6/29/2013

Rorstrand Annika


ずっと空振り続きだったスリフトストアで久しぶりに胸きゅんな出会いが。

{:-) :-) :-)}
期待もせずぷらぷら歩いていた食器コーナーで手招きしていた、見覚えのあるブラウン×オレンジのライン。これはひょっとして、、、と裏返すと、思わず笑みが浮かんだRorstrandのAnnikaだった。



{rorstrand annika}
Marianne Westman(マリアンヌ・ウエストマン)によるデザインのアニカは、1972~83年に製造されていたシリーズ。

ブラウン×オレンジ、イエローのコンビが好きでラインものが好きと来ればテンションが上がるのも無理はなく、見つけたアイテムを他のお客さんに迷惑にならない場所に移動させて、オットと家族会議。
お値段が相当強気だったので真剣に吟味して、使用頻度が少ないと思われたブレッドプレートと傷が目立つボウルを泣く泣く棚に戻してお会計。

{six annika}
ではアイテムごとに。画像が多いのでお喋りは少なめに。



{cup & Saucer}
カップ&ソーサー。この角度だと見えないけれど、ハンドルもブラウンのライン入り。



{small bowls}
控えめなハンドル付のボウル。



{large bowl 1}
直径20センチ、大きめのボウル。 私は煮物にぴったりだと思ったのに、オットはこれでラーメンが食べたいのだそう。



{large bowl 2}
上のコロンとしたボウルと違うフォルム、バンド付きのボウル。直径は18.5センチ。同じようなサイズのボウルを2つ買っていいものか最後の最後まで悩んだけれど、オットがラーメンを食べる時に喧嘩にならないからと言うので購入。ラーメン、、、そこはどうしても譲れないポイントなんですね。



{square plate}
幅30センチ、長方形のプレート。丸いプレートより使い勝手が良くて好きなので、これが1番高かったにも関わらず真っ先に購入を決めたもの。

調べたところによると、アニカには珈琲ポットやクリーマー&シュガー、エッグスタンド等々アイテムも豊富でフォルムも素敵なものばかり。ちなみに、同じフォルムでブルー×グリーンのライン、Erisabeth(エリザベス)と言うシリーズがあり、そちらもかなり好みで長年を探しているのに未だ出会えず。こうして終わりなき旅を続けちゃうんだな、、、。

米西部からアリゾナにかけて熱波が押し寄せているようで、Death Valleyでは50℃以上、大好きなPhoenixでは48℃近くになったとの事。こちらも日中はうだるような暑さだったけれど、今は長袖を着る程気温差が激しいので体調管理をしっかりせねば。

皆さまも体調にはくれぐれも気を付けられ、引き続き楽しい週末をお過ごし下さいね。

6/28/2013

ガラスのキャンドルホルダーとアイスクリーム


気が付けば今週は1度も更新しないまま週末を迎えてしまい、一昨日、エステイトセールのお知らせメールが来て、あら、もう木曜日なの?なんて驚く始末。体調が悪かった訳でも、特別仕事が忙しかった訳でも、ましてや帰宅後は毎晩お掃除に勤しんでいた、なんて事があった訳でもないのに。

もうちょっとやる気出せよと自分に言い聞かせながらの今日は、 暑くもなく寒くもない過ごしやすかった毎日から一転、昨日からがつんと気温が上がって最高気温も30℃を越えているので、涼しげなキャンドルホルダーでも。 

{△ candle holders}
Iittala "Arkipelago" candle holders

Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)によって1981年(1979年という説も)にデザインされたアルキペラゴ。arkipelagoとは英語のarchipelago、群島・多島海の事で、最初のaが大文字のAになるとエーゲ海を指すのだとか。ただ、フィンランドにはArchipelago Seaと呼ばれる多島海域があるらしく、このキャンドルホルダーはそちらをモチーフにしたと言えそう。

