11/30/2012

tins


昨日は降ったり止んだりだった雨も、今日は本格的に降り続くらしいLA。

この天気が崩れる前の数日間、愛車・オデ子の機嫌が悪かったので、ドクター(メカニックの友人)に診てもらう事に。
当初1時間の短期入院の予定が、パーツを交換しなければならない箇所が見つかり3時間に延長したので、友人の車を借りて久しぶりに隣町・Comptonのスリフトストアへ。

ティン缶を2つ購入しただけだったけれど、 コンプトンは治安がそれ程良くなく、頻繁に訪れるエリアではないので楽しかった。ちなみにオットはサイズがぴったりのRed Wingのlogger bootsを購入。発見者の私に感謝したまえ。


{double decker tin}

ダブルデッカーのティン缶。フタにヒンジが付いているタイプの箱で、全長12センチの小型バス。

"Made in England"の表記以外に会社名等の情報がないので調べてみたら、これとそっくりなティンがあり、クッキーが入っていたヴィンテージティンとの事なので、その仲間だと思われます。



{droste cocoa tin}

Drosteのココアのティン缶。

オランダのドロステ社は1863年に創立された老舗ブランドで、オランダのチョコレートの草分け的存在なんだとか。



{at the top}

上の、ココアを愉しむヤングガール&ボーイの図も微笑ましいけれど、フタに付いた歴史を感じさせるDマーク素敵。

1度も飲んだ事がないドロステのココア、今度見かけたら是非買ってみようっと。



{2 tins}

最後はおまけ、家にある小さなティン。どちらもかなり前にエステイトセールで購入したもの。

右の、日焼けで色が褪せているリンゴの缶は、フルーツを缶詰や冷凍する時に入れる粉(保存剤)、左はタイヤのチューブのリペアキット。





昔のパッケージはやっぱり胸きゅんなものが多いですな。
、、、こうして、着実にがらくたが増えていく我が家なのでした。

11/27/2012

最近のメイド・イン・ジャパン


2週間程前のエステイトセールで見つけたものが日本製だったので、今日は最近のメイド・イン・ジャパンを少し。


{made in japan 1}

サンタクロースのキャンドルホルダー。

表情もポーズも違うサンタさんが、ネズミを乗せた汽車を引いていて、その汽車には細いチェーンで繋がれたツリーまで。



{holt howard 1959}

1959年に日本で製造・輸出され、セラミックのフィギュアやキッチンウェアで有名なHolt Howard社によって販売されたサンタさん。

コレクターズガイド本も出ている程アメリカでも人気があるらしいホルト・ハワード、かなり前に1度だけネコのS & Pシェイカーを購入した事があり、それはネコ好きな洋美ちゃん(母)へクリスマスギフトに贈った記憶が。



{made in japan 2}

いつ・どこで購入したのかも覚えていない程、昔から家にあるクリップ。

木片にマッシュルームと蝶々のペイントが施されたグルービーな70'sコンビは、クリップの部分にJapanの文字入り。



{made in japan 3}

張子の犬、朝陽を眺めるの図。

こけしや招き猫同様、このテの伝統工芸品には滅法弱い上に犬も大好きと来れば、私が買わずして誰が買う!と鼻息を荒くしてスリフトストアから救出した犬。



{hi from my dog}

この犬、正面から見た顔が可愛過ぎて、目が合うとつい笑ってしまう、、、。

やっぱり素敵な日本の伝統工芸品、アメリカで出会うと喜びもひとしお。笹野一刀彫のお鷹ぽっぽや赤べこにもいつかは出会えるといいのだけれど。





人生初、サイバーマンディにお買い物。サイトが混雑していたのか数分画面が変わらないので、同じ箇所を2度クリックしたらオーダー確認メールが2通来て、同じものを2個購入した事になっていたのでびっくり。慌ててカスタマーセンターに電話してキャンセル出来たけれど、やっぱりネットショッピングって苦手かも、、、と思ってしまった化石オンナでした。

11/24/2012

my black (& white) friday


皆さま、サンクスギヴィングはいかがお過ごしになられたでしょうか?

