朝からどしゃ降りの雨が続いて空が真っ暗で撮影が無理だった為、予定を変更して好きなものではなく好きな場所を。(画像が多いですが、その場の雰囲気を愉しんで頂ければ幸いです。)
昨日はダウンタウンで仕事を終えたので、以前から行ってみたかったお店へ。
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{the last bookstore} |
その名も、The Last Bookstore。このネオンサインの角を右に曲がった所にエントランスが。
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{entrance} |
元々は1914年に建てられたCitizens National Bankのビルで、古い銀行の重厚なゲートをくぐるだけでわくわく。
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{♡ those lighting fixtures} |
吹き抜けの天井からつり下げられた自転車のホイールを使ったライトがユニーク。中2階はペーパーバックやコミック等が全て1ドルのコーナー。
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{view from mezzanine} |
中2階からの眺め。所々に置いてある椅子に座って、思い思いの時間を過ごす人が多数。
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{small lights on baluster} |
太い針金の様なスティールで作られた欄干?手すり?に付けられたクリスマスライトが可愛かったのでしゃがみ込んで撮影を試みるも、他のお客さんに不審がられただけで、敢えなく失敗。
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{vinyls} |
併設されている中古レコードエリア。窓辺には、実際に多肉植物が植えられている壊れたレコーダーやラジオ等がずらり。値段設定が高めだとぼやきながらも、全てを見ないと気が済まないらしいオットを残して探索続行。(あ、ちなみに、どちらもオットではありませぬ。)
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{or glory} |
面白そうな写真集"Or Glory 21st Century Rockers"を見つけたので、ソファでひと休み。ほほぉ、イギリスの不良じじぃはやっぱりかっこいいのぅ、、、な図。
結果、何も購入しなかったけれど(欲しい本は沢山あった、泣)大好きな古本の匂いと居心地のいい空間でゆったりとした時間を過ごす事が出来て幸せ幸せ。
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{453} |
帰りがけに見つけたタイルのナンバーにときめいたり
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{this is dtla} |
古いビルが建ち並ぶ都会ならではの景色にときめいたりのひと時でした。
撮影や加工をiPhoneで済ませた画像は、PCからだとややぼやけて見えるという事に気が付いてしまったけれど、時既に遅し。ポラロイドで撮ったらとこんな感じになるはず、、、と自分に言い聞かせながらの本屋さんツアーに最後までお付き合い頂いてありがとうございました。
皆さま、どうぞ楽しい週末をお過ごし下さいね。
すんごい!!!!!!!!
返信削除私も行きたいなー♡
第一次世界大戦の時に建てられたビルが
未だに時を超えて現役ってのが、tamaだけにタマラナイっす♡
うん、行こう行こう!ここね、たまさんも絶対にお好きだと思う!
削除店内もすごくかっこいいし、たまらないっす。まじで。
近所にあったら週1で通いたいぐらいだよ。
この辺りFinancial Districtって、昔はWall Street of The Westって呼ばれてた程
栄えていたエリアだったんだけど、60年代から銀行屋さんが移転し始めて
80年代の頭にはほぼ空っぽみたいな状態らしいよ。
91年に旅行で来た時もまだまだ治安が悪かったのを覚えるもん。
でも今はおサレなロフトに生まれ変わって、レストランも増えてるし
お散歩したら楽しいと思う。
住みたいとは思わないけど(笑)機会があったらまたぷらぷらしたいなぁ。
タイル、カッコイイね!
返信削除それに、この字体、有りそうで実際はそうそう無い不思議に不均衡なバランス、わざとなのかな?
