6/26/2012

初iPod / ジュリー



実は先月、非常に遅ればせながら、初めてiPodを手に入れまして。と言ってもshuffle(2GB)の安いヤツなんですが。

移動の車内はラジオで充分、家ではレコードかCD、なアナログな我が家は、今まで必要性を感じた事もなく、欲しいと思った事もなく。

でもオットが、タダなら欲しいかも、と無茶な事を言い出して。
去年、アンケートに答えるとポイントが貯まり、そのポイントをアマゾン等のギフトカードや商品と交換できるサイトがある事を知り、地道に貯めたポイントが遂に目標のiPodまで辿り着いたという訳。

アンケートに答えるって案外、と言うかかなり面倒臭くて、ポイントもあまり貯まらず想像以上に長い時間、半年以上もかかってしまい、途中で投げ出そうと思った事も多々アリで。
しかし、妻は頑張ったのです。頑張るポイントが間違っている気もしますがね。

手にしたものの、案の定、選曲はオット、それをiPodに入れるのは私。まぁ、1つしかない小さなiPodを取り合いせずに済むよう、2人とも好きな曲が入っているので文句はないですが。

その中には子供の頃からずーっと好きな曲も多く、特にジュリーは何度も繰り返し聴いていて。
そうしたら、つい先日、オットがスリフトストアでこんな物を発見!




1977年リリースのLP 「思いきり気障な人生」。
「勝手にしやがれ」や「サムライ」等、シングルカットされた曲も入っていて、ナント、ご本人のサイン付き!




かなり見にくいけれど、1978年に明美さんへ贈られたのサイン。

明美さん、アメリカまでこのLPを持って来られたのだから、ファンだったのでしょうね。これからは、明美さんの代わりに私達が大切にします。

だってだって、ジュリーはこんなにカッコいいんですから。



勝手にしやがれ / 沢田研二

、、、反則的な美しさですね、ジュリーは。
1977年、29歳の彼は、今観てもドキドキするぐらい、艶っぽくて色っぽい。

レコード大賞受賞時、彼の涙を見て私もテレビの前で大泣きした事を今でもはっきり覚えているし、初めて結婚したいと真剣に思ったのが彼だったっけ。
父親の帽子を被ってジュリーの様に飛ばしたり、ええ、おバカな子供でしたの。





あ、つい熱くなり過ぎちゃいましたが。
最近、よくご飯の支度中にiPodを聴いていているんだけれど、つい先日、仕事をしていたオットがイヤフォンを外せのゼスチャーをするので外すと、「こっちは仕事してるのに、人生はゲームぅぅぅ、じゃねぇよ!」と怒られて。

その時、聴いていたのが



スローなブギにしてくれ (I want you) / 南佳孝

1981年にリリースされた同名の映画の主題歌。これを熱唱していたらしく、、、。だって好きなんだもん。

普段、どちらかと言うと英語やスペイン語の曲を聴いている事が多いけれど、やっぱり、昭和の日本の歌謡曲は色褪せないと言うか、歌詞もメロディーも、いい物はいいとしか言い様がなくて。

お叱りを受けてから、iPodを聴いている時には声を出さないように努力しているものの、気が付くときっちりフルコーラスで歌っていたりするので、近いうちにオットからiPod禁止令が出ると思われます。

6/24/2012

久しぶりの日曜日



{today's lunch}

久しぶりにどこにも出かけなくていい完全オフの日曜日なので、ゆっくりランチ。

同じく久しぶりのFKのturquoise blueを引っぱり出して、久しぶりのパンケーキ。
前回、家にある小麦粉と卵、豆乳で適当に作ったら、フリスビー並みに硬いパンケーキが出来上がってしまったので、今回はFresh & Easyのチョコチップ入りパンケーキミックスで。
これ、チョコが入っている割には甘過ぎなくて美味しい。
ちゃんとふんわり焼けて上出来!と言いたいところだけれど、実は、見えない様に隠した1番下のパンケーキ、洗い物をしている間に焦げちゃった。

