8/26/2012

敗北 / Heath Ceramics Vase & ashtrays



オクラとみつ葉は今のところ順調に成長しているけれど、室内のアイビーに付いた葉ダニとのバトルにとうとう敗北。

葉ダニは水分を嫌うと聞いたので、毎朝シャワーをかけては葉っぱを1枚づつ拭いたりしたのに、すぐにクモの巣のような物を発見、養分を吸われたアイビーはどんどん黄色に。

なので、くやしいけれど、思い切ってまだ大丈夫そうな箇所をちょん切って、残りの部分とお別れする事に。


{asylum for ivy}

Heathのbud vaseと新入りの細長いベースに入れて、キッチンに避難。
ついでに、使っていないソルトシェイカーも一緒に並べて、白いHeath3兄弟。


{heath for domestic furniture co.}

細長いベースの底は、今まで見た事がないマークだったので一応調べてみたら、1件だけヒットしたのが過去のオークションのサイト。

それによると、"Domestic Furniture Company"は Roy McMakinが創設した会社で、このシリーズは彼がコンサルタントをしていたJ. Crewのストアディスプレイ用に製作された非売品なんだとか。

って、そんな事より、元気のない黄色いアイビーがどこまで復活するか心配だ、、、。





{2 ashtrays}

Heathを見かけると、どうしても見過ごせないHeathラバーの我が家に最近やって来た灰皿。
年代的には左が先輩、右が後輩。


{2 shapes}

フォルムも微妙に違う。右のは中も外も同色のマスタード、左は中がグレーがかった水色で外が溶岩っぽい光沢のある黒。Heathの灰皿は、サイズの違う4こがセットのネスティングのものが多く、コンプリートさせるのが密かな愉しみだったりするので、このカラーも仲間が増えてくれるといいんだけど。ところがどっこい、同じサイズを買っちゃったりして、中途半端な灰皿が増えて、中々うまく行かないんだな、これが。





では、お仕事の方もお休みの方も、皆様、楽しい日曜日を!

8/23/2012

black x white




オクラと同じ日に蒔いたみつ葉の種もようやく発芽。

個人的にはそれほど好きでもないこのみつ葉、実はオットの好物だけれど、こちらで買うとそれなりのお値段がするので、彼の口に入るのはお雑煮と共に、の、お正月のみ。そんな不憫なオットの為に栽培したので、この調子でどんどん大きくなって頂きましょう。





さて本題の白黒特集。

{black x white c & S}

Gustavsberg "Stockholm" cup & saucer

モノトーンの風景画に惹かれて手に取ったセット、グスタフスベリの「ストックホルム」というシリーズ。



{stockholm}

シリーズ名の通り、ストックホルムの街並みが手書きで描かれている。



{mark at the bottom}
カップ、ソーサー共にマークは大きくはっきりと。

デザイナー等の詳細はわからないけれど、70年代のものらしい。
国が違っても、カモメが飛んでいる風景に懐かしさを感じるのは、育ったのも今住んでいるのも港町だからかも。





{black x white scarf}

イタリア製のスカーフ。

シンプルな白x黒のチェックだと思ってよぉぉく見たら、、、



{...}

わかりづらく、こんな文字が。



{x rated}

更に、そりゃそうだ、な、"X RATED"と入っていて、手の込んだ遊び心がツボにはまってお買い上げ。

こんなスカーフを買う私も私だけれど、このスカーフを商品化した会社の経営状態が心配。





{a roll of humor}

最後はオマケのトイレットペーパー。

セリフを見ると、たぶん、これ、日頃偉そうに文句ばかり言っているだんなでお尻を拭いてやろうという魂胆なのではないかと。

こんなトイレットペーパーにあんなスカーフ、、、くだらな過ぎてアタクシの品性が疑われますな。
ま、たまにはオトナにも遊び心は必要って事でご勘弁を。

8/22/2012

オクラ / Holmegaard glasses





10日程前に蒔いたオクラの種が昨日、めでたく発芽。

大家さんから好きに使っていいと言われている小さな庭に直に植える事も考えたけれど、常連さんでもあるリス、アライグマ、スカンクに食べられてしまう可能性もあるなので、まずは卵の空き箱で少しだけ育ててプランターに植え替える方法にしてみた。

野菜を育てるのは今回が2度目。トマトの栽培中にしつこい害虫との闘いに破れて以来、もう2度と手を出すまいと決めたはずだったのに。今現在、室内の観葉植物に付いたハダニのせいで、毎朝涙目なのに。