路上でこれに出会ったらドキドキしそうだ・・・・
AmericanJunk(本)の中にマンホールの大胆なコレクションあるじゃない、
あのページ私大好きだったの。このタイルはあのマンホール達といい勝負だね・・・
ごみがのっかっていたり、欠けていたり・・・長年仕事してきたな・・・って感じさせてくれるね。
この日は小雨だったので路面が濡れていた事、あまり行かないエリアだった事、しかも都会、
返信削除普段あまりない3つの状況が重なったせいか、見るもの全てが新鮮でした。
このタイルにも目が釘づけになっちゃって、少しだけ歩行者の邪魔になりながらも
何とか自分の汚いブーツが写り込まないように色々な角度から挑戦したり。
数字の3と5には角の部分に白黒の◩タイルが貼られていて角が取れたデザインなのに
最初の4はそれがないんですよね。
だからか4だけすっきりした文字に見えるのは気のせい?って私も気になってたんです。
ビル自体は古いけれど、このタイルはいつからここにあるんだろう、、、とかね。
今、American Junkに目を通したんだけど、マンホールのページが見つからないの。
どこどこ?どこに行っちゃったんだろう、そのページ。
寝る前にもう1度しっかり探してみますっ。
マンホールの件、ごめんなさい、間違えました。
返信削除同じ著者の別の本で、「Big City Junk」があり、マンホール軍団の掲載はそちらでした。
私はこのBigCityがマリーさんの一連のシリーズ本の中で一番好き。
発売された当初、彼女は21世紀初期のVin界流行の行方を示唆したいのかな?と感じましたよ。
現在のNYの流行は既にこの本よりずーっと先に進んでしまったけど、今でも私が好きな本には違いありません。
今朝、33さんがお持ちの「AmericanJunk」の方を久しぶりに開いてみました。
すごく懐かしい・・・・ハドソン・ベイ毛布が出ていたり、ホールやフィエスタのカラフルなピッチャー軍団の
下には、思いっきり80’sのイタリア・メンフィス軍団のソットサス・デザインの様なチェアーが、
何の違和感も無くすんなりと収まっている。
それはまさに現在のNY・Vinの主流方向性でもあるミックス・スタイルでもあり、改めて驚きましたよ。
だって、この本が出てもう20年が経つのですから・・・・・。
90年代初期はLL・Beanでもハドソン・ベイ毛布の現行品を販売していて、
米国で純毛の毛布を探すのは結構むずかしかったし
当時ベビーベットを卒業した子供達の毛布探しをしていて、
これを買おうかと真剣に検討したのも懐かしい思い出です。
でも結局、白地は汚れそう・・・と思い、タータンチェック柄の純毛毛布を
LL・Beanで購入したのですが、20数年たった今でも現役として活躍中。
寒いNYだからこその必需品なんだけど、当時も値段が高くて買うのにすごく勇気がいったの。
でも買って良かったと今はつくづく思う・・・・もう充分に元が取れた!
それも含め、当時LL・Beanが選び輸入販売していた物は、
少数品目ではあるけど、なかなか良いものがありました。
裏がゴム引き、表はブラック・ウォッチ柄の純毛毛布のピクニック用シート(?)などは、
20年以上さんざん酷使したにも関わらず、今でも疲れを見せず我家の楽しい思い出と共に
現役活躍中。多分オーストリア製だったと思う。
私には「いい物を買って大事に長く使う」と言う様な真面目なセンスは全くありません。
安物でいいから流行に振り回されながら、その時代、時代を存分に楽しむ・・・のがミーハーの私!
