調子に乗って金曜日もエステイトセールへ。
前にも書いた事があるけれど、この辺りでは最近主流の、管理会社が主催しているセールは個人で
やっているセールよりも値段が少々高めな事が多い気がするので、ワクワク感もない。
でも顔見知りのサンドラ姉さんの仕切りは別。彼女、決してぼったくらないし(彼女の得意分野・家具
以外はお手頃価格)、複数買うと逆にこっちがそれで大丈夫?と心配する程ディスカウントして
くれたり、手ぶらで帰っても嫌な顔1つしないし(これ重要)、とにかく大らかさなのだ。
開始時刻の1時間後、現地に到着すると予想通り長い列が。
室内も大勢の人、私達の前にも20人以上並んでいて、中に入るまで寒空の下待つ事30分。
フォトグラファーだった方のお宅は、フォトグラファーではない私には何に使うのか判らない道具や
カメラ、レンズがたくさん。ハワイアンテイストがお好みだったようで、パティオには立派なラタンの
バーカウンター&スツール、ランプが鎮座していた。
Tシャツと古いツールボックスを5ドルで購入し
(どろどろのツールボックス、まだ洗ってないのです)2軒目へ移動。
ここも見た事のある管理会社が仕切っていて、各部屋に万引き監視要員、それもかなり近くで監視
されてあまり心地良くない雰囲気。
好きなテイストのお宅ではなかったのでさくっと1周し、ガラスビンと救急箱を手にお会計テーブルへ
行くと、金庫番の女性が開口1番「もう見終わったの?これだけ?」。
そして、彼女の友人らしき人がビンを見て「古いビンは高く売れるのよね~。そっちの箱だって
かなり古そうだし。」と説明しだした。
(へぇ、そうなのぉ?と笑いながらも、ばばあ、黙れ!と小さく呟いたのは言うまでもなく。)
その後も「何でキープしとかなかったのよ。」「だって気が付かなかったんだもん。」と、どうでもいい
やり取りが続いて。
最初から最後まで嫌な雰囲気だった。サンドラ姉さんの会社以外のセールは暫く行かないかも。
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{small glass jars} |
ラベルが付いているskippy(ピーナッツバター)と鳥のエサのビン。
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{first aid kit} |
既存の白いボックスにハンドペイントした十字架が可愛い救急箱。
かなり真っ黒だったので洗剤を付けてゴシゴシしたら、赤いペイントが少し薄くなってしまったけれど
それも味って事で。
ここから、ちょっと愚痴ります。素敵な1日が嫌な気分になるかもしれないので、スルーして下さい。
その後、仕事前にまずは腹ごしらえという事になり、ファンシーなレストランにはあまり興味がなく
寂れた感じのお店が好きなので、かなり前に1度だけ行った事のあるダイナーへ。
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{brunch in long beach} |
アメリカンな食事を外で楽しむ機会はあまりないし、古き良き時代の雰囲気を残すダイナーは減る
一方なので、久しぶりに薄いコーヒーを啜りながらオットとまったり出来たのは良かったんだけれど。
運ばれて来たフレンチトーストをひと目見て、固まった。
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{burnt french toast} |
や、焼き過ぎじゃありませんか?と言うよりむしろ焦げていると言った方が正しい黒さ。
盛り付けが雑過ぎなのは最初から期待もしていないので気にもならないけれど、口の中がひと目
から最後までずっと焦げの味しかしなくて。
以前、アメリカ人の友人に「よっぽどの事がない限り、クレームは言わない方がいいよ。逆ギレして
唾や雑巾を絞った水とか入れられるから。」と言われて以来、小心者の私はオーダーした物と違う
物が出て来た時を除けば、殆どの場合、黙って食べるようにしている。
(皆さんはどうしていらっしゃるのかしら?)
頑固オヤジだったら、とっくにテーブルをひっくり返しているところだけれど、私は黙々と食べ続けて
きっちり完食。
レギンス、お尻丸出しのお姉ちゃんは常連客のおじさんと話し込んでいてコーヒーのお代わりにも
来てくれないし、チップを気持ち少なめに置いてさっさと店を後にした。
ブログ開始当初、なるべくネガティブな事やうっぷんばらしみたいな事を書くのは止めようと決めた
はずなのに、あっさり破ってしまった、、、。
エステイトセールの嫌な雰囲気や焦げたフレンチトーストの事ぐらいで、ブーブー文句言うなんて
まだまだ修行が足りないようですな。