始めに。今日はオットという単語が普段より多く出てくるかと思いますが、それは決してラブラブ度をアピールする為ではない事をご了承下さいませ。
では、1か月程前にオットがスリフトストアで見つけてくれて思わず親指が立ったこちらから。
{gucci horsebit moccasin} |
たぶん90年代初め頃に作られたと思われるモカシンは、最近レザーシューズの値段が急騰中のスリフトストアで、子供用と認識されたお陰で片手以内の嬉しいお値段。
{vibram soles} |
(普段スニーカーとブーツばかり履いている私の「ビバリーヒルズ=グッチ」の発想はいかにも田舎者ですが、その日、20ドル札を1枚お財布に入れて出かけようとして、オットにお前はバカかと100ドル持たされたぐらいの小市民ですのでね、ええ。事実、ランチに訪れたイタリアンレストランでは食前酒が20ドル近くしておりましたわ。)
{american junk} |
{candle & hand soap} |
左のグラスジャーは、環境に優しい洗剤等で有名なブランドMrs. Meyer's Clean Dayのソイキャンドルで、すっきりパインの香り。右は自然派商品を販売している老舗J. R. Watkinsのハンドソープ。
こちらもパイン、、、去年のホリデーシーズンの余剰在庫という事で間違いなさそうですな。どちらもパケ買い、残り物に福があるかどうかは分からないけれど、お値段も納得の99セント。
このように、何故か最近買ったのが黒っぽいものだったのはタイトルでお分かりかと思いますが、問題はもう1つの「らなうぇいじじぃ」。実は一昨日、愛車・オデ子がスリフトストアの駐車場で当て逃げ未遂に遭いましてね。それもオットが見ている前で。
私はひと足先に店内に入っていてその場にいなかったので、ここからはオットの体験談。
オデ子を駐車、車から降りて数歩歩いた時に水色のベンツがオデ子の右後部をこすって通過。オットがドライバーに話しかけようと近付くとベンツが逃走したので、オットはベンツを追い越して行く手を阻止。が、ベンツはまたもや逃走し駐車場から出ようとしたらしく、オット曰く「ここ10年で1番の速さで」追いかけ、手を広げてとうせんぼしたのだとか。
ようやく観念してベンツから降りて来た60代位のラテン系のドライバーに「車をぶつけて逃げるってどういう事?」と言うと、ぶつけていない、知らないの一点張りで、おまけに"No English, no English."と英語が分からない振り。「いや、この目で見てたし、ここ凹んでるよね。」と水色のペイントが付着したオデ子の凹んだ箇所を指さすと、そのじじぃは事もあろうか「だったら俺の車の方がダメージが大きいじゃないか!」と逆切れ。
停めてある車にぶつけておいて自分の車の方がダメージが大きいと言われてもねぇ、さて、どうしたもんかと思いを巡らせるオットにじじぃが上から目線で「お前は俺に何をして欲しいんだ?」と聞いた時、オットは「もういいから忘れて」と。じじぃは態度を急変させて"Thank you very much."を連発させたそうな。
そのバトルが繰り広げられている間、私はのほほーんと店内を徘徊しておりました、、、。オットの説明と共にオデ子の凹んだ箇所を見た時には、当て逃げじじぃへの、そして何も知らずに店内で鼻歌を歌っていた自分への怒りがふつふつと込み上げて来て、その後再び店内に戻った後も冷めやらず。
そんな時にオットがLineでひと言送って来たのが「らなうぇいじじぃ」で、これは当日たまたま車内で聴いていたStray Catsの"Runaway Boys"に引っかけたもの。 直後に「らんにん ふぁすたー」と来たので歌詞通りに「ふぁすたー おーるざたーいむ」と返信しながら、オデ子もかすり傷程度だしオットが納得したのならそれでいいや、とちょっと穏やかな気持ちに。
以上、「らなうぇいじじぃ」の顛末でした。なので、やっぱりこの曲で〆ないとね。
Runaway Boys / Stray Cats
さぁ皆さんもご一緒に、♪らなうぇいじじぃーっ♪ 今後この曲を聴く度にこの一件を思い出すんだろうなぁ。
ミズイロベンツっていうだけで、
返信削除凄い人が乗っていそうだけれど、
強烈だったね。あたり屋さんかな?
オデコちゃんも、旦那様もとんだ災難だったね。
こういう変な人って居るのだよね。
でも、変な人に向って行く旦那様も勇敢だね。
怖くて、私だったら、
泣き寝入リしちゃうダイプだからさぁ。
J. R. Watkins、私も時々使ってるよ。
水色ベンツは適度にやれてて可愛かったんだけど、じじぃは全く可愛げがなかったよ。
削除(その後スリフトで普通にショッピングしてたんだよ!)