よく見ると背の高い方は3層、小さい方は2層になっていて、ガラスの中の気泡、角の取れた三角のフォルムと共に、胸きゅんポイントの1つに。


 
{△ + i}
氷柱のようにも見えるこのArkipelagoには、三角の他に四角や楕円等フォルム違いもあるらしい。



{□ candle holders}
このキャンドルホルダーの長男を発見し、ついにBlenko3兄弟に。



{□ cube}
こちらも涼しげなアイスキューブ仕様。キャンドルは灯さないけれど(笑)、涼しげなものを視界に入れて、体感温度を少しでも下げないとね。

最近スリフトストアに行っても何も購入しないで帰る日々が続いていたのだけれど、昨日久しぶりに胸きゅんなものに遭遇したので、週末はやる気モード全開で頑張りまする。

では最後におまけ。
1945年創業Handel'sのアイスクリーム。オットはヴァニラ、私はブラックチェリー。溶けるスピードが速くて手がドロドロ、おまけに強風になびいた髪の毛がアイスクリームに貼り付いてしまい髪の毛もドロドロ。暑くて風の強い日は、コーンではなくカップにすべし。

では皆さま、素敵な週末を!

6/22/2013

aloha oe / hawaiiana part 3



Aloha Oe / Teresa Bright

ハワイアンソングの定番「アロハ・オエ」に、女王・リリウオカラニの想いが込められている事は何かで読んだけれど、今回再度調べてみたらこんなブログを発見し、ハワイに行きたーいっ!と浮かれていた無知なワタクシは少々複雑な気持ちでこれを書いておりまする。(ハワイと日本の歴史にご興味がおありの方は是非一読されたし。)

が、ハワイアナ特集もラストなので気分を変えてさくさくっと進めます。


{hawaiian boys}
体長約6.5センチの小さなウクレレボーイズ。

初めてハワイに行った遠い昔、膨大なヴィンテージハワイアンシャツのコレクションでも有名なBailey's Antiques and Aloha Shirtsというお店で購入したもの。日本製と勝手に推測。



{3.99}
若かった私には値札を剥がす事さえ躊躇われる程、初めてのアメリカに大興奮だったと見え、そんな懐かしい記憶と共に、20年以上貼りっぱなしの3ドル99セント。



{monetera leaves}
Hapa woodで出来たモンステラの葉の入れ物。

(Hapa woodは木屑と合成樹脂を混ぜたもので、hapaはハワイ語でhalf、半分の意味だそう。)



{aloha hawaii}
Aloha Hawaiiなお土産は70年代に作られたものらしい。



{50's hawaiian shirt}
初ハワイの翌年、初めてのLAで購入したヴィンテージハワイアンシャツ。

Rose Bowlのフリマにて拙い英語で価格交渉をし、今では考えられない程お安く購入出来たのも遠い昔の事。ラベルは付いていないけれど、オット曰く1950年代のTopflight製との事。



{60's hawaiian shirt}
こちらは去年スリフトストアで見つけたPenny'sのハワイアンシャツ。

鶴に松と竹の和柄なシャツは、右側の襟の先が破れていて襟心がむき出しになっているけれど、どうしてもその場に置いて来る事が出来ずに連れ帰った1960年代の日本製。

ヴィンテージのハワイアンシャツを着て電車やバスに乗る際は、破れ防止の為に絶対吊り革に掴まらないというルールを厳守している知り合いがいるけれど、50年代のものと違ってこのシャツなら大丈夫そうだし、襟先の事は気にせず今年の夏はガンガン着る予定。チンピラっぽくならない様が大前提で。

以上、自分勝手なハワイアナ特集に付き合って下さった皆さま、Mahaloです。引き続き、楽しい週末をお過ごし下さいね。

6/21/2013

pearly shells / hawaiiana part 2



Pearly Shells / Billy Vaughn & His Orchestra

今日は懐かしのハワイアンソングをバックに、ハワイアンガールズをご紹介。

{hawaiian girl head bust 1&2}
日本ではフラヘッドと呼ばれている、chalkware(石膏)のハワイアンガールズ。

左は1950~60年代、NYにあったAlexander Backer Companyのもの、右はEPとサインが入っているものの、長年詳細がわからないまま現在に。(プカシェルは友人からの頂きもの、笑。)