ターキーがあまり好きではない我が家では、ここ数年何もせずのんびり過ごすだけの単なる休日と化していて、今年もその予定だったのだけれど。

月曜日の早朝からオットが激しい下痢に悩まされ、元々胃腸が繊細に出来ているお方なので、何かに大当たりしたと思い放っておいたら、ついに発熱。どうやらストマックフルーだったみたいで。 ええ、うちは放任主義ですの。
ポカリスウェットとおかゆで2日間過ごし、水曜日の朝、晴々とした顔で「ドーナッツが食べたいから買って来る!」と。病み上がりにドーナッツなんておまわりさんだって食べないです!と、一応反対しましたよ。


ドーナッツ屋のおばちゃんからタダで頂いた珈琲を片手にドーナッツ1ダースをお持ち帰り。
チョコレートやグレーズが付いていないプレーンは、甘くなくふわふわで美味しかったので、私も3こをぺろり。

オットは病み上がりだし、今日はゆっくりお仕事開始と思っていたら、今度は私に何の前触れもなく突然吐き気が襲って来て、、、。

ストマックフルーって日本のノロウイルス感染症と同じものらしく、ネットで調べたら症状も全て同じで、(脱水状態にならないよう水分補給をしながら)放っておけば治ると書いてあり。

木曜日も1日の半分をバスルームで過ごし、梅干を入れたおかゆになってしまった今年のサンクスギヴィングディナーだった。





さて、世間では"Black Friday"と呼ばれている昨日の金曜日、私の体調も良くなったので午後からお仕事、帰りにリハビリがてら?に行ったスリフトストアで思わずスキップしちゃったものを発見。それも何故か白黒ばかり。

{kromex s & p shakers}

Kromexのソルト&ペッパーシェイカーは50年代後半のもの。

50'sのキッチンウェアがお好きな方にファンが多い、アルミの本体にベイクライトのフタが付いたこのシリーズ、coffee・tea・sugar・flourやスパイス用のキャニスター等があり、フタも、この黒の他にピンク・黄色・ターコイズなんて50'sらしいカラーがずらり。

(KromexはAlcore Aluminum Companyの1部門として1957年頃に生産されていたもので、SearsとMontgomery Wardで独占販売されていたそう。その後1960年にRaynolds Aluminumに買収され、生産中止に。)



{bakelite lids}

せっかくなので、ベイクライトのフタのアップも。

ちなみに、このフタがベイクライトだと知ったのは、楊枝とベイキングパウダーでごしごし磨いてしまった後なので、うっすら傷が付いてしまった気も。



{finel mushroom bowls}

Finel "Tutti" mushroom bowls (S)

カイさん、エステリさんコンビのマッシュルームのボウルのSサイズがようやく我が家に仲間入り!
フィネルのボウルと出会ったのもこの時以来だし、初めての小さなボウルと来れば、病み上がりの私の足取りだって自然と軽くなるってもの。


{stamp on the bottom}

 ステッカーではなく、プリントのバックスタンプもしっかり残っている。



{small & large}

大小揃って記念撮影。ちょっとぐらいのサビなんて気にしない、気にしない。



{see's candies delivery truck}

See's Candiesのトラックはちょっと新しめの1987年のものだけれど、ちゃんとアメリカ製(アイオワのERTL社製)。


  
{porkey on the truck}

唯一開閉する荷台のドアを開けたら何かを載せてみたくなり、チョコレートがないのでとりあえずポーキーの載せて遊んでいたら、ドナドナドーナードーナー♪が頭に浮かんでちょっと悲しくなってしまった。





ここ数ヶ月、気管支炎やらストマックフルーやらで療養日記のようになってしまっている感が否めないけれど、胃腸がしくしくする事を除けばかなり元気です。
今回初めてストマックフルーを経験して、これってかなりしんどいのね、、、と実感、大好きなドラマ「孤独のグルメ」を観ても全く食欲が沸かなかった程。こんな事、ありえないでしょ?

これから先生も走っちゃう師走に突入するので、今年は何事もなくこのまま乗り切れるように、私は走らずスローペースでとぼとぼ歩く事にしようっと。

皆さまも体調には十分気を付けられ、楽しい週末をお過ごし下さいまし!