でも知らず知らずのうちに、長い生活の中で淘汰さされる物と残る物の違いを感じるようになったわね。
クラッシク=「シックな格(クラス)があるからこそ歴史の中で淘汰されずに長く残れる物」と言う意味を
実感できるほど、もう生きてきたのかもしれないね・・・それでも絶対に分別臭くはなりたくないけどね。
実はメリーさんのJunk本シリーズは、毎回発売当時に買ってはいたものの、
80年代半ばから米国暮らしをしていた私には、これ等の本をそれほど新鮮に感じたことは無く、
80年代から米国で人気を博してたアメリカン・カントリーの大御所の、もう一人のメリーさん事、
メリー・エマーリングのただの後追い本としか思えなかった・・・・
当時はJunkシリーズのどれを見ても、
「どこかで見たことある様な物ばっかりで、目新しいものがぜんせん無いじゃん・・」と思ったけど
レイアウトと写真はいいんだよね・・・やっぱり広告界の人だね。
それでも毎回買ったのは、CPでの情報がほとんど得られなかった90年代は、
この手の本の末尾にあるアンティーク・ショップ等のリファレンス情報が、
アンティーキングの最大の鍵だったからなの。
さっき、さーっとAmerican・Junkに掲載されたNY州地区のリファレンスを見てみたら、
当時は存在した約30軒の紹介があるにも関わらず、私の知る限りではあるけれど、
あれから20年経って現存している店はたったの4軒だったよ・・・
きっとCA州も似たような状況じゃないかと思う。
この道のプロの生き残りの難しさを改めて感じさせるよね。
たった一冊の本から、お会いしたことも無い33さんといろいろな話が出来て楽しいな!
私は友人・知人も含めよそ様の個人個人の衣&住には殆ど興味が無いのだけど、
その方の本箱だけはすごく気になる・・・・
それだけを見てその人を評価するような端的な事は決してしないけど、
まず会話の糸口を探すには、私の場合はそれが一番手っ取り早いし、
自分が興味を持ったことの無い分野の本ばかりだったら、
「しめた!自分にとっての新たな世界を教えてもらえる!」と思うし、
反対に私と同じような本があれば、お相手とより深く話せる楽しみがある。
私の蔵書など、まともなよそ様から見ればろくな本じゃないし、自慢できる本など皆無。
でも私が興味を持ったり必要を感じて手にした本が詰まってる。
すごーく偏ったひとりよがりの本ばかりだけど、それが私なんだな・・・って、
客観的にも明確に感じるられるだろうと思う。
そんなそんな、謝らないで下さいっ!
削除中古の本だから、ひょっとして前の持ち主さんがNYMOMさんと同じで
マンホールのページが好きで切り取っちゃったのかもって思ったんです(笑)。
読んだ事がなかったので"Big City Junk"を調べてみたら、表紙を見ただけで
わくわくしちゃいましたよ。こっちの方が好きかも、、、。
マンホールと言えば、初めてアメリカに旅行で来た時に、視界に入るもの全てに興奮して
特に古びた看板やネオンサイン、消火栓、マンホールやらをカメラに収めて
自分があまり映っていなかったんですよ。
あの時代からそれ程成長していないのか、未だにその類のものに惹かれるので
"Big City Junk"にも興味深々です。
30軒から4軒ですか、、、。
個人的にディーラーさんやアンティークショップとのお付き合いがないので
事情がわからないけれど、フリマでも昔から見かけていたセラーさんが段々減って
スリフトやエステイトセールで仕入れたものをetsyで売っているような感じの
若いセラーさんが増えて来た気がするので、NYと同じような状況かもしれませんね。
いつも思うんだけど、NYMOMさんのお話は下手な本を読むより断然面白いです!
ご自身の体験を通しての言葉だからかな、私の知らない時代や分野の背景が
うっすら透けて見えるような気がして、想像力を掻き立てられるのも楽しくて。
お会いした事もないのに、こういうお話が伺えるのは嬉しいし、幸せだなぁと。
こちらこそ、どうもありがとう!
こんにちは。
返信削除まるで映画に出てきそうな素敵なお写真ありがとうございました^^
いいなぁ
ほんとに素敵・・・
こんにちは!
削除そう言って頂けるのは嬉しいけど、やっぱりぼわわーんとボケ気味ですよね。
PCに取り込む前に、フィルムで撮った風に加工しちゃったのが間違えだったのかも。
このエリアは、青い空とパームツリーなLAっぽいイメージとは違う雰囲気で
普段、そんな都会とは縁遠い生活を送っている私にとっても刺激的でした。
またそんな風景が楽しんで頂けるように、頑張りますっ。