2/05/2014

続・元カレの比較 fire king jadeite shaving mugs / 再会


{coffee & truffles}
もはや元カレにまとわり付く未練がましいオンナになったかのようなこのシリーズですが、珈琲タイム(お供は頂き物のトリュフ)の図からさくさくっとスタート。



{jadeite d ring mug}
今日は、Fire King、ジェダイのシェービングマグ。



{@ the bottom of 4/5}
我が家にあるのは全て底が平らなフラットボトム。5個のうち4個の刻印は1950年代の"OVEN Fire-King WARE"で、これらは10~15年程前にフリマで1個ずつ購入。



{@ the bottom of 1/5}
唯一スリフトストアで見つけたマグはひっかき傷があってコンディションがちょっと悪いけれど、他の4個よりも先輩の"OVEN Fire-King GLASS"、1940年代後期~50年代初期のもの。

この刻印の違い=年代の違いは、マグの高さの違いにも見られるようで

{l:oven ware r:oven glass}
先輩の方が5ミリ程、背が高い。先輩のリムに見られるモールドの跡らしきラインと後輩の高さが一緒といった感じ。



{l:oven ware r:oven glass}
ハンドル上部の付け根からリムまでの長さの違い、お分かり頂けるかしら?
その他、ハンドルの凸凹部分にほんの少し違いがある程度で、フォルムやリムとボトムの直径はほぼ同じだけれど、

{l:oven ware r:oven glass}
先輩の方がガラスが厚いので、光にかざすと透明感が増す後輩(手前)。

ガラスの生産・加工技術が進化して薄くてもそれなりの強度が得られるようになったからなのか、大量生産の為のコスト削減だったのかは分からないけれど、ほんの小さな違いに時代背景がうっすら見えるような気がして面白い。

でも、ひと世代後のフラットボトムではないマグもあれば更に比較対象が増えたのに、とちょっと後悔してみたり。後期のマグなら今後もまだ手が出せるはずだから慌てなくても大丈夫だなんて、未来を見誤ってた15年前の自分が憎たらしい、、、。(だって、あれよあれよという間に、もう手の届かない所へ行っちゃったんだもん、泣。)

では今日の〆。最近ふと思い出した、子供の頃に好きだった曲。


再会 / 松尾和子

発売されたのは1960年で私が生まれる前のヒット曲だけれど、何故か4、5歳の頃この曲が好きでよくお風呂で大声で唄っていた記憶が。「ムード歌謡の女王」と呼ばれていらした松尾さんの情感たっぷりに歌い上げるその姿は、今拝見しても非常に魅力的です。

こちらもようやく冬らしくなり、最低気温が40℉(約4℃)近くになりました。そして地元・横浜でも雪が降ったとか。どうぞ皆さま、暖かくしてお過ごし下さいね。

8 件のコメント:

  1. はじめまして。
    そよかぜさんのブログからお邪魔しました。

    素敵なノスタルジックな雰囲気のお写真が続き、とても楽しくてワクワク。
    どんどん過去にさかのぼって読ませて頂いております。
    これからまた、ゆっくりと見て回りたいと思います。
    素敵なブログ、ありがとうございます(〃▽〃)

    突然、お邪魔いたしました。

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    1. はじめまして!
      ご訪問とコメントをどうもありがとうございます。
      nyancousagiさんてにゃんこうさぎさんとお読みするのかしら?
      とっても可愛い響きですね。

      お好きなものをまるで取扱説明書や教科書みたいにきちんと解説していらっしゃる
      そよかぜさんのブログと違って、かなりゆるーい事ばかり語っているブログですが
      お時間のある時にでもまた遊びにいらして頂けたら嬉しいです。

      後ほど、nyancousagiさんの所へも伺わせて頂きますね。
      これからもどうぞ宜しくお願いします。

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  2. Dハンドルでもいろいろ違いがあるんだね。
    勉強になりました!

    この食器入れ替えが終わった後の
    棚の中が気になる~!
    どんなものが最前線に登場するんだろう。
    ワクワク。
    そのうちそちらもアップ願えればうれしいわ~。

    松尾和子さんって、マダム系のしっとり感があって、素敵でしたね。
    ムード歌謡といえば青江美奈さんも好きだったんですが
    このお二人のような大人の魅力ってなかなか現在では
    再現できないかもしれないですね。

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    1. あ、青江三奈だった。
      お亡くなりになっていたなんて知らなかったです。

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    2. そうなんだよね、年代によって高さと厚さが微妙に違うみたいで。
      その原因が分かればもっとすっきりするんだろうけど、何だか中途半端だよね。

      チームFKの棚には普段使う回数の多い北欧の食器を収納する予定なの。
      FKの緑や水色に比べて、例えばRuskaとか地味な色合いのものばかりだから
      たぶんどよーんとした感じになると思います。

      青江三奈さんも素敵だったよねー。
      仰るように、松尾さんた青江さんみたいな大人の女性の魅力がある歌手って
      もういないのかも。
      たぶん若い世代の人達は「ムード歌謡」って言葉すら知らないと思うし。
      そういう意味で昭和の時代に生まれて良かったなぁって思います。

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    3. 本当だ、青江さんお亡くなりになってたの、私も知らなかったです。
      松尾さんも青江さんも50代でお亡くなりになられたんだね、、、。
      青江さんの「伊勢佐木町ブルース」の歌碑がイセザキモールに建てられてるらしいから
      オットの実家から割と近くだし、今度日本へ行ったら見て来ようかぁ。

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  3. 元カレシリーズ大好きだよー!
    ずっと読んでいたいです。
    凄いね、ジェダイも、こんなに深いんだね☆
    私は、ジェダイかジェイドかの区別も最初つかなかったけれどね。(苦笑
    刻印だけで、何種類も有って面白いね。
    刻印によっても製造機とか製造工場とか違うのかな?
    面白い!

    松尾和子さん、よく歌謡曲の番組に出てたよね。
    懐かしいね。
    私が子供の頃、良く口ずさんでいたのは
    北酒場☆(笑

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    1. そんな、たまさんたら大好きだなんて嬉しい事言ってくれちゃうから
      調子に乗ってしつこく元カレシリーズを続けちゃうかもよー。

      初めてのFKは、10代の終わりに(、、、遠い目)原宿の雑貨屋さんで買った
      マクドナルドのアドマグだったんだけど、当時はRWの存在すら知らなかったし
      渡米後にジェダイをフリマで初めて見て、綺麗な色だなぁって思って本屋さんへ行って
      プライスガイドみたいな本を立ち読みしたら、Jade-iteって書いてあったけど
      読み方が分からなくて(笑)。

      今、刻印の数字を調べてみたの。日本のサイトに詳しく書かれていて
      比較的新しい刻印の数字(3か所に書かれているタイプ)は1番上が型番、
      2番目がパターン番号、1番下が工場番号を表すらしいよ。
      大量生産の為の製造管理が必要だったって事みたい。

      北酒場、いいねー。
      細川たかしって言えば、10年以上前の紅白だったと思うけど
      沢山の三味線をバックに「望郷じょんから」を歌ってて、それを見て
      じーんとして思わず涙が出ちゃったよ。
      ちなみに「再会」と同時期に私がお風呂で歌ってたのは加山雄三の「海、その愛」です(笑)。

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