改めて画像を見ると、ターコイズって爽やか!
右のサラダプレートとブレッド&バタープレートは1枚づつしかないので、長年探しているのに全くお目にかかれず。びっくり仰天プライスじゃないと、もう手にする事は不可能なのかも。





まる1日家に引きこもれる事が決定した昨夜、模様替えに着手。それも、テーブルやソファ等の大型家具を部屋の反対側へ移動する大規模な模様替え。
狭いリビングなので移動距離はわずかだけれど、今朝起きたら腰と背中がパンパン、、、。

置く・見て楽しむ他に用途がない物が増えて来たので、ガラクタの埃を拭いては物置から運んで来た煤けた本棚にしまって、を繰り替えていたら、、、、、途中で飽きちゃった。

で、意味もなく、ガラクタコーナーにいる飛行機を撮ってみた。


{airplane pencil sharpener}

PAN AMの飛行機鉛筆削り。日本製。

たぶん、このガラクタコーナーの中で1番高かった気がする。数年前にフリマで見かけた時、セーラーの御婦人にやんわりディスカウントをお願いしたら「パンナムグッズはコレクティブルなの。これでも安いぐらいなんだから!」とキレ気味に一蹴され、そのまま10ドルで購入した記憶が今でもはっきり。


{B747}

上から見てもかっこいい!
日本製以外に詳細不明だけれど、パンナムがボーイング747を導入したのが1970年なのでそれ以降の物。





飛行機繋がりで、オットがこれも載せろと言うので。


{mcdonald's x united airlines}

McDonald's × United Airlines toy airplanes

ユナイテッド航空の"Friendly Skies"のプロモーションで、マクドナルドのハッピーミールを頼むと付いてきたオマケ。中国製。

チョロQみたいにちゃんと走る、ミニカーみたいな飛行機で、1番左の小さな物が1994年に格納庫つきで、それ以外は1991年に販売されたそう。あ、パンナムが運行停止した年だ!
グリマスが乗っている2機は、渡米した年にフリマで日本から遊びに来ていた友達に買ってもらった懐かしい想い出も。





あぁ、夢のシンプルなリビングは夢のまま終わるんだろうな。って、さっさと片付けよっと。

6/23/2012

thursday estate sale



主催者が苦手なタイプで価格設定が高めなので、行こうか行くまいか迷っていた木曜日のエステイトセール。
初日はe-mailリストに載せている人のみ、という事だったし、せっかくなので家での仕事がひと段落付いたお昼過ぎに顔を出してみた。

一般住居ではなく使われていない倉庫でのセール、欲しい物はチラホラあったけれど案の定値段が高くて手が出ない中、連れて帰って来たのがこちら。


{globe bank}

"World Savings & Loan Assn."の地球儀貯金箱。アメリカ製。

古い地球儀好きには素通り出来ない貯金箱、底に付いているはずのフタがなくても、"World Savings..."がプリントではなくステッカーでも全く問題ナシ。

地球儀で有名なOhio Art Co.の物で、年代はよく判らないけれど韓国が南北に分かれていないので、朝鮮戦争以前の物かも。





{vinateg tin can with animals}

古いFolgersのティン缶。60年代後半から70年代前半の物だそう。

ピンクの象やフラミンゴだけではなくて、もうね、とにかくイラストが可愛過ぎるので、ぐるっと一周させてみた。


{lion, toucan, tortoise and...}

ライオン、カメ、ネズミ、オオハシに


{giraffe, tiger, hippo and monkeys}

キリン、トラ、サル、カバの口元には小さな魚まで。


{free wall plaque}

当時、オマケとして壁掛け用のこんな紙まで付いてたらしい。(これをプラスッティックのフタにはめて壁掛けにするとの事。)象さんのオデコに描かれた"HAVE A CUP AND FEED ME"のいたずら書きも可愛らしい。