とにもかくにも虫が大嫌い、残念ながら緑の親指を持たない私だけれど、大好きなオクラの収穫を目標に頑張らないと。





近所のスリフトストアで見つけた、5個まとめてテープでぐるぐる巻きにされていたグラス達。これに色が似ていると思って手に取ったら、それもそのはず、同じくHolmegaardのものだった。

{holmegaard glasses}

Holmegaard "Copenhagen" glasses

スモーキーなグレー、安定感のあるフォルム、口当たりの良さ(試し済み)、全てが◎。



{stuckable :)}

きっちり重ねられるところもポイント高し。



{labelled}

全てのグラスにラベルが付いていたのでたぶん未使用品のこれらは、ガラス製品に疎い私がたまにお世話になるお助けサイトによると、1953年にPer Lutkenによってデザインされたものらしい。



{glasses by per lukten}

せっかくなのでLuktenさんの作品を集合させてみた。

人生の大半をガラス製品のデザインに費やしたLuktenさんの作品を、彼が亡くなった後もこうして手に出来るのは幸せな事なのかも。

週末、久しぶりに焼酎を飲んだら軽い頭痛がした私は、暫くはこのグラスで麦茶を楽しませて頂きます。

8/18/2012

Glass Figurine & Candle Holders by Lars Hellsten



日系新聞の占星術コーナーに、「今年後半最大級の厄日」と書かれていた木曜日が何事もなく終わり、無事週末を迎える事が出来ました。

もっとも占いに関しては、良い事だけを信じて悪い事は見なかった事にする性質なので、それ程気にも留めていなかったのだけれど、「最大級の」とまで言われたら、ねぇ、、、。

そんな木曜日、仕事帰りに閉店間際に滑り込んだスリフトストアで見つけたもの。


{bird figurine}

オウム?オオハシ?らしき鳥。

家に帰って底面のプライスのシールを剥がしたら、虫眼鏡プリーズ!な、細くて小さな手書きのエッチングが。



{hellsten skruf}

エッチングがかなり見えにくくて、光を当てる角度を変えたり、眼鏡を掛けたり外したりしつつ、苦手な筆記体と格闘しながら調べて判明したのは、この鳥さん、スウェーデンのSkruf社製で、Lars Hellstenによるデザインだという事。

ちなみに、Skrufは1897年創業のガラスメーカーで、1975年にRoyal Kronaに、78年にはKosta Bodaへと売却されているとか。

デザイナーのHellstenさんは、64~75年にSkrufに在籍した後、Orreforsへ、、、と、ここまで調べた時、ある円盤が頭の中に思い浮かんだ。





{discus candle holders}

Orrefors "Discus" votive / candle holders

もう少し仲間が増えたら載せようと思っていたOrreforsのキャンドルホルダー。ネーミング通り、円盤投げの円盤がモチーフだそう。
このデザインもLars Hellstenによるもので、購入時に調べた彼の名前がうっすらと頭の中に残っていたみたい。



{l:senpai, r:kohai}

左は緑のステッカー付き、右は底面にエッチング。年代で、円盤の高さが微妙に違う。



{lit a candle}

キャンドルを灯すと、光の輪が綺麗にテーブルに映る。夜に画像を撮れば良かったと反省中、、、。

最近まで名前すら知らなかったのに、偶然手元に集まってきたHellstenさんの作品。
デザイナー重視でもなく面倒臭がりやなので、調べるのが億劫だったりする事もあるけれど、思わぬ発見があって面白いのも事実。今度はどんな発見があるのか、楽しみ楽しみ♪





最後は、私に代わって新入りのかわいコちゃんからご挨拶を。


8/15/2012

Arizona



前回の出張の帰りに愛車が故障して(この時)「もしあれが砂漠のど真ん中だったら、、、」と大好きなのにちょっとトラウマになりつつあるアリゾナ。

そんな小さなトラウマを吹き飛ばすかわいコちゃんを発見!