11/19/2012

TGIF / lunch box & candle holders



遅れていた仕事関係の返信メールが早朝に届き、その日の夕方までに片付けなければいけない作業が発生したので、朝からてんやわんやだった先週の金曜日。

途中、必要なものを買いに外出したついでにエステイトセールに立ち寄り、ホームセンターの駐車場に来ていたフードトラックでサンドウィッチを食べ、家に戻り作業を再開。

どうにか作業を終えてダウンタウンに向かったら、こういう時に限ってフリーウェイが大渋滞。目的地に辿り着いて任務完了、の時点で夫婦揃って疲労困憊だった。
時間がないのにエステイトセールに行ってるからじゃ?というご意見、ごもっともでございます、、、。でも、カンフル剤注入になりましたので、ええ。購入した物は今度ご紹介させて頂きやす。

ひと仕事終え気分爽快でいざスリフトストアへ!だったのに、帰りフリーウェイの渋滞が更に酷くなっていたので遅くまで営業している1軒に滑り込み。で、見つけちゃったのが上の画像の3点。


{the a-team lunch box}

"The A-Team" Lunch Box

品出し中のカートからオットが見つけた「特攻野朗Aチーム」のランチボックスは1983年のもの。


{i heart those guys}

この時にも語っているけれどAチームが大好きなので、オットがニヤニヤしながら見せてくれた時テンションが上がって頭の中テーマソングでいっぱいに

付いていなかったサーモス(水筒)は、検索したら私の好きなコング・Mr. Tのものだったのでかなり残念だけれど、お仕事頑張った記念に購入。



{iittala candle holder}
  
Iittala "Maaru" candle holder 

サイドのラインが美しいイッタラのキャンドルホルダーは、Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルッカラ/ウィルカラ)によるデザイン。

以前は名前がわからなかった家にあるこれより大きい直径10.5センチ。



{3 maaru}

せっかくなので、少しづつ集まっている小さい方(直径6センチ)集合写真で。これらはそっくりさんではなく本物なのに、年代によるものなのか、高さやフォルムが微妙に違うのが面白い。



{another iittala candle holder}

最後にこんなコロンとした真っ赤なかわいコちゃんに出会えるなんて、やっぱりご褒美に違いないと確信した今の所名前がわからないキャンドルホルダー。

で、2つのキャンドルホルダーを見ていたら、iマークのラベルの形が違う事に気が付いた

{△}

{□}

イッタラのiマークはTimo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)のデザインなのは知っていたけれど、三角と四角の違いに付いては無知だったので早速調べてみると。

iマークが使われ始めたのは1958年、△ラベルは74年まで、それまで手作業だったのが機械でラベルを貼るようになり□に変化、こちらは91年まで使用されたそう。

(家にあるのはこの2種類のみだけれど、その後iマークの下に"iittala FINLAND"の文字が入ったものが2001年まで、iマークの下に黒い文字で"iittala"とだけ入ったものが現在まで使われていると事。)

ふむふむ、、、という事は、Maaruの微妙な違いは年代によるものなのかもしれないと勝手に推測。なかなか奥が深いですな。





以上、個人的TGIFの巻でした。
雨が降ったり止んだりの先週から一転、肌寒いながらも気持ちの良い秋晴れでスタートした新しい1週間。皆さまにとっても気持ちの良い事が1つでも多い毎日になりますように。have a beautiful week!

11/14/2012

楽しい無駄遣い


いくらちょっとばたばたしていたとは言え、先週末のエステイトセールの事を翌週の水曜日に書くのもどうかと思うけれど。

時間がなくてクローズ間際に滑り込んだ為、係の人に「あと10分」「あと5分」と急き立てられながら、キッチンで見つけた小さなパッケージ。フタを開けた姿に思わず胸きゅん。