大人が飲むコーヒーに子供を巻き込む販売促進戦略も大したものだけれど、子供ではないおばちゃんな私も完全ノックアウトだね、こりゃ。







最後は、古い日本製のクマのぬいぐるみ。

右の耳からワイヤーが飛び出ているのが微かに見えるように状態は決して良くないし、何よりぬいぐるみや人形の類はあまり手を出さない分野なんだけれど、これを見つけた時、頭から顔にかけてびっしりピンが刺さっていて、手に取るのも躊躇ってしまう程の悲惨な状態だった。わら人形より怖かった、、、。

ぬいぐるみには殆ど興味のないオットに反対されると思ったのに「アメリカ人ってえげつない事するな、、、。」と可哀想になったらしく、無事に救出成功。





{hello!}

晴れて我が家にやって来た小さなクマ、ピンの跡も痛々しくシミだらけだけれど、ここでゆっくり余生を過ごして頂きましょう。





このセール、その後シティーからクレームが来たようで土・日は中止になったとか。初日に行っておいて良かった、、、。

ではでは皆さま、良い週末を!


6/21/2012

Arabia Karelia and...



今週はグッとくる出会いがない、、、なんて思っていたら、久しぶりにシックなアラビアに遭遇。


{3 bowls & 3 plates}

Arabia "Karelia" cereal bowls & small plates

ラインはモスグリーン×ブラウンの濃淡、日本の焼き物にも近い色使いで和食万歳な我が家にはもってこいのシリーズ。

1964~75年にAnja Jaatinen-Winqvist(アンヤ・ヤーティネン・ウィンキスト)によってデザインされたカレリア、フィンランドのカレリア地方にちなんで名付けられたそう。


{cereal bowls}

{bread & butter plates}

手描きなだけあって、ラインの太さが違う。


{bottom of the bowl}

ボウルのサインはこのサイトによると、1949~64年の物。


{bottom of the plate}

プレートはそれ以降の物。

これからの季節よりも秋から冬にかけての方が似合うシリーズかもしれないけれど、気にしない、気にしない、、、。





{cutleries}

同じスリフトストアで見つけた日本製ステンレスのスプーンとフォーク。

初めての黒いハンドル、コロンとしたデザインが気に入って購入したのだけれど、スプーンには"Futura"、フォークには"Formal"とプレスされていて、年代・メーカー等詳細不明。

これを見ていたら昨日買ったアイスクリームが食べたくてうずうず。





今日は画像が全体的に地味で落ち着いた感じなので、最後はポップな色で。


{almost done...}

箱入りデッドストックのこれを買ったのは半年以上前。今月に入ってようやく重い腰を上げて、やり始めたのはいいけれど、開始早々後悔したシロモノ、人生初のlatch hook。

クラフトとは無縁な私が編み針なんぞ持っているはずもなく、耳かきで代用出来るはずとチャレンジしたら、1分も経たないうちに耳かきが折れ、、、。ばか丸出しですね、ええ。

値段が付いていなかったので、スリフトストアでタダで貰った普通の編み棒で(専用の編み棒が存在すると知ったのはつい最近)地味な単純作業を繰り返す事、約1ヵ月。
オットが言い放った「どうせ途中で放り出すんだから、やめればいいじゃん。」のひと言を胸に、やっとここまで辿り着きました。

完成した際には、全体像をお披露目したいと思います。って大した事ないんだけど。

6/20/2012

小龍包とハワイアン



{@ din tai fung}

昨日は、ひと仕事終わったお疲れさん会をオットと久しぶりのディンタイフォンで。

お料理を1皿ごとに撮るつもりが、一気に出て来てしまったので全体像のみだけれど、約半年振りの小龍包は、やはり美味しゅうございました。

ちなみにこの日にオーダーしたのは、ホットアンドサワースープ(中)、小龍包×2、海老チャーハン、きゅうりのピリ辛前菜、豚肉と高菜の汁無し麺、ブロッコリーの炒め物。勿論、これが適量です、適量!

家から遠いし、お値段もそれなりだけれど、年に2回のご褒美と考えれば、ね?