同じヘアスタイルでも、骨格とペイントが違うせいか表情が全く違うお美しいガールズ。



{hawaiian girl head bust 3}
1番の新入り、去年仲間入りした詳細不明のセクシーガール。



{hawaiian girl head bust 3}
本日の大トリは1番のお気に入り、どの方向から見ても死角なしの美女はMarwal Ind Inc.のもの。



{mark @ her shoulder}
フラヘッドで有名なMarwal Industories Inc.は1940~60年にかけてフロリダにあった会社で、他にも数々のチョークウェアの置き物を生産していたとか。

スリフトストアで発見した上のガールズと違い、こちらだけかつて友人が経営していたヴィンテージ雑貨屋さんで購入。かなりお買い得プライスだったのに、支払時に20ドル札を1枚返してくれて「これでビールでも飲んで。」と粋な心遣いまで。



{chip on her hair}
お買い得プライスだった理由はこれ。ちょこっと欠けていて接着剤で修理した跡が。でも、後ろなので気にならず、全く問題なし。



{hawaiian beauties}
普段は3人並んで(1人はオットの物置部屋で)、リビングでたおやかな笑みを浮かべていらっしゃいます。隅っこで申し訳ないけれど。

長くなってしまったので、続きは次回に。

6/19/2013

somewhere over the rainbow / hawaiiana part 1




Somewhere Over The Rainbow / IZ

この曲を聴くと確実にハワイに行きたくなるけれど、そう簡単に行けるはずもなく。そんな時は、家にあるハワイアン雑貨で暫し現実逃避。

以前ハワイアン雑貨が好きでちょこっと集めていた時期があり、その名残の幾つかを集めてみた。パート1の今日は、キッチンからグラスとマドラー。

{suck 'em up! glasses}
"Suck 'Em Up!"のグラス2種。

左は裏にマイタイのレシピが、左は1960年代後半にワイキキにあったDuke Kahanamoku's というレストラン・バーでハワイアンバンドDon Ho & The Aliisが公演した時のグラス。

(Duke Kahanamoku'sのオーナーはその名の通り、レジェンドサーファーのデューク・カハナモク。ご興味のある方はこちらを覗いてみて下さいまし。このレストランに関する素敵な記念の品々がご覧になれます。)



{kauai resort hotel}
Kauai Resort Hotelのグラス2種。

文字のフォントと色が大好きで、渡米直後はヘビーローテーションだった想い出がいっぱいのグラスは、1度も行った事がないカウアイ島にあったホテルのもの。どんな佇まいだったのか気になったので調べてみたら、当時の絵葉書を発見。(画像はeBayよりお借りしました。)

{postcard from kauai}
、、、素敵です。



{hawaiian airlines & aloha airlines}
お次はHawaiian AirlinesとAloha Airlinesのマドラー。

積極的に集めている訳ではないので本数がそれ程多くない我が家のマドラーの中で最多がハワイアン航空。しかもこの中の1本は、昔々に東京の雑貨屋さんで購入し、渡米時に実家から持参したもの(笑)。

ハワイアン航空は健在だけれど、アロハ航空は2008年に運行を停止してしまったので、尾翼に付いた可愛らしい花柄を見る事が出来ないのがとても残念。



{hotels in hawaii}
上からHalekulani Hotel、Kahala Hilton、Hale Koa Hotel。

("House Without A Key"はハレクラニホテル内にあるレストラン。カハラ・ヒルトンはザ・カハラ ホテル&リゾートに名称が変更。ハレコアホテルは米軍関連施設なので一般人は宿泊できない模様。)

以上がハワイアン雑貨特集パート1。次回は置き物編の予定なので、画像を撮る前に要・拭き掃除ですな、、、。

6/15/2013

thursday estate sale その2


昨夜気絶している最中に1度目を覚まし、喉が渇いたと訴えるツマに自分が飲んでいたアイスコーヒーを差出したオット。それをひと口飲んだツマは「これ牛乳っ!」と文句を言って再び気絶したそうな。