{arizona apron}

アリゾナご当地エプロン。

かなり前に誰かがお土産に買ってカリフォルニアまで連れ帰ったらしい。ご当地エプロン・テーブルクロスはフリマやアンティークモールでも少々お高め、中々手が出せない物の1つなので、スリフトストアで出会えたのはラッキーかも。





そこで、今日はトラウマ払拭アリゾナ特集を開催。


{arizona mugs}

Federalの"Today in Arizona"マグ。

シンプルなフォント、赤x青、茶xマスタードのコンビにひと目惚れして、5年位前の暑い夏の日に、PhoenixのSalvation Armyで購入。覚えてなきゃいけない事はすぐ忘れるけど、こういう事だけは忘れないんだよな。



{channel 12}
 
チャンネル12で放映されていた番組らしく、反対側はシンプルに12だけ。いいね、いいね、こういうの♪





{arizona magazines}

雑誌、"Arizona Highways"。

1925年に創刊、月刊誌となった現在も現役のこの雑誌、40~60年代には大好きな写真家・Ansel Adamsも参加していたのだけれど、残念ながら手元にあるのは70年代の物のみ。

こちらは、アリゾナのスリフトストアと近所のエステイトセールで購入。

ネイティブアメリカンの歴史、工芸品等の特集は勿論の事、息を飲むほど美しい風景写真ばかりでうっとり。



{turquoise!!!}

当時のトレーディングポストで売られていたヴィンテージのターコイズジュエリーを特集したこの1冊は何度見てもため息が。

砂漠・アリゾナ・ネイティブアメリカンがお好きな方にはおススメなので、機会があったら是非手に取ってご覧下さいまし。





ほんの少しのアリゾナ特集でしたが。
愛車も今のところ問題なしなので、近いうちに行けたらいいなぁ→行きますとも!な気分。それまでは頑張って仕事しなくちゃ。

8/13/2012

CadlewickとServing Tray



今日も暑い、カリフォルニアからこんにちは。また新しい1週間が始まりましたね。

通常なら「昨日のフリマでこんな物買っちゃった♪」なポストになるはずだったのに、昨日は40度を越える猛暑で、軽い日射病なのか断続的に続く頭痛もあり、それどころではなかったので手ぶらで帰宅。

一応いつものおもちゃ屋のおじさんのブースに寄ったものの、"awesome! cheap! cute!"を連発しては商品を根こそぎ購入する、歳が半分位の女子に圧倒されて手も足も出ず、その場を後に。

今度こそはと、日焼け止めをこまめに塗り直した足首も更に黒ずんでしまい、足首だけ何ヶ月も洗っていない人のよう、、、泣きっ面に蜂とは正にこの事でございます。

なので、先週、病み上がり後初のスリフトストアで見つけたかわいコちゃんでも。


{cups & saucers}


Candlewick Tea, Coffee Cups & Saucers

マヨボウル に続き、キャンドルウィックの仲間を発見。
ティーカップだけは10コ以上あったけれど、ソーサーは3枚、コーヒーカップは2このみだったので、厳選してこの3客に。


Sherbet Glasses

Candlewick Sherbet Glasses

そしてシャーベットグラスも一緒に購入。
これが本物じゃなかったとしても、可愛いしお安いからいいの、いいのと連れて帰り、一応ネットで調べてみたら、一応本物だったみたい。それで嬉しさ倍増しちゃう、現金な人間ですの。


{coffee break}

せっかくなのでガーリーなコーヒータイムを、と思ったら、シャーベットはおろかアイスクリームも在庫切れなのでチョコレートを入れてみた。
そこで、気が付いちゃった。我が家にはこのガーリーなつぶつぶに合う、ガーリーなカトラリーがない、、、。

なので、代わりにこれに合うかもと、ひっぱり出した古いトレーに上のセットを載せてみたら、相当不釣合い。このトレー、我が家のどんな食器とも似合わず、このままだと日の目を見ない気がするので、ここで無理やりお披露目を。


{vintage serving tray}

去年の終わり頃見つけた古いトレー。
あまり程度が良くなくて悩んでいる私に話しかけて来たご婦人に、昔、これにそっくりなトレーをおばあちゃんが使っていて、とても古い物だから絶対に買うべし!と猛プッシュされたので購入したんだっけ。


{▢▢}

一見木製に見えるフレームは、軽い石膏のような素材で作られていて、上のガラスと裏に貼ってあるフェルトの間に、模様がプリントされた厚手の紙、更に厚手の紙が挟まれている。フェルトが半分以上剥がれていたので中をチェックしたら、厚手の2枚の紙は、古くて錆びた細い3角形の釘でフレームに留められていた。


{wood and iron handle}

可愛らしいくるんとしたハンドルはちょっとがくがくするけれど、新たに穴を開けるのは忍びないのでこのままに。

色々調べてみたけれど、ビクトリアンとかアールデコとか説明がバラバラで詳しい年代もわからなかったので、70歳ぐらいとお見受けするご婦人の、そのまたおばあちゃんの年代という事にしておこう。