パッと見は穏やかそうなメキシカンのおじいちゃんって感じなのに。
ぴかぴかの新車だったら保険会社に連絡して修理したと思うけど
オデ子は傷もちょこちょこあるから、名誉の負傷?って事にしたの。
オットは傷より何より、逃げたのが許せなかったんだって。
英語が分からないとかやってないとか嘘ばかり付いて
はらわたが煮えくり返ってたらしいけど、逆切れするじじぃを見てたら
急に悲しくなったって。
私だったらどうするか聞かれたから、英語が分からないって時点で
スリフトに連れて行って、スペイン語が話せる人を探すって言ったら
だよなぁ、、、って(笑)。
ワトキンスさん、たまさんと時々おソロなんだね。
ドラッグストアで見かける度にボトルが可愛いって思ってたから
使うのが楽しみ~!
アメリカで働く事になって、悪い事をしても、逆キレする人を多く見ます。。
返信削除多分、彼らは罪悪感が薄いのでしょう。それとも、日本人が低姿勢過ぎるのかしら。
機敏に動けて、いつも大人の対応をする旦那さまが素敵ね。
ランナウェイはシャネルズを思い出しちゃいました。(笑)
うんうん、そういう人多いですよね。変にプライドが高い人が多いせいなのかなぁ。
削除私も舌打ちされたり逆切れされたりするのが嫌で、相手の間違いを指摘する時は
かなり丁寧に低姿勢でお願いしちゃうの。
それもなんだかなぁって思いながら(笑)。
オットは決して俊敏な方ではないのに、この時ばかりはパーキングを全速力で
疾走したみたいで、そのシーンを見逃したのは残念だったかも。
大人の対応だったかは???だけど、揉め事が苦手なのでオットが納得しているなら
それでいいです。
シャネルズ、うちにカセットテープ(笑)があるので、たまに聞きますよ。
ムカツクー!!!
返信削除私も昔、Koreanのじじぃにぶつけられて(信号待ちで後ろから)、保険見せてって言ったら、保険ないって言うので、免許見せてって言ったら免許もなかった;;; 道のど真ん中で80代のじいさんつかまえて、怒鳴りまくってる私ははたから見たら相当嫌な女であっただろう・・・ 修理はしてもらったけど最悪だった。免許持たずに運転してるなんて・・・ 突然お金の話になると、「え?あんだって?」って耳が遠くなるふりをしてきた時には本気で弁護士雇おうと思ったわ。
いやー、立ちはだかって旦那さんはねられなくて良かった。何があるかわからないから。私だったらどうするだろうー。
Kaoriさんも大変な思いをしていたのね。でもKaoriさんに怪我がなくて良かったよ。
削除世の中にはいろーんな人がいるからね、例えじじぃでも、何をしでかすかわからないし。
と言うのも、オットはKoreanのじじぃに殺すって言われた事があるのよ。
フリマのパーキングで横入りしたと因縁をつけられ、車から降りるなり
”I (willはなし)kill you!"を連発でそれしか言わないんだって。
その間オットは後ろに手を組んで無言で対峙してたらしいけど
通りがかった知り合いに事情を説明したら「それだけの事で殺すなんて
狂ってるから、セキュリティーを呼んで来る」って言って、それを聞いたじじぃが
引き下がったみたい。
大げさじゃなくて"I kill you."を50回以上言うから、オットもちょっと怖かった
って言ってたけど、じじぃがナイフやガンを所持してなくて良かったって
つくづく思うもん、、、。
出来るだけ穏やかに暮らしたいよね、お互いに。
おお!久しぶりに立ち寄ってみたら何とグッチのローファー。それもスウェードこげ茶!
返信削除これ私の人生で一番長く履いたローファーだよ。子供頃からローファーで過ごす事が多い私だけど、
これは昔(そうね90年代ね!当時日本でも凄く流行っていて西武デパートなんかこれ山積みしてた。)、
グッチのアウトレットで誕生日に主人に買って貰いれこれ10年以上もはいた私にとっての最長寿ローファー!
最後は底のビブラムも減り、スウェードも擦れ下の黒っぽい皮が見えてきて、外出には履かなくなったけど、
ついには庭仕事用に履いてどろどろになったけど、でも型崩れはしなかった・・・・本当にすごい靴だった。
その上ビブラムのお陰で雪や凍った道でも歩きやすくて、寒いNY生活には最適だった。
このスウェード・ローファーに感動して、次に同じシリーズの黒カーフを買ったけど、
スェ-ドの方がやっぱり良かったな・・・って思ったよ。
スェードでもグッチのは決して柔らかい訳ではなくてしっかりしてたけど、まるで足に吸い付くようだったしね。
カーフの方はそんな感覚が足に伝わってこないのよ・・・・でもこれも買ってから十数年もってるけど、
前の程履かないから未だにピッカピッカ(だから次が買えない?)、
それにしてもほんまに凄い事ですよ!!!
当時のアウトレットでも覚悟のいる値段だったけど、やっぱりグッチは充分に元がとれる
ワン・オブ・ザ・ベスト・ローファーと断言するわ!!!
柔らかさで言えばTod’sに軍パイがあがるけど、これは3年ぐらいで裏のポツポツが無くなっちゃうから
グッチのビブラムには到底かなわない・・・所詮、こちらは運転専用靴ね・・・
だんびろ甲高足の主人は、休日にはどんなスタイルであれ履き心地のいいトッズがお気に入りだけどね。
私は内心、主人を男エメルダと呼んでいるの・・・男の人は靴フェチが多いよね。
家事の手伝いなんて全くしてくれないけど自分の靴だけは丹念に磨くのよ。それも嬉しそうにね!