何故ツマが牛乳と呟いたかと申しますと、普段我が家ではコーヒーに豆乳を入れているのですが、昨夜は豆乳を切らしていて牛乳だったからなのです。豆乳と牛乳の違いが判別出来たという事は、自分が思っていたよりも酔ってはいなかったのかもしれませんが、今後焼酎は控えめにしようと反省したツマでありました。

さて、前回の続き、布ものをさくさくっと。

{prince}
2種類のイラストが描かれた鍋つかみ。

白馬に乗ったプリンスが向かった先には

{princess}
何かを抱える(私にはお肉の塊に見えるのだけれど)プリンセスがお出迎え。

色使いやイラストが東欧っぽいと感じたものの生産国がわからなかったので、プリンス側に書いてあったデザイナー名だと思われる小さな文字を頼りに調べてみる事に。

{D. B???ova}
アルファベットを当てはめて検索するも残念ながら空振り。
が、撮影後に何気なく鍋つかみを手にはめた瞬間、親指に違和感があったので中を覗くとしわしわになった茶色い紙を発見。"KUCHYN̆SKÁ CHŬAPKA"と書いてあり、わくわくしながら再度検索。

チェコ語でそのままの「鍋つかみ」という意味だった。という訳で、1993年以前に作られたと思われるこの鍋つかみは、チェコスロバキア製という事で一件落着。



{union jack}
イギリス製のユニオンジャックはリネンではなくコットン100%。横が75センチ、大きめのティータオル。



{kitchen cloth}
洗いこまれてくたくたになったキッチンクロス。色褪せた赤のラインも肌触りも♡。

以上が木曜日のセールで購入したもの。相変わらずなアイテムばかりだけれど、個人的には大満足であります。

明日は父の日ですね。世界中のお父さんが幸せな1日を送れます様に。

thursday estate sale その1


久しぶりに渡米された、以前お世話になっていた取引先の社長さんからディナーのお誘いがあり、「ボクは好き嫌いないから33さんがお店を決めてよ。」という昔と変わらないリクエストだったので、先週は手打ち蕎麦を、シカゴから戻られたばかりの昨夜は焼き鳥とおでんのお店に。

久しぶりに焼酎を飲んだせいか単なる飲み過ぎなのかわからないけれど、帰宅後に軽い頭痛がしたのでゴロゴロしていたら、どうやらそのまま気絶してしまったみたいで。オットが掛けてくれたであろう布団に包まってリビングにて目が覚めた土曜日の朝でございました人間失格ですな、、、。

昨日は予定が変わってエステイトセールに行く事が出来なかったので(泣)、一昨日のエステイトセールの事を。ダニッシュの素敵なテーブル300ドル、ダニッシュの素敵な箪笥500ドル、数々の高額商品は撫でるだけに留めて購入したもの。

{smokey glasses}
デンマーク王室御用達のHolmegaardのグラスはこれらと同じPer Lutkenのデザイン。1つのグラスに小さなチップがあるけれど、セット売りだったのでトリオで購入。

声を大にして申しますが、こちらのグラスは外見もすこぶる好み、麗しの男前ですが、リムが薄くて滑らかなので口当たりが非常に宜しいのです。それ故、ちょっとでもぶつけようものなら簡単に割れる、繊細で扱いにくいヤツでもあります。



{2 hansomes}
家にあるひと回り小さな男前と比べてみた。実は先月、更に小さいお猪口サイズをスリフトストアで見かけたのだけれど、単なる観賞用になってしまうに違いないので見なかった事に。今更ながら買っておけば良かったと、ほんの少しだけ後悔中。

(たった今、リンクした去年の記事を読んだら、久しぶりに焼酎を飲んで頭痛がすると書いてあったのでびっくり。そして、成長していない自分にがっかり。)