通常、キュートなものは素通りする私の目に飛び込んできたカラフルなかわいコちゃん達がいっぱい。



{4・aces}

パッケージだけでも充分かわいいピック、その名も"4・Aces"。今も、LAダウンタウンに現存するSoodhalter Plastics Inc.のもの。



{67 picks}

当時、130本入りが39セントで売られていたピック、残数を念の為に数えてみたら、♡10、♢15、♤24、♧18の合計67本。先週とうって変わって今週はヒマなんですの♪



{♡♢♤♧}

先端に付いたマークがかなりキュートなこのピックとキッチンクロス3枚で1ドルという、相変わらずもってけ泥棒的お勘定のサンドラ姐さんのお陰で迷う事なく購入したけれど、ピックなんて横文字のメニューが著しく少ない我が家の食卓で活躍する機会がそんなにあるとも思えず、、、。い、いや、いいのだ、例えマメに使わないものだとしても、こういうワクワクもたまには必要なのだ。



{film cases}

こちらは、先週スリフトストアの玩具コーナーで見つけた古いフィルムケース。
木の切り端?と共に入っていた袋の中に入っていたのは、家にあるKodakと色違いのケースとPerutz(1800年代からあるドイツの老舗ブランド。1964年、Agfaに売却)にプラスα。

今までスリフトストアでは見かけた事がなかったので、もー、これだからスリフト巡りは止められないんだよね♪と飛び付いたのはいいけれど、これ、何に使おう、、、。家にあるケースも空のままちょこんと棚に置いてあるだけだし。で、でも、いいのだ。色も形も文句なしにかわいいんだもん、眺めて独りニヤニヤする時間があってもいいのだ。



{arabia ruska sugar pot}

これも先週見つけた、アラビア・ルスカのシュガーポット。ハリウッドで大量発見した時に続き、2個目。珈琲にお砂糖を入れない我が家に2個あっても、、、なシュガーポットだけれど、いいのだ。お砂糖ではなく梅干や佃煮等、他に入れるものはいくらでもあるのだ。

 




と、無駄遣い感が満載な3点だけれど、全部合わせても片手以下。それで楽しくなったり嬉しくなったり、よっしゃ明日もお仕事頑張ろうと思えたりするし、人生にとって必要不可欠って事で。そこんとこご理解の程、四露死なので、ビバ楽しい無駄遣い!

11/08/2012

地球儀



オバマ大統領の再選が決まりましたね。

私自身は選挙権がないけれど、当日はオットにくっ付いて家のすぐ近くの(徒歩2分程)投票所へ。ニュースで見たような長い列もなく、人もまばらでひっそり。

ボランティアの方に、4年前同様ステッカーを見せると、スタバ・KFC・クリスピークリームでfreebieが貰えると言われたので、とりあえずスタバへ直行したら、朝から同じような投票者が沢山来店してうんざりしていたと見える店員さんに、かなり迷惑そうな顔で"No free coffee!"と。もう1軒のスタバも同じだったので、ええ、ちゃんとお金を出して珈琲を買いましたけど。

4年前は、スタバではtall coffeeを、クリスピークリームでは赤・青・白3色のスプリンクルがかかったドーナッツを頂いたので、これも不景気の影響なのかと思ってしまったり。

まぁ、そんな事はどうでもいいけれど、オットも含めて、投票した1人1人がアメリカのこれからが少しでも良いものとなるように考えた末での結果がオバマさんだったのだから、残りの4年間、国民の為に更に頑張って頂きたいと思います。




さてと。
私が好きなものの中に、地球儀がありまして。大きいものは場所を取るので中々手が出しにくいのだけれど、小さくてお安かったら、これはもう素通り出来ない訳で。食器と違い、置く→眺めてニヤニヤする以外にこれと言って使い道がないのに、地球儀や地球儀型の何かが何故か大好きで。

そんな地球儀の新入り2点。

{globe bank}

"GLOBE BANK" 地球儀貯金箱。

このタイプのティンの貯金箱は幾つか持っているけれど、土台にこの文字が入っているのは初めて。以前載せたこれとも土台部分の形が微妙に違ったり。 J. Chein & Co.のものでアメリカ製。



{globe sharpener}

地球儀鉛筆削り。

身長7センチ程のおチビさんは、土台が鉛筆削りの優れもの。地図の部分は紙、その他はプラスティックで出来ているチープな作りに胸きゅん。どこにも書いてないけれど、たぶん、中国か台湾製。





