり痛くて、ほっぺたがぷっくりです(笑)。
      歯に比べて顎が小さいらしく生えるスペースなんかないから大人しくしてて欲しいのに
      この年になってもまだ成長を続けているらしく、半年に1度のペースで腫れるの。
      本当は4本とも抜くべきだってわかってるんだけどね。
      ご自分の体調だって万全じゃないのに、心配して下さってどうもありがとう。
      鎮痛剤なんかよりも効き目抜群です♡

      削除
  2. こんなガラス細工なんて初めて見ました。
    綺麗ですね。
    茶色い子も可愛いですね。

    私は、未だにフクロウとミミズクの区別がつかないんですよね。
    肉食なんですよね。
    ぶっちゃけ、うちの周辺でも、時々見かけます。

    33さんは、20代でジャズを聴いていたのですね。
    大人ですねー☆
    私は、未だに自分ではジャズのcdを買った事がありません。
    ラジオではジャズステーションばかり、聴いているのですがね。

    返信削除
    返信
    1. 光の強弱によってガラスの色が違って見えるの。黄緑色っぽくもちょっと濃い緑にも。
      ガラスにもフクロウにも弱いからスルー出来なかったっす。

      フクロウ、たまさんちのそばに住んでいるだね!いいな、いいなー。
      近所でたまーに飛んでいる鷹?ハヤブサ?を見た事はあるけれど
      フクロウは見た事ないよ。
      昔から猛禽類が好きで、テレビで初めて鷹匠さんを見た時、あまりのカッコ良さに
      鷹匠になりたいって思ったぐらい(笑)。
      フクロウとミミズクって、フクロウの頭はつるんと丸くて↑のガラスみたいに
      耳みたいに見える尖った羽があるのがミミズクだって何かで読んだ事があるの。
      (ズクって昔のフクロウの呼び方で耳+ズクでミミズクだったと思う。)
      でも尖った羽がある○○フクロウっていうのもいるみたいで、ほぼ変わりはないんだって。

      ヘレン・メリルのLPを買ったのは二十歳位だったけど、それ以降コンスタントに
      ジャズを聴いていた訳じゃないんだ。ずっと黒っぽいのばかりで現在に至ります。
      こっちに来てから良く聴くようになって、オットに色々教えてもらってるよ。
      一番良く聞く質問は「この人まだ生きてる?」だけど(笑)。

      削除

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...