{2 noggins}
暖炉の前に転がっていた黒いノギンス。ラベルも何もないので出身地がわからず。

ヒゲはフェイクファー、足、腕、鼻、角はプラスティックで出来ているので、そんなに古いものではないけれど、のっぽの痩せとちびの太っちょコンビに胸きゅん。

腕の先端、丸い手の部分に穴が空いていて何らか武器を持っていたはず、と、辺りを探してもそれらしきものが見つからなかったので

{with leaves ;-)}
手持ち無沙汰を解消するべく、ベランダに落ちていた枯葉を持たせてみた。迫力はないけれど、こんなヴァイキングがいても宜しいかと。

時間がなくなってしまったので、あと2点は帰宅後に書きます。

では皆さま、楽しい週末を! 

6/14/2013

FiggjoとWaechtersbach 男と女、ネコにてんとう虫のマグ


マグは気を緩めると無駄に増えるので、、、と何回も書いているのに、どうしても見て見ぬ振りが出来なかったのが、今日の4点。

{man & women}
Figgjo "Folklore"のマグはノルウェイ製。Turi Gramstad Oliverによるデザインで70年代のもの。

チュリさんらしい繊細なタッチと色使いのイラストは、民族衣装をお召しの男女の食事風景の図。ビールを傍らにメインはお魚のよう。男女の関係性は、親子?友人?それとも、、、。 



{en skal eta etter...}
裏はお花の続きと文章。(食べる・飲む事に関する文みたいだけれど、翻訳しても意味が???。)



{mark @ the bottom}
Turi-designのスタンプは裏もロマンティック仕様。

初めてのチュリさんのマグに出会ったのはちょうど1年前だったので、次回も1年後になるのだろうか?



{cats & ladybugs}
Waechtersbachのマグ、ネコとてんとう虫。ネコは西ドイツ製、てんとう虫がスペイン製。

コレクターさんが寄付したのかと思われる程沢山のベヒタフバッハが並んでいたスリフトストアから、自分なりに厳選して(したつもり)2つをお持ち帰り。月夜のネコのマグはネコ好きな洋美ちゃん(母)へのギフトに、てんとう虫のマグは虫嫌いでもてんとう虫柄は好きな自分用。

どのマグも容量たっぷり大きめ、しかもベヒタフバッハはスタッキング出来ずに場所を取る、、、なんてマイナスの理由を並べても無視できなかったマグたち。
明日はエステイトセールに行く予定なので、気も財布の紐も引き締めなければ。

6/10/2013

青いボトル / keep your head to the sky


お昼寝から目覚めたらアイスクリームを食べ、以前から興味のあった信長の黒人の家臣・彌助の特集をやっていた「世界ふしぎ発見!」を観ながら、スモークアーモンドをぽりぽり、、、本能の赴くままに過ごしていたオフ1日目ですが。

バスタオルを青×白のブロックチェックに取り替えたので、バスルームの窓辺も爽やかな青にしようとキッチンから移動させた青いガラス瓶2点。

{blue bottle 1}
"Town of New Gloucester 1774-1974 Bi-Centennial"、反対側には"New Gloucester Maine Incorporated 1774"と書かれているボトルは、どうやらメイン州のニュー・グロスターが1974年に市政施行200周年を迎えた際に作られた記念品らしい。

L. L. Beanのお膝元、全米で最も白人が多い、ぐらいの知識しかなく縁も所縁もないメイン州だけれど、綺麗な青いガラスは素通り出来ないのでね。



{blue bottle 2}
どの角度からも綺麗に撮れずにさっくりした全体像のボトルには"Thatcher's Dairy Bottle Patent 1884 One Quart"と"Abusolutely Pure Milk"の文字。 どうやら古いボトルのリプロダクションのよう。



{mark @ the bottom}
底のマークが気になったので調べてみたら、Crownford China Companyは1964~73年頃にNY州にあった陶器やガラス等の輸入・販売会社で、古いミルクボトルのリプロダクションも多く手掛けていたとの事。