ここ数年私がはまっているGEOXのローファー!デザインはぜんぜん冴えないけど、
セールを待てば安価だし、なんたって裸足で履いても蒸れない!もう夏はこればっかりよ!!!
1年で履き潰れるけど、私の足にはぴったり合って履き心地もOK.
値段を思えば充分なコスト・パフォーマンスだと思ってるよ。
それでもやっぱりスウェード・こげ茶・グッチ・ローファー、また欲しくなっちゃな!
今の黒カーフがダメになったら買おうと思っていたのたけど・・・ああ、やっぱり今すぐ欲しいな~
車、大変だったね・・・でもじいさんの一言、「お前は俺に何をして欲しいんだ?」に思わずふきだした。
(本当は笑う所じゃないね・・・ごめんなさい)
だって、それ主人が私に言う口癖せりふなの・・・
私がもたもた&だらだら話していると、まずは「それで君は一体何を言いたいんだ?」と、
そして次には必ず「それで君は、一体俺に何をして欲しいんだ?きちんと要約して述べよ・・・」と来る。
会社の会議じゃないんだから、そんなに系統立てて話し始めるわけじゃないのに必ず言われる・・・
こういう時はつくづく「ああ、嫌なジジイだな~」って私は内心思っている訳。
う~ん「お前は俺に何をして欲しいんだ?」この棄てせりふはジジイの特権なのか・・・?
なんかいい対抗言葉はないものかな~?
それにしてもローファーの話、嬉しかったな! やっぱり目が離せない・・・このブログ!
NYMOMさんはグッチのローファーの愛好者でいらしたんですね。
削除私もNYMOMさん同様、オットからの誕生日プレゼントが初グッチで黒のカーフ、
2足目は日本から遊びに来た友人のお供で行ったアウトレットで
雰囲気に飲まれて買った茶色のスウェードで、両方ともレザーソールなんです。
今回初めてビブラムソールを履いたら、レザーソールより数倍履きやすくてびっくりでした。
(あ、ちなみにこれね、画像だと茶色っぽく見えるけどこげ茶じゃなくて黒なんです。)
見た目もレザーソールよりちょっとカジュアルだし、普段ジーンズが多い私にとっては
こっちの方が合ってるような気がします。
NYMOMさんとおソロの黒のカーフ、私も身体が宙を舞って以来殆ど履いていないので
ピカピカに近い状態で眠ってますもん。
そして、甲高だんびろな足の配偶者が靴好き&お手入れ好きって事もおソロです(笑)。
→そんなオットがグッチのローファーを履いたら、履き口が横にびよーんと広がって
金具の付いた可哀想なハンバーグみたいに見えると言って怒らせた事も。
実はこのビットモカシンを購入する数週間前に、RegalとHarutaのローファーを
スリフトで見かけたの!
小学校から高校までずっとどちらかのローファーを履いていたので
(普段はハルタのペニーローファー、家計に余裕がある時だけリーガルのタッセルローファー
っていう方が正しいけど、笑)涙が出そうな程懐かしくて、もし自分のサイズだったら
間違いなく買ってた気がします。
Tod'sとGeoxは未経験なので、機会があったら試してみたいなぁ。
らなうぇいじじぃの捨て台詞が旦那さまの口癖だったなんて、、、。
間違いなく私はNYMOMさん以上にきちんと筋道を立てて話す事が苦手なので
特に相手がオットだと、理解していると思い込んで主語が抜けていたり、時系列もばらばら
急に話が飛ぶみたいで、たまに「今のはいつの誰の話?」って聞かれます。
まだまだそちらは寒いようなので、くれぐれもご自愛下さいね。
水色のベンツって、ファクトリーのオプションじゃなくて、自分たちでどこかに持って行ってペイントしてもらったたとかそんな感じなんでしょうか(笑)。ラティーノだったら益々納得。
返信削除イタリアの靴って幅が狭いですよね。アメリカブランドのイタリア製だとそうでもないのですが、イタリアブランドのイタリア製って靴の幅が広がっちゃうぐらいに履き辛いです。でも愛着は他のものより全然あるので、なかなか手放せないのが辛い・・・
なかなか自分の好みの靴で自分サイズで状態のいいもの(新品同様)ってスリフトに出てこないですよね。33さんラッキーです。
そうそう、たぶん、one day paintみたいな場所でやってと思える仕上がりで
削除所々サビが出てて絶妙なくたびれ感のベンツだったんだけどね、、、。
そうそう、イタリア製は幅が狭いっ!私の足、幅は普通なんだけど高さがないからか
(周りに足が猿っぽいって言われています、笑)今回見つけたモカシンのBでぴったりでした。
ただ、ぴったり過ぎて靴下が履けそうもないので、石田純一氏をマネしないとです。
アメリカ製でも昔のピンヒールとかはかなり細身なので、私が履いてもびよーんと広がっちゃって
全然可愛くないんだよね。ちょっと憧れなのに。