そう言えば先週、こんな所にも行っていたのを思い出したので。

{bob's okazu-ya}

Bob's Hawaiian Style Okazu-Ya
16814 S. Vermont Ave
Gardena

エステイトセールから仕事に向かう途中、ちょっとだけ早めのランチに立ち寄ったハワイアンレストラン。


{cozy corner}

店内は2つに分かれていて、私達が通されたダイニングは天井が高くて気持ち良いスペース。お昼ちょっと前だったせいか、こちらは貸しきり状態。


{saimin & loco moco}

私のサイミンとオットのロコモコ。私は、これにスパムむすびも。

以前、Lori'sという日系ハワイアンの方が経営する小さなレストランが同じくガーデナにあり、そこのサイミンが好きで良く通っていて、ある時、店主のお父さんから何でからしを使わないのかと聞かれ、逆に「何に使うの?」と聞き返したら、からしをお醤油で溶いて、麺やチャーシューを付けて食べるのがローカルハワイアンスタイルなんだとか。ディッピングソースと言う訳ですね。

それ以来、サイミンを頂く時は必ず(からしが付いて来ないお店もあるけれど)お父さんに教えて貰った通りにしているけれど、ここのからし、かなり量が多く辛かったので後半は半泣き状態で。

レストランというよりは近所の定食屋さんといった気軽で暖かい雰囲気だし、お料理もホッとする味。次はコールドサイミンにチャレンジしようっと。





普段は地味に、レストランと言えばメキシカン、なエリアで暮らしているのであまり気にしなかったけれど、小龍包やハワイアン、勿論日本食も充実しているし、色々な国のお料理が気軽に(これ重要!)楽しめるというのは、LAの魅力の1つかも。

6/17/2012

friday estate sale



金曜日もエステイトセールへ。
古くて小さな家、サンドラ姐さんの仕切りなのでワクワクしながら中へ入ると、どの部屋もたくさんの人で大盛況。

遅い時間だったせいか、残念ながら血圧が上昇するような出会いはなかったけれど、小さなかわいコちゃん達を見つけちゃった。


{friday's find}

Eberhard Faber Pencil Co. の色鉛筆、Kodakのアルミのフィルムケースにマッチブック。
どれも1950~60年代の物。


{vintage matchbooks}

この時代のマッチブックは、表だけではなく裏も中も可愛い。左下のマッチなんて、保険会社の社長さんの顔写真入り!


{vintage colored pencils}

8センチちょっとのミニ色鉛筆、誰にも使われる事なく箱の中で眠っていた模様。black, dark blue, heliotrope, red, dark green, yellowの6色入り。

鉛筆と言えばドイツが有名だけれど、こちらもアメリカに渡ったドイツ人Eberhard Faberが1861年にNYに創立したEberhard Faber Pencil Co.は、1988年にあのFaber-Castellに売却されるまで、長い歴史があるアメリカ最古の鉛筆製造会社との事。(マンハッタンにあった工場が火事にあい、1872年に移設したそのビルが今でもブルックリンに残っているらしい。)

お会計時にサンドラ姐さんが、これらとオットが見つけた古いバンダナを握り締めている私を見てケラケラ笑いながら、「これじゃ全部で1ドルとしか言えないじゃないの!」と言うので、ありがたく1ドルお支払いしてお別れ。





と、週末のエステイトセールは2日とも楽しい時間が過ごせてめでたしめでたしだったので、明日からの新しい1週間も気合いを入れて頑張ります。

6/16/2012

thursday estate sale



木曜日、ちょっと久しぶりのエステイトセールへ。

管理会社が入っていない様子だったので、ワクワクしながら家の中に入ってすぐ私のハートをぎゅーっとわし掴みにした青とオレンジのガラス。


{orange, blue & green}

左のボウルは、青×緑のコンビネーション、足の付いたフォルム、全てがストライクど真ん中。
右もコロンとして可愛いし、割と遅い時間に行ったのに、何故これらが残っていたのか不思議な程。