このトレーにエレガントな陶器のティーカップで、お茶会ごっこをしてみたいかも。あ、まずはそんなカップを探さないとな。

では皆さま、今週も暑さに負けず、楽しく過ごしましょうね。

8/10/2012

オレンジジュースな物



前回のオレンジ色特集を書いている時にふと、あれ、どこにしまったっけ?と棚をガサコソ。数ヶ月振りに明るい場所へようこそ♪な、かわいコちゃん。


{glass bottle w/dots}

Hazel Atlasの水玉ボトル。

赤・黄・青、3色のドットがぐるりと1周しているこのボトルには、かつてオレンジジュースが入っていた模様。


{tree sweet orange juice}

ティンのふたには"Tree Sweet Orange Juice From Concentrate Sweetner Added"、そしてこのジュースを販売していた会社が、ここカリフォルニアのサンタアナにあった"Treesweet Products"。

この、ちょっとつり目なオレンジ3人娘は、1941年にちゃんと商標登録されているトレードマーク。こんなに可愛いふたとボトルをデザインした会社なのに、残念ながら80年代に売却されている。

もし今こんなボトルのオレンジジュースが売られていたら、例え甘味料が入っていてどんなに甘くても箱買いしちゃうなぁ。


{HA logo}

HAマークはこんな感じの、横に広がったおデブちゃん。相当見にくいですね、、、ごめんなさい。

ヘーゼルアトラスに詳しくないので、年代がわからないけれど、50~60年代ぐらいの物だろうか?





{orange birds}

オレンジジュースと来たら、このコ!なオレンジバードの貯金箱。

1970年代に、Florida Citrus Commission (フロリダオレンジ組合?委員会?)のマスコットとしてディズニーがデザインしたオレンジバード。
その後オレンジ組合が、ディズニーのテーマパークMagic Kingdom内のSunshine Tree Terraceのスポンサーになり、そちらのマスコットとしても大活躍。

大きさが微妙に違うこの2羽は、左が香港製、右が中国製。


{their back}

上目使いの愛くるしい表情だけじゃなく、後姿だってすこぶるキュート。




{orange ashtray}

フロリダ繋がりで、お土産オレンジ灰皿。

かなり雑な作りで、目のペイントもはみ出しているけれど、そんなチープ感も時には◎。





という訳で、オレンジジュース関連?のかわいコちゃん達でした。
オレンジジュースが飲みたくてたまらないので、帰りに買って来ようっと。

では、皆さま、楽しい週末を!

8/08/2012

orange (s)



私は通常、IEを使っているのだけれど、つい最近ダウンロードしたGoogle Chromeでこのブログをチェックしたら、フォントが全く違う事に気が付いた。
IEからだとフォントが変えらず、それは使用しているテンプレートのせいだからだと思っていたので、試しにChromeでフォントをいじった後にIEで再度チェックしたら、何の変化もなく、、、。何でだろう?
どっちのブラウザを使った方がいいのかよくわからないので、今回はGoogle Chromeから。

って、どうでもいいですね、こんな事。さっさとオレンジ特集に参りましょう。


{orange mug}

Anchor Hocking Queen Mary Mug

以前住んでいたロングビーチの名物でもあるクイーン・メリーでお土産として売られていたと思われるマグ。(ちなみにクイーン・メリーはこんな客船。)

初めてLAに旅行できた昔々、目前で入場料をケチり、パーキングで記念撮影をした記憶が。だって、貧乏旅行だったんですもの。

数年前に、ここで行われた展示会で初めて船内に入ったけれど、優雅でそれはそれは素敵だった。





{orange themos/carafe}

一見北欧っぽいデザインの、米国製魔法瓶。

底に"Design: G. Rosendahl Falkenberg Sweden"とあり、調べてみたけれど詳しい記述が見つからず。

更に、「もし破損したらパーツ代と2ドルの手数料で新品同様に直します。」とのステッカーが貼ってあって、そのアドレスが"International Coffee & Tea"。あの"The Coffee Bean & Tea Leaf"を経営する会社だった。当時はコーヒー屋さんで販売されていたのかも。