ふむふむ。という事は、こちらのボトルは1965年にイタリアで製造されアメリカで販売されたボトル、という事になる。



{bathroom window, before}
このbeforeを撮った後モタモタしていたら暗くなってしまったので、afterはまたの機会にでも。ってこれも充分暗いですけど。

今日の〆は、謎が解けてすっきりした1曲で。
タイトルを知らない上に他のアーティストの曲だと思い込んでいたので、アーティスト名で検索しても見つからず、思い付く歌詞を単語で入力してやっと辿り着いたと思ったら

{head to the sky}
なんと、家にアルバムがありました、、、。


Keep Your Head To The Sky / Earth, Wind & Fire

1973年に発売されたアルバム"Head To The Sky"からシングルカットされた曲で、宗教色が濃い歌詞は好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、個人的にはPhilip Baileyの美しいファルセットに心が洗われる気がして、EW&Fの曲の中でも上位にランクインする曲なんですの。

では皆さま、おやすみなさい。明日も楽しい1日でありますように。

6/08/2013

friday estate sale


{wagging his tails}
エステイトセールを2軒はしごして連れ帰った唯一のもの、の、しっぽ。



{little black dog}
古い日本製のぬいぐるみ。犬種は想像が付かないけれど、たぶんイヌ。

後に捨てられてしまうであろうぬいぐるみや壊れたクリスマスのオーナメントの中から、自分勝手な使命感に駆られて救出。見るに堪えないゴミだらけの姿から、30分程かけて犬のノミ取り用の櫛とテープを使い何とかこの状態まで。

画像には映っていないラベルには"Kamar 1970 Made in Japan"。Kamar社は、エルサレム生まれのPascal Kamarによって50年代にカリフォルニアに設立された会社。Pascalさんは、リタイヤした1991年までの間におよそ3万点に及ぶぬいぐるみのデザインをされたのだとか。1度閉鎖された会社は、2006年にパスカルさんが亡くなったのを機に、ご子息によってKamar Innovationと名前を変えて再スタートを切ったとの事。(ちなみにPascalさん、我が家から30分程のお金持ちしか住めない山に長年お住まいだったらしい。)


 
{his back}
被り物をしているようでくすっと笑える、ちょっとくたびれた哀愁のあるこんな背中を見たら、連れて帰らずにはいられなくなってしまい。
白目の部分のフエルトが剥がれていたり、頭が重過ぎて首がぐらんぐらん、3分も立っていられなかったり等のコンディションの悪さなんてどうでも良くなったのは、以前にエステイトセールでクマのぬいぐるみを救出した時と同じ。

実は、あのクマとこのイヌの間にもう1匹救出した動物がおりまして。

{little tiger in tuxedo}
タキシードを着たトラ。

こちらも日本製のGunderful Creationのもので、1898年にAdlf Gundによって創業された老舗玩具メーカーGund社のブランドとの事。(Gund社はその後社名を残したまま、経営者が何度か変わっている模様。)

上のイヌの毛穴同様シマシマを黒いペンで手描きされたトラは、タキシードの中に赤いベストと蝶ネクタイを付けたお出かけモード。



{his back}
こちらもかなりの猫背な前傾姿勢で、気が付くと前に倒れているけれど、やっぱり哀愁を帯びた後姿。



{3 little animals}
せっかくなので恒例の記念写真。シャッターを切る前に1匹が倒れ、起こしている間にもう1匹が倒れ、、、の繰り返しで、ぬいぐるみ相手に四苦八苦した夕暮れ時。

我が家にあるぬいぐるみは、クリスマスものを除けばこの3体のみで、偶然、全て黒い部分がある日本製の動物。これ以上増やすつもりも予定もないけれど、また同じ状況下で出会ったら決心が揺らぐ可能性が大なので、もし今度ぬいぐるみが登場したら、どうぞオオカミ少年おばちゃんと呼んで下さいまし。

では皆さま、楽しい日曜日を!
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