{a clue}

これがなければ、どこの誰なのか調べる気にすらならなかったであろう、破れたステッカーを手がかりにネットで検索してみた。

ガラス製品には疎いので、とりあえずSW.....ひょっとしてスウェーデン製?のヤマ勘が大当たり!
スウェーデンの"Aseda"の60年代の物で、デザイナーはBo Borgstromだそう。

このAseda Glasbruk社は1947年創業、その後74年に他社と合併してRoyal Kronaになり、そのRoyal kronaも77年にはKosta Bodaに買収されたらしく。

ちなみに、ステッカーの付いていなかったオレンジのボウルも、同じくBoさんのデザインだった。





{glass troll}

これを見て可愛いと感じる人は少ないかも。私も最初は「ロン毛で出ベソ、、、だ、誰?」だったけれど、ここのエステイトセール、スリフトストアより価格設定が低めだったので、つい手が出ちゃって。

でもこれ、ただのロン毛で出ベソではなく、北欧に伝わる妖精トロールだった。(その他の詳細は不明。)

きゃ、可愛い♪ではないけれど、目が合うと思わずニヤッとしてしまう、そんな物が家にあってもいいかな、、、と自分に言い聞かせてみる。







via thatonerule.com

この文章に、だよねーと同意しながら、今日も楽しく過ごす事にしますか。
皆さまも、Have a beautiful weekend!

6/14/2012

箸置き






青好きな私の目に留まった、袋詰めにされた青い物。
手に取ったら、「ザ・昭和」な匂いがプンプンする箸置きだった。

4月にババに会いに行った日本の100円ショップで探したんだけれど、気に入った物がなかった箸置きが、スリフトストアからひょっこり出て来るなんて。
しかもセールで79セント、私が買わずしてどうする!って気になり、迷わずお買い上げ。




{goldfishes & roofed boats} 

金魚と屋形船。
これからの季節にぴったり。

{eggplants & mushrooms}

ナスとしめじの様なキノコ。
両方とも大好きな食材♪


{sumo referee's fan, plectrum and bamboo}

軍配、バチ、竹。

左から2番目、一見何のモチーフなのか検討が付かずに調べてやっとわかった三味線の撥、市松模様が◎。

何コかの裏には「民宝」のスタンプがあり、それが岐阜県多治見の民宝窯を指すのかはわからないままだけれど、全て日本製。

実はナスと竹の1コは袋詰めを買った2日後に、全く別の場所で見つけた物。
竹、軍配、撥はペアにならずに1コづつだったんだけれど、オットがナスともう1コの竹がテープでぐるぐる巻きにされているのを見つけてくれたので、竹はめでたく対に。

こういう出会いが続くと、これらは最初から我が家に来るべき運命だったのだと勝手に思い込む単細胞な私ですのでね、ええ、非常に嬉しゅうございます。
そして、鯵の開き、パックの味付け海苔、納豆等々で、旅館の朝ご飯ごっこをしてみたくてうずうずしております。





前回の私の乱文ですが、、、。
最後まで目を通して下さった皆さま、ありがとうございました。コメントまで頂けるとは思わなかったので、感謝しています。
あの事をブログに書くべきではないかもしれないと一瞬迷ったのですが、自分のぐるぐるした頭の中を1度整理する為と言うか、思いを吐き出す為にこの場を利用してしまった事をお許し下さいね。

実は、あれを書いた日の帰宅途中、自転車に乗った人が車にはねられた直後の交差点を通りかかり、更に家の近所で後続車に追突されて歩道に乗り上げた車を見かけたりと立て続けに事故現場を通ったのです。
私も追突された経験がありますし、車が必要不可欠なここでは日常茶飯事の光景ですが、やっぱりね、心臓がドキドキしました。

「人生、一寸先は闇」なんて言葉がありますが、そんな言葉をはね返す程の光みたいなパワーがあれば、明るい毎日が送れるはずとも思うので、今日も1日笑って楽しく過ごしましょうね。「笑う角には福来る」って言いますから。