これと全く同じ形で、ハンドルとフタがチークで出来ている物があり、そちらはどうやらスウェーデン製のよう。





{orange ashtray}

最後はフクロウの灰皿。

いつ買ったのかも覚えていない程前から家にあるフクロウ。何のマークもないのでどこのコだかわからないけれど、ヒビ割れ仕様が大のお気に入り。

ちらっと見える黒い物体は、炭。電磁波遮蔽効果があるらしい炭を入れて、テレビの側がここ数年の定位置。ってテレビ、殆ど観ないけど。





どれも、たぶん70年代頃の物。やっぱりオレンジって、70年代を象徴するカラーの1つだったのかな。
部屋中オレンジだとちょっと暑苦しいけれど、ちらっと目に入ると元気になる。そんなオレンジパワーで暑さに負けず、週末までかっ飛ばす事にしようっと。

8/06/2012

サンセべリアの花 / Phillipe




皆さま、先週は暖かいお見舞いのメッセージをありがとうございました。薬より効き目抜群、お陰様で木曜日に社会復帰を果たしました。
咳はまだしつこく残っていて、ドクターからは2週間から1ヵ月位取れないかも、、、と言われていますが、喘息の発作の様に咳き込んで息が出来なくなる事もなくなったので、後は気長に待ちます。

でも、オットに移しちゃったようで。オットが風邪をひいても私はぴんぴん、私が風邪をひくと必ずオットも、と言うのが我が家の定説なので、想定内の事なんですが。
早めに鎮痛解熱剤とあの不味い咳止めシロップを飲ませたからか、今の所、症状が比較的軽いのでホッとしています。
今週は忙しく、月末には出張も控えているので、早く体調を戻して下され。





さて、私が元気になるのと同時に花を咲かせたサンセベリア。
サンセベリアに花が咲くなんて見た事も聞いた事もなかったので、株の中央から見慣れない白い棒状のものが生えているのを発見した時は、新種のキノコでも生えて来たのかと。

どうやら、サンセベリアに花が咲くのは割と珍しいらしいので、記念撮影。

{flowers of sansevieria}

ほころんで来た白い花。中々枯れないその丈夫さから、花言葉は「永久・不滅」だとか。

このサンセベリアは、以前隣に住んでいた大家さんの引っ越し時に置いけぼりを食らい、死に掛けている所をレスキューして挿し木したもの。もう1鉢あるサンセベリアは我が家に来てから5年以上経つけれど何の変化もなく。

ちゃんと咲くと、可憐で可愛らしい花になるはずなので、毎日チェックせねば。





先週の金曜日、仕事で行ったダウンタウン。ちょうどランチタイムだったので、久しぶりに"Phillipe"へ。

{phillipe the original}

現在のアラメダストリートでの営業は1951年からだけれど、2008年にめでたく創業100周年を迎えた、フレンチディップの老舗レストラン"Phillipe"。http://www.philippes.com/



{...as always}

ランチタイムとあって店内はかなり混んでいて、オーダーカウンターには長蛇の列が出来ていたけれど、この店内の、タイムスリップしたような雰囲気が大好きなので、並ぶのがあまり好きではない私も苦にならず。

まずはカウンターの、可愛いユニフォームを着たおばちゃんお姉さんにオーダーし、料理を載せたトレーを持って席へ移動。


{sawdust on the floor}

おがくずが撒かれているコンクリートフロア。


{beef sandwich & beef stew}

いつもと同じオーダー、ビーフディップサンドイッチ、ビーフシチュウ、コールスローにレモネード。
ほぼ2週間振りに食べたお肉、美味しかった、、、。

yelpを見ると「長い列に並んでまで食べる価値はない」等、辛辣なレビューもあるけれど、私は、こういう歴史のあるレストラン自体に価値があるのだと思う。
オットがよく口する「歴史を食う」、時間が止まったような、当時を感じさせる空間で当時と変わらない料理を楽しむのも魅力の1つなんじゃないかと。

77年からずっと1杯9セント(taxを入れて10セント)だった名物コーヒーが今年から45セントに値上がりしても、これからもずっとあの場所にあって欲しいと思う。世の中に変化は付き物だけれど、ここは変わらずにいて欲しいものの1つ。

ちなみにフレンチディップはLAが発祥で、この"Phillipe"ともう1軒ダウンタウンにある"Cole's"、双方が「うちがオリジナル」だと。
"Cole's"は何度も前を通った事があるのに、パーキング事情が悪く、未だ行けずじまいなので、機会があったら是非。こちらのクラシックな外観、非常にそそられます。





思えば昔から古くてちょっと寂れたレストランや看板、サインが大好きで、旅行で来ていた時も、撮ったのはそんな写真ばかりだったっけ。進歩してないな、、、。
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