今日は珍しく早朝から雨。雨と言うと思い浮かぶ曲は幾つかあるけれど、今日の〆はこれ。


Have You Seen The Rain? / Creedence Clearwater Revival

発表された1970年当時、歌詞に出てくる「雨」がヴェトナム戦争でアメリカ軍が使用したナパーム弾を意味している、すなわち反戦歌と捉えられて、ラジオで放送禁止になった事もあるとか。
でも、後にソロになった作詞・ヴォーカルのジョン・フォガティ曰く、崩壊状態にあった当時のCCRの状況を唄ったものという事なので、真偽の程はわからないけれど、本人は意図せずとも、誰かによってプロパガンダに利用されてしまう事もあるだろうし。

まぁ、いづれにせよ好きな曲。

11/06/2012

初スージー・クーパーと昔話


先日立ち寄ったスリフトストアで、最近、何だかどんよりな私の気分を明るくしてくれるような黄色い花が目に飛び込んで来た。両手の中にすっぽり収まる小ぶりなカップを手に取ると

{susie cooper x wedgwood}

Wedgwood Susie Cooper Design "Black Eyed Susan"

スージー・クーパーがデザインした、ウェッジウッドのカップ&ソーサーだった。
スージー・クーパーは淡いパステルっぽい色調に優しいモチーフ、私にはガーリー過ぎるデザインが多いと感じていたので、ちょっと意外。スージーファンの方、ごめんなさい。



{black eyed susan}

6.99→4.99→2.99ドルの嬉しいプライスダウンも手伝って、ハンドルがないカップと共に、我が家初のスージー・クーパー2客をお持ち帰り。

カップ&ソーサーがあと4客あったけれど、そんなにあっても実際に使う事はないだろうし、食器棚の中で眠らせておく、飾っておくだけの食器は我が家には必要ないという考えのもとに、買わずに帰宅。え、えらいぞ、私。



{marks}

ちなみにバックスタンプはこんな感じ。このサイトによると、1974年以降のもののよう。

実は、ウェッジウッドの製品はこれが初めてではなく、遠い昔にロンドンの本店で購入したカップ&ソーサーとティーポットが今でも実家の食器棚に飾られている。

ここからちょっと昔話。
通っていた専門学校の研修旅行が、有志のみの参加で当然実費だったので、「成人式の振袖の代わりに」という約束で両親に出してもらい、人生初海外でヨーロッパ3カ国を巡る旅へ。
各都市に2泊という強行スケジュールで、ミラノ・パリを駆け抜け(ミラノ~パリ間は夜行列車)最後が当時の私の憧れの地であったロンドン。

最終日のフリータイムに、洋美ちゃん(母)のお土産を購入しようと立ち寄ったのがウェッジウッド本店だった。殆どの商品にセットの価格が付いていて、とても手が出なくて。店内に漂う高級感に負けそうになりながらも勇気を振り絞って店員さんに「1客でも買えますか?」と聞いた覚えが。

怖そうに見えたその店員さん、実はとっても優しい方で、母へのお土産だと言うと、満面の笑みで店内を案内してくれ、私が選んだカップ&ソーサーとティーポットを丁寧に梱包してくれて。ダンボール箱に紐をかけ、ハンドルまで付けてくれて、絶対に手荷物として機内に入れて、出来れば足元に置く様念を押され、「あなたみたいな娘さんがいてお母さん幸せね。」ってハグしてくれたんだっけ。

帰り道、ホテルまで乗ったタクシーの運転手さんがこれまた素敵なおじいちゃんで、自由時間がなくて市内観光はおろかバッキンガム宮殿も見ていないと言うと、メーターを止めて(!)バッキンガムへ連れて行ってくれたり。長くなるので書かないけれど、ミラノでもパリでも、びっくりするような親切な人がたくさんいて。

今回久しぶりにウェッジウッドを目にして、そんな事を思い出しちゃったのでした。





さてと。
独りで思い出話に浸ってないで、お仕事お仕事、、、。
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