ではでは皆さま、Have a lovely day! ですわよん。

6/12/2012

sunday flea market



朝は涼しくても昼前からがつんと気温が上がるローズボウルのフリーマーケット。
先月日焼け止めを塗ったにも関わらず洋服からはみ出ている部分、両腕の肘から先と両足の踝辺りが薄汚れた様な焼け方をしてしまったので、今回は入念に日焼け止めを塗ったのに、、、。
またまた同じ部分が更に黒くなってしまった。指輪・バングルの跡がくっきり、履いていたパンツの丈やスニーカーの形だって一目瞭然な程。この歳で日焼けするなんて自殺行為ですよね。ほんと。

そんな暑かったローズボウルから連れ帰った物。


{metal stool}

オットが購入した男前なメタルスツール。アメリカ製。
座面の裏に"LA Die Cast"と彫られていて、実際工場で使われていた働き者。


{DiE SHOP}

表に彫られている文字も男前。

我が家の安っぽいベージュのカーペットには悲しくなる程似合わないのは百も承知だけれど、このテには弱いので。あぁ、大家さん、フローリングにしてくれないかなぁ。





{2 trucks}

プラスティックのトラック。香港製。

たぶん、牛乳配達のトラックは後ろ半分の牛乳が、Shellのトラックは反対側のステッカーがなくなっているけれど、あまりの可愛さに即決。

ワッペン・缶バッヂ・マドラー・ミニカー・グリーティングカード等がテーブルに無造作に置かれているこのブース、かなり楽しいのでよく立ち寄るんだけど、セラーのおじさんが「君が持っているプラスティックトイはコレクティブルなんだよ。香港製でブルーの箱に入っている物は特に人気があるから覚えておくといい。」と説明をし始めたので、ひょっとしたお高いのかしらと思い恐る恐る値段を聞いたら、1コ1ドルだって♪。感謝感謝です。


{3 trucks}

せっかくなので、いつもの集合写真。先輩のデリバリーバンと。





上のトラックを買ったブースで、半年位前に買った物があるのを思い出したので最後に。


{grobe yo-yo}

ブリキの地球儀ヨーヨー。

あの時もおじさんは「ティントイはコレクティブルで云々、、、」と説明してくれて、これも1ドルだったっけ(笑)。おじさん、単に説明好きな人なだけなようで。在庫にあまり変化がないけれど、商売っ気がない、ローズボウルでは奇特なセラーさんなので、これからも楽しみ。





と、まぁ、こんな感じで、ガラクタ道まっしぐらなフリマでの収穫だった。





ここから下は、忘れないように自分用の記録を書きたいので、ここからはスルーして下さい。

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5年程前に友人のお店で働いていたMという男の子。高校を卒業したらアメリカに留学するのが小さい頃からの夢だったらしく、中学からずっと英語の家庭教師を付けていた程の英語が好きで、留学先も日本人の少ないカレッジだったとか。そのM、かなり男前で、ご飯を食べに行ったらウェイトレス嬢から電話番号を渡されるし、逆ナンもしょっちゅうで。女性からだけでなくゲイにもモテモテだった。知り合いのゲイのコもMがお気に入りだったし。ルックスだけでなく性格もすこぶる良くて、天から二物を与えられた人間だった。

友人がお店を閉めた事がきっかけになって日本への帰国を決め、帰る少し前にスタバでコーヒーを飲んだのを最後に連絡が取れなくなってしまったけれど、いつかふらっとLAに遊びに来たりして、また会えると思っていたのに。

ローズボウルで友人から彼が3月に亡くなった事を聞いた。雇い主であった友人もMとは連絡を取っていなくて、Mのルームメイトだった人と偶然フリマで会ってその話を聞いたそう。飲酒運転による単独事故で即死だったらしい。

実はローズボウルに向かう早朝のフリーウェイで、左からびっくりするようなスピードで前に入って来た車とぶつかりそうになった。数分後、なんとその車が横転してまたぶつかりそうに。避けた勢いで私達はそのまま来てしまったけれど、その後フリーウェイを通った人から、車線減少でかなり渋滞していたと聞いた。

一歩間違えば私達もあの時、巻き添えを食らって死んでいたかもしれないし、この先だって何があるかわからない。でも、自ら命を縮めるような事は避けたいし避けるべきだと思う。例えば、お酒を飲んだら極力運転はしない、とか、基本的な事。
今更何を言っても遅いけれど、「うちの母親すんごい綺麗っすよ」っていつも言ってたシングルマザーのお母さんの事、悲しませてどーすんだよ!

だから、飲んだら乗るな!そして、親より先に死ぬな!なのです。

悲しい気持ちと、ちょっとの腹立たしい気持ちがごちゃごちゃになって、支離滅裂になってしまったけれど、もし最後まで読んでくれた人がいたなら、お願いです。お酒飲んだら運転しちゃダメです。もし飲んだら、ちゃんと酔いが覚めてから運転して下さい。ちょっとした気の緩みが取り返しの付かない事になる可能性だってあるし、後で後悔しても遅い事だってあります。命や家族より大切な物なんてないんだから。
半分は自分に言い聞かせてるような気もしますが、もう少し生きていたい私は、そう思います。

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今日も1日、皆さまが明るく元気に過ごせますように。

6/08/2012

Figgjo & Nymolle



前回、マグは無駄に増えるので我慢モードと書いたけれど、実はちょっと前に、マグを目当てに同じスリフトストアに2日連続で通ったので、よくもそんな事がぬけぬけと言えたもんだと書いた後に自分でも呆れちゃって。でもあれは目標と言うか、志みたいなもんで。自分への戒めですね。

悩んだ末に買うのを止めて、帰宅後にネットで調べてオットに画像を見せたら、明日朝イチで買いに行く!と言うので、翌日家から1時間かけて行ったスリフトストアで購入したマグがこちら。


{figgjo mugs}

Figgjo "Saga" mugs

1960~70年代のフィッギオのマグ。フィッギオは1941年創業のノルウェーの陶磁器メーカー(80年代以降は業務用の食器を製造している)で、Sagaとはノルウェーに古くから伝わる「英雄物語」の事だそう。

ティアラを載せたプリンス?らしからぬ、ゆるくてトボけたイラストのデザインはあのロッテちゃんと同じTuri Gramstad Oliver(チュリ・グラムスタッド・オリヴァー)。彼女のデザインはこっちまでほのぼのとした気持ちになる。

そう言えば、我が家にもう1つあるフィッギオも所謂"Turi-design"。





{figgjo sauce pan}

Figgjo "Tor Viking" sauce pan

北欧らしいモチーフとカラーのソースパン。直火・オーブンもOKらしいけれど、怖くて未経験。





そして我慢モードなんて忘れた振りをして、、、確か上のマグを見つけた翌日に出会ったのがこちら。


{nymolle mug}

Nymolle mug, elephant

ニモールの象さんマグ。片足でドラム、もう片足で玉乗りをするサーカス?の象が青味がかったグレーの上にネイビーのラインで描かれていて、色・イラスト共にかなり好み。

ネットで検索したものの画像が1つしか見つからず、デザイナーや年代等、詳細は不明だけれど、このマグのデザイナー、Bjorn Winblad作ではなさそう。
うちのドラムを叩く大きな人も、これがお気に召したようで自分専用にしたいらしい。





{nymolle plate}

Nymolle "HØYRUP" small plate

同じくニモールの、60年代に製作された、Paul Hoyrup Jorgensenデザインの小皿。
デンマーク(だと勝手に決め付けた)の港町の風景が薄いグリーンの上に濃いグリーンで描かれている。

つい最近知ったんだけれど、これ、デミタスカップとのセットだった可能性が大。
絵柄が隠れてしまうと魅力が半減なお醤油や薬味用を経て、今はレンジの上でおたま置きとして活躍中。

ちなみにニモールは1936年にデンマークで創業され、90年代に閉鎖された老舗陶磁器メーカー。





男っぽいシンプルなデザインが好みだったオット、最近許容範囲が広がったのか、ゆるキャラもOKになったようで、スリフトストアの店内でお小言を言われずに済むのが嬉しい。これからもその調子で、楽しんで下され。

では皆さま、楽しい週末を!

6/07/2012

my first lisa larson (or maybe not), orrefors and year mug



{petals, fallen}

大家さんがお願いしているガーデナーさんが2週間に1度お手入れをしてくれる以外に、何にもしていない庭のバラ。
カットしてテーブルに置いておいたら、朝、こうなっていた。散った姿も綺麗なので、もう少しこのまま放っておこうっと。




昨日寄ったスリフトストアでとぼけた表情に惹かれて連れて帰ったガラスのカバ。

{glass hippo}

この愛嬌のあるカバさんに興味を持ったオットが自らネットで調査した結果、これ、何とあのLisa Larsonのデザインだった。

リサ・ラーソンと言えば動物シリーズや"Ungar"等の陶器が有名だけれど、Gustavsbergを辞めた後、ガラス製品も手がけていたんだとか。

このカバさんは70年代にスウェーデンのガラス工房Royal Krona社(後にKosta Bodaに買収される)で製造された物。他に、ウサギ、サル、ゾウ等々可愛い動物がたくさん。

数年前、あるスリフトストアの鍵がかかっているガラスケースに入った陶器のヨハンナちゃんを見かけ、200ドルなんていうびっくりプライスが付いていたので泣く泣く諦めた経験があるので、知らずに連れて来たとは言え、このカバさんが記念すべき我が家の初リサ・ラーソン作品。

*追記*
以前Lisa Larsonデザインと書きましたが、ある調べ物をしている最中に同じカバを見つけ、サイトによっては、Bertil Vallien又はEric Hoglundによるデザインと記載されていました。

なので、今日は割と最近出会ったお初シリーズに決定。





{orrefors candle holder}

Orrefors "Nimbus" votive / candle holder

初めてのOrreforsのキャンドルホルダー。Tamaさんretrojunkieさんの所で拝見するたびに、素敵素敵!って思っていたキャンドルホルダーの仲間をようやく発見。

artichokeと呼ぶ人も多い"Nimbus"、光雲、雨雲、後光という意味らしい。そんな単語知らなかったです。
上のカバさんと同じ出身国で、デザインはBerit Johansson。表面がザラザラしているこのタイプでもキャンドルを灯すとガラスの反射が綺麗なので、クリアなガラスはもっと美しいはず。求む、仲間達。





{19}

Royal Copenhagen year mug 1978

本で見かけて以来、いつかは、、、と密かに夢見ていたロイヤル・コペンハーゲンのイヤーマグにとうとう遭遇。1967年からスタートし、その年毎にデザイナーが変わるマグ、この1978年はBo Christiansenデザイン。86年までは絵付けも手書きだったそう。


{78}

くるっと廻すとこんな感じ。86年までのシリーズ中で1番数字が大きい。
暗い部分の色の説明がうまく出来なくてもどかしいけれど、たぶん黒、でも光の当たり方、釉薬の塗りムラによっては黒にも濃紺にも見える。0.1以下の視力のせいかもしれないので自信がないっす。

デンマーク王室御用達ロイヤル・コペンハーゲンは、個人的にエレガント過ぎると感じるデザインも多く、大ファンではないけれど、このシリーズだけ例外。
気を許すとマグは無駄に増えるので、我慢モードの昨今でも、ええ、何個あってもいいです。このコなら。





と、昨日ここまで書いてアップしたつもりが、どうやら保存ボタンをクリックしていたようで。
気が付けばもう6月だっていうのに、ボケている自分が心配な今日この頃。でも最近ツイてるね、ノッてるね♪な出会いがちょこちょこあったので、もうちょっとマメにアップ出来るよう頑張